JCBとアメックスどっちがいい?それぞれの特徴と違いを徹底比較!


監修:
お役立ちコラム編集部

クレジットカードを選ぶ際、多くの人が悩むのが「JCBとアメックス、どっちがいいのか?」という点ではないでしょうか。JCBとアメックスどちらも国内外で広く利用されており、それぞれに異なる特長があります。

お役立ちコラム編集部
しかし、いざ自分に合ったカードを選ぶとなると、JCBとアメックスの違いをしっかり理解しておくことが大切です。
JCBは日本で唯一の国際ブランドとして、多くの日本人に親しまれてきたカードです。国内での使いやすさや日本人向けのきめ細かなサービスが魅力とされています。一方、アメックス(アメリカン・エキスプレス)は、外資系ならではのステータス性や海外での強い信頼、手厚い付帯サービスで知られています。
本記事では、JCBとアメックスの違いをさまざまな角度から比較し、自分に合ったカード選びをサポートします。JCBとアメックスの基本概要や付帯特典の違いに加え、JCBとアメックスはそれぞれどんな人に向いているのか、JCBとアメックスの違いについてのよくある疑問まで幅広く解説していきます。JCBとアメックスのおすすめのカードも併せて紹介しますので、JCBとアメックスのどちらを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
JCBとアメックスの違い|基本概要

クレジットカードを選ぶ際、JCBとアメックスのどちらにするかで迷う人は少なくありません。どちらも国際ブランドとして確立された信頼性の高いカードですが、実はその基本的な仕組みやサービス内容には多くの違いがあります。

お役立ちコラム編集部
クレジットカードはライフスタイルや使い方によって相性が大きく変わるため、自分に合った国際ブランドを見極めることが大切です。
ここでは、JCBとアメックスの違いをわかりやすく紹介するため、JCBとアメックスそれぞれのプロパーカード(ブランド直発行カード)を基準にして、特徴や年会費、ステータス性、加盟店数、審査難易度といったJCBとアメックスの基本情報を比較していきます。
JCBとアメックスの違い|特徴
JCBとアメックスは、世界に7つ存在する国際ブランドのうちの2つです。具体的にJCBとアメックス以外にも以下の国際ブランドが存在します。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- アメックス(アメリカン・エキスプレス)
JCBとアメックスの違いにまつわるおすすめ記事

JCBとアメックスの違いに関連する記事:アメックスとJCB、あなたに合うのはどちら?違いやおすすめの人を解説
- Diners Club
- 銀聯(UnionPay)
- Discover
この中でJCBは日本で唯一の国際ブランドであり、日本国内での信頼性と利便性が非常に高いのが特徴です。一方、アメックスはアメリカ発祥の国際ブランドで、世界中でステータスカードとして広く認知されています。
JCBは、日常生活や国内旅行での利便性を重視するユーザーに向いており、日本国内での優待やキャンペーンが充実しています。また、Suicaチャージや公共料金の支払いなど、日常のあらゆるシーンで利用しやすい点も魅力です。

お役立ちコラム編集部
一方のアメックスは、旅行関連の補償やサービスが豊富で、空港ラウンジの利用やホテルの優待など、ワンランク上の特典が特徴です。
海外出張や旅行が多い人にとっては、アメックスのメリットは非常に大きいでしょう。
JCBとアメックスの違い|年会費
JCBとアメックスのプロパーカードの年会費を比較すると、そのの差は顕著です。以下にJCBとアメックスの主なカードの年会費をランク別にまとめました。
ランク | カード名 | 年会費(税込) |
---|---|---|
一般 | JCB一般カード | 1,375円〜(条件付き無料) |
一般 | アメリカン・エキスプレス・カード | 13,200円 |
ゴールド | JCBゴールドカード | 11,000円 |
ゴールド | アメックス・ゴールドカード | 39,600円 |
プラチナ | JCBプラチナカード | 27,500円 |
プラチナ | アメックス・プラチナカード | 165,000円 |
このように、JCBとアメックスを比べると、全体的にアメックスの年会費が高めに設定されていることが分かります。特にプラチナカードにおいては、アメックスがJCBの6倍以上という大きな差があります。JCBとアメックスで迷った際、年会費を抑えたい方のケースであれば、JCBの方が手頃で継続しやすい選択肢と言えるでしょう。
JCBとアメックスの違い|ステータス
ステータス性の高さを重視する方にとっては、JCBとアメックスの比較は非常に重要です。JCBとアメックスのステータスを比較すると一般的にアメックスのカードの方がステータスが高いとされています。

お役立ちコラム編集部
たとえば、アメックスの一般カードにあたる「アメリカン・エキスプレス・カード」は、年会費が13,200円とJCBのゴールドカード並みの価格設定です。
このことからも、アメックスでは一般カードでもワンランク上のサービスが受けられることが分かります。
また、アメックスは「センチュリオンカード(通称ブラックカード)」という超富裕層向けの招待制カードも存在しており、世界的にもステータスの象徴とされています。
一方のJCBも、「JCB ザ・クラス」という最高ランクの招待制カードを発行しており、日本国内では高い評価を受けています。ただし、グローバルな視点で見ると、ステータス性という点ではアメックスに一歩譲る部分もあります。
JCBとアメックスの違い|加盟店数
加盟店数も、JCBとアメックスの大きな違いの一つです。
ブランド | 加盟店数(全世界) | 備考 |
---|---|---|
JCB | 約3,700万店(2021年時点) | 国内シェアはVisaに次ぐ第2位 |
アメックス | 約4,400万店(2020年時点) | 世界中に加盟店を持つが、日本国内は少なめ |
JCBは日本国内に強いネットワークを持ち、コンビニやスーパー、公共交通機関などで広く利用できます。一方、アメックスは海外に強く、特にアメリカや欧州諸国での利用に向いています。

お役立ちコラム編集部
ただし、最近ではJCBとアメックスが提携し、互いの加盟店で相互に利用できる「開放契約」を進めているため、JCBの加盟店でアメックスが使えるケース、またはその逆も増えてきています。
JCBとアメックス開放契約のおすすめ記事:JCBとアメックスの相互開放で広がるカード利用のメリットと注意点
JCBとアメックスの違い|審査難易度
JCBとアメックスは審査難易度にも違いがあります。JCBは日本国内の企業であり、日本の信用情報機関と密接に連携しているため、クレジットヒストリー(クレヒス)や過去のカード利用履歴が審査に大きく影響します。一定の収入や安定した職業があれば、比較的通りやすいカードと言われています。
一方、アメックスは外資系であり、日本国内のクレヒスよりも職業や年収などの属性情報を重視する傾向があります。そのため、他のカードで審査に落ちた人が、アメックスであっさり通過したという例も少なくありません。

お役立ちコラム編集部
独自の審査基準を持つアメックスは、ある意味で“別枠”のカードと考えておくと良いでしょう。
以上、JCBとアメックスの基本概要の比較解説でした。JCBとアメックスは、同じ国際ブランドとはいえ、その特徴やサービス内容には多くの違いがあります。JCBは日本国内での使いやすさや優待サービスに強く、年会費も比較的リーズナブルであるため、日常使いや国内旅行が中心の人におすすめです。
一方、アメックスは高いステータス性と充実した海外向けサービスが魅力であり、特に海外旅行や出張の多い人にとっては頼れる1枚になります。ただし、年会費は高めであるため、その価値をどれだけ享受できるかが選定のポイントとなるでしょう。
それぞれのライフスタイルやニーズに合わせて、JCBとアメックスの特性をしっかり理解し、自分に最適なカードを選ぶことが大切です。次の章では、JCBとアメックスに付帯する特典の違いについて、さらに詳しく見ていきましょう。
JCBとアメックスの違いに関連する記事:アメックス(AMEX)とJCBを徹底比較!おすすめクレジットカードも紹介
次の章では、JCBとアメックスの特典の違いについて詳しく解説していきたいと思います。
JCBとアメックスの違い|付帯特典・保険

クレジットカードを選ぶ際、特典や優待サービスの充実度は非常に重要なポイントです。なかでも、JCBとアメックスはともに知名度が高く、JCBとアメックスそれぞれに異なる特典が用意されています。

お役立ちコラム編集部
しかし、JCBとアメックスそれぞれのカードがどのようなシーンで強みを発揮するのか、具体的な違いについては意外と知られていません。
この章では、JCBとアメックスの付帯特典の違いについて詳しく見ていきます。国内利用に強いとされるJCBと、海外旅行向けのサービスが充実しているアメックスのそれぞれの特典内容を比較しながら、自分のライフスタイルに合ったカード選びのヒントをお届けします。
JCBとアメックスの主な付帯特典
JCBとアメックスの付帯特典の違いを比較するため、年会費が同等の「アメックスグリーンカード」と「JCBゴールドカード」で見ていきましょう。JCBとアメックスそれぞれの付帯特典を簡単にまとめると、以下のようになります。
JCBゴールドカードの主な特典
- 国内飲食店でのグルメ優待(飲食代金が20%オフ)
- ゴルフ場での優待プレー料金

お役立ちコラム編集部
JCBゴールドカードは、国内旅行傷害保険・海外旅行傷害保険ともに充実しているところも見逃せない魅力ポイントです。
- 空港ラウンジサービス(同伴者は有料)
- ショッピングガード保険(年間最高500万円補償)
アメックスグリーンカードの主な特典
- プライオリティ・パスによる空港ラウンジ利用(同伴者1名まで無料)
- 手荷物無料宅配サービス(自宅と空港間のスーツケース1個)
JCBとアメックスの違いに関連する記事:アメックスとJCBの違いを徹底比較!どっちがおすすめの国際ブランドか解説
- 「アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン」(会員専用の旅行予約サービス)
- 海外レンタル携帯電話の割引
- グローバル・ホットライン(日本語サポート)
JCBとアメックスの特典の違いを比較すると、日常生活向けの特典が充実しているJCBに対し、アメックスは旅行に特化した特典が目立ちます。
JCBとアメックスの違い|国内旅行保険
JCBとアメックスの国内旅行保険については、補償額そのものに大きな差はありません。
JCBとアメックスの違いを比較!JCBとアメックスの国内旅行保険ここがポイント!

JCBとアメックスどちらのカードも旅行代金をカードで支払うことが条件の「利用付帯」となっており、万が一の事故に備えた保険が用意されています。
アメックスの国内旅行保険では、傷害死亡・後遺障害に対して最高5,000万円の補償があり、家族カード会員の家族にも1,000万円の補償が付帯します。一方、JCBゴールドカードも同様に、死亡・後遺障害に対して最高5,000万円の補償が設けられています。
補償の対象となるのは、旅行中の事故に起因するケガや死亡といった事象で、交通費や宿泊費をカード決済していれば補償対象となります。JCBとアメックスどちらを選んでも、一定の安心感を得られる設計になっています。
JCBとアメックスの違い|海外旅行保険
海外旅行保険においては、JCBとアメックスの間に補償額の明確な違いが見られます。特に注目すべきは、JCBの海外旅行保険が非常に手厚い点です。
JCBゴールドカードでは、海外旅行時の死亡・後遺障害に対して最高1億円の補償が用意されています。この補償は、日本出国前に公共交通機関や旅行代理店の企画旅行の料金をカードで支払った場合に適用されます。

お役立ちコラム編集部
アメックスの海外旅行保険は、傷害死亡・後遺障害で最高5,000万円、家族に対しては1,000万円の補償です。
こちらも旅行代金のカード決済が適用条件であり、利用付帯となっています。
JCBとアメックスの海外旅行保険を比較すると、JCBのほうが補償額において優れていると言えるでしょう。
参照:JCBゴールドの付帯保険
参照:アメックスの旅行傷害保険
JCBとアメックスの違い|空港ラウンジ
空港ラウンジの利用については、JCBとアメックスの両カードともに、国内主要空港のラウンジを無料で利用できます。ただし、JCBとアメックスの違いは同伴者の扱いにあります。
アメックスは、カード会員本人だけでなく、同伴者1名も無料で利用可能です。一方、JCBの場合、本人は無料ですが、同伴者は有料での利用となり、ラウンジによって異なる料金が発生します。
JCBとアメックスの違いにまつわるおすすめ記事

JCBとアメックスの違いに関連する記事:アメックスとJCBは使えない?どっちが良い?それぞれのメリットやおすすめカードも比較!
また、JCBには「ラウンジ・キー」というサービスがあり、世界中1,100か所以上の空港ラウンジを1回あたり32ドルで利用可能です。アメックスにも「プライオリティ・パス」があり、同様に世界1,200か所以上のラウンジが32ドルで利用でき、通常は有料のメンバーシップ登録が無料で提供されます。
空港ラウンジを重視する方にとっては、JCBとアメックスのどちらも魅力的ですが、同伴者の無料利用という点ではアメックスが一歩リードしています。
JCBとアメックスの違い|その他特典
JCBとアメックスには、上記以外にもさまざまな特典が用意されています。
JCBでは、ショッピングガード保険が特に充実しており、購入した商品の破損や盗難に対して国内外で年間500万円まで補償されます。また、カード利用状況をリアルタイムで通知する機能や、設定金額を超えた利用があった場合のアラート機能も便利です。

お役立ちコラム編集部
さらに、一定額以上の年間利用で「JCBスターメンバーズ」というサービスが適用され、ポイント還元率が最大60%アップするなど、日常の買い物でお得さを実感できる特典も充実しています。
一方、アメックスは海外旅行時に特化したサービスが目立ちます。旅行予約に便利な「アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン」や、電話で旅行手配が可能な「HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」など、旅行関連サービスが豊富です。また、緊急時に日本語で対応してくれる「グローバル・ホットライン」や、海外用レンタル携帯の割引といった特典も魅力的です。
以上、JCBとアメックスの特典の違いについての比較解説でした。JCBとアメックスの付帯特典には、明確な方向性の違いがあります。JCBは日常利用や国内旅行に強みを持ち、ポイント優遇や買い物補償といった身近なサービスが充実しています。一方、アメックスは海外旅行向けのサービスが充実しており、旅行保険や空港ラウンジ、手荷物宅配など、旅行好きの方には魅力的な特典がそろっています。

お役立ちコラム編集部
JCBとアメックス、どちらが優れているかは一概に言えませんが、自分のライフスタイルに合った特典が多い方を選ぶことが、カード選びの満足度を高めるコツです。
JCBとアメックス両方の特典の内容をよく比較して、賢い選択をしましょう。次章では、JCBとアメックスのおすすめの人の違いについて詳しく解説していきたいと思います。
JCBとアメックスの違い|おすすめの人

JCBとアメックスの違いについて、付帯特典やサービス内容を比較してきたものの、「結局、JCBとアメックスどちらを選べばいいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくないでしょう。クレジットカード選びは、単純な機能性だけでなく、自分のライフスタイルや利用シーンに合っているかどうかがとても大切です。
JCBとアメックスの違いにまつわるおすすめ記事

JCBとアメックスの違いに関連する記事:JCBとアメックス、選ぶならどっち?MasterやVisa・Dinersとも比較
この章では、JCBとアメックスそれぞれのカードがどんな人に向いているのかを具体的に紹介します。日常使いを重視する方、海外旅行の頻度が高い方、それぞれに最適な選択肢があるはずです。自分に合ったカードを選ぶ参考にしてください。
JCBとアメックスの違い|JCBがおすすめの人
- 日常生活での利用を重視する人
- ポイント還元率を重視する人
- コストを重視する人
JCBとアメックスを比較した際に、JCBがおすすめの人は、日常生活での利用を重視する方や、年会費を抑えつつポイント還元率を意識する方です。JCBは日本国内での利便性に非常に優れており、細やかなサポート体制や多様なキャンペーンにより、日々の支払いでの使いやすさが魅力です。
特にJCBのプロパーカードは、日本国内ではしっかりとしたステータスがあるにもかかわらず、アメックスに比べて年会費がリーズナブルな点も評価されています。また、ポイント還元率に関しても、JCBは独自のプログラムやボーナス制度があり、上手に使えば効率よくポイントを貯めることが可能です。

お役立ちコラム編集部
JCBは「国内向けのカード」という印象を持たれることが多いですが、実際には海外旅行保険の補償内容も手厚く、加盟店ネットワークも全世界に広がっています。
2,000万以上の加盟店で利用できるため、特定の国や地域であれば十分に使い勝手の良いカードとして活躍します。
つまり、JCBとアメックスを検討するポイントとして、普段の買い物でお得にポイントを貯めたい方、国内での利用が多い方、海外でも一定の利便性を求めたい方には、JCBのクレジットカードがぴったりです。JCBとアメックスを比べ、コストパフォーマンスと信頼性のバランスを求める人にとっては、JCBが非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
JCBとアメックスの違いに関連する記事:JCBプラチナとアメックス・ゴールドプリファードの比較【メインカード選び】
JCBとアメックスの違い|アメックスがおすすめの人
- ステータスを重視する人
- 海外旅行や出張の頻度が高い人
一方で、JCBとアメックスを比べた際に、アメックスのほうが向いているのは、ステータス性や特別なサービスを重視する人です。アメックスは国際的に高い評価を受けており、カードを持つことで得られるブランド力や満足感が大きな特徴となっています。

お役立ちコラム編集部
特に海外旅行や出張の機会が多い人がJCBとアメックスを比較する場合、アメックスの特典は非常に大きな魅力となるでしょう。
空港ラウンジの無料利用や手荷物宅配サービス、海外旅行保険の充実度など、移動を伴うシーンでのサポート体制が非常に整っています。さらに、旅行予約やコンシェルジュサービスも活用できるため、手間なくラグジュアリーな体験を楽しむことが可能です。
JCBとアメックスには審査基準にも違いがあり、アメックスは独自の審査ロジックを採用しています。そのため、過去に他社カードの審査に通らなかった方でも、アメックスであれば審査を通過できる可能性があります。この点も、JCBとアメックスの違いとして知っておきたいポイントです。
また、アメックスはグローバルでのサポートに強く、特に海外滞在が長期にわたる方には安心感をもたらします。日本語対応のホットラインなどもあり、海外でトラブルが発生した際にも心強い存在となります。

お役立ちコラム編集部
このように、ラグジュアリーなサービスを重視したい方、海外への渡航が多い方、ブランド力のあるカードを持ちたいと考えている方には、JCBとアメックスどちらかというとアメックスが適しています。
以上、JCBとアメックスのおすすめの人の違いを解説しました。JCBとアメックスには、それぞれ異なる魅力と特徴があります。JCBは日常生活での利用を充実させたい方や、コストを抑えながら効率的にポイントを貯めたい方におすすめです。国内での使いやすさや、年会費とサービス内容のバランスの良さが、JCBの大きなメリットとなっています。
一方、アメックスはステータス性を重視する方や、海外旅行や出張の機会が多い方に最適です。JCBとアメックスを比較すると、アメックスは旅行に特化したサービスや、国際的なサポート体制が整っており、特別な体験を提供してくれるカードと言えるでしょう。
JCBとアメックスの違いにまつわるおすすめ記事

JCBとアメックスの違いに関連する記事:JAL カードプラチナ JCBとアメックスの違い比較!おすすめはどっち?
JCBとアメックスのどちらが自分に合っているかを見極めるには、自分の生活スタイルや利用シーンをしっかり把握することが大切です。両者の違いを理解し、自分にとって最適な1枚を選んでください。
JCBとアメックスの違い|おすすめのカード

JCBとアメックスのクレジットカードは、それぞれ独自の魅力を持ち、多彩なラインナップがそろっています。しかし、選択肢が多いと、どのカードを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

お役立ちコラム編集部
JCBとアメックスのどちらのブランドにも、初心者におすすめできるものから、ステータス性やサービスが充実した上位カードまで用意されています。
この章では、JCBとアメックスの中でも特に人気が高く、ライフスタイルや目的に応じて選びやすいおすすめのカードを、それぞれ2枚ずつご紹介します。ポイント還元率や付帯サービス、年会費のバランスなどを総合的に見て、自分に合った1枚を選ぶ参考にしてください。
JCBのおすすめカード2選
JCBとアメックスを比較する中で、JCBのクレジットカードは国内での使いやすさとコストパフォーマンスに優れた点が特長です。ここでは、JCBの中でも特に人気の高いおすすめのカードを2枚ご紹介します。
JCB CARD W

出典:JCB カード W
JCB CARD Wは、18歳から39歳までの方限定で申し込めるクレジットカードで、ポイント還元率の高さが大きな魅力です。

お役立ちコラム編集部
通常でも還元率が1.0%と高水準ですが、特定のパートナー店舗ではさらに高いポイントが付与されます。
参照:JCB original seriesパートナー|JCBカード
たとえば、スターバックスではポイント10倍、Amazonでは4倍になるなど、日常使いに非常に強い設計です。
JCB CARD W 基本情報
- 年会費: 永年無料
- ETCカードの年会費: 永年無料
- 貯まるポイント: Oki Dokiポイント
- ポイント還元率: 1.00%~10.50%
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合 - 国際ブランド: JCB
- 旅行保険:
- 海外旅行傷害保険: 最高2,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険: なし
- ショッピング保険:
- 海外: 100万円限度
- 国内: なし

お役立ちコラム編集部
また、セブンイレブンやビックカメラなどの有名店舗も対象になっているため、日々の買い物で効率的にポイントを貯めたい方には最適な1枚です。
- 申し込み条件: 18歳以上39歳以下
なお、女性向けに保険や特典が追加された「JCB CARD W plus L」もあり、女性にとってはより安心して利用できる内容となっています。
JCBゴールド

出典:JCBゴールド
JCBゴールドは、安心感のある優待サービスや、補償が充実したゴールドカードです。国内の主要空港やハワイ・ホノルルの空港ラウンジが無料で利用できるほか、最高1億円まで補償される海外旅行保険も付帯しています。
JCBゴールド 基本情報
- 年会費: 税込11,000円(税込)
※初年度無料(オンラインで入会申し込みの場合) - 家族カード年会費: 税込1,100円(税込)
※1枚目は無料 - 貯まるポイント: Oki Dokiポイント
- ポイント還元率: 0.50%~10.00%

お役立ちコラム編集部
JCBとアメックスの中で、コストとサービスのバランスを取りたい方にぴったりの選択肢です。
- ※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合
- 国際ブランド: JCB
- 旅行傷害保険:
- 海外旅行傷害保険(利用付帯): 最高1億円
- 国内旅行傷害保険(利用付帯): 最高5,000万円
- ショッピング保険:
- 海外: 最高500万円
- 国内: 最高500万円
- 申し込み条件: 20歳以上
継続的に安定した収入がある
さらに、JCB CARD Wと同様に、特約店でのポイント還元率も高く設定されているため、普段の買い物から旅行まで幅広く活用できます。年会費を支払ってでも上質なサービスを受けたいという方におすすめの1枚です。
アメックスのおすすめカード2選
JCBとアメックスを検討する中で、アメックスのカードはそのステータス性と豊富な特典で選ばれることが多いです。特に旅行や出張が多い方には非常に相性の良いカードがそろっています。
ここでは、アメックスの中でも利用者の評価が高い2枚をご紹介します。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード

JCBとアメックスの違いを見たときに、アメックスで最初に検討されることが多いのが、このアメックスグリーンです。ランク的には一般カードに分類されますが、年会費や付帯特典を考えると、一般的なゴールドカードに匹敵する内容を誇ります。
アメリカン・エキスプレス®・グリーン・カード 基本情報
- 年会費: 13,200円(税込)
- ポイント還元率: 1.00%
- 付帯サービス:
- アメックス・トラベル・オンライン
- HISアメックス・トラベルデスク
- 手荷物無料配達サービス
- 空港ラウンジ
- プライオリティ・パス
- 海外用レンタル携帯電話ご優待
- グローバル・ホットライン
- 不正プロダクション
- オンラインサービス
- タッチ決済

お役立ちコラム編集部
特典としては、国内外で利用可能な最高5,000万円の旅行保険が付帯されているほか、「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に無料登録ができ、空港ラウンジを1回32ドルで利用可能です。
- 貯まるポイント: メンバーシップ・リワード
- 主なサービス:
- 空港ラウンジ
- 手荷物無料宅配サービス
- エアポート送迎サービス
- プライオリティ・パス
- ポイントアップ: ボーナスポイントプログラム
- 申し込み条件: 20歳以上
- 国際ブランド: Amex
また、手荷物の無料宅配サービスや国内主要空港でのラウンジサービスも魅力のひとつです。JCBとアメックスのおすすめカードの中でも、初めてクレジットカードを持つ方にとって検討に値する1枚です。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード

出典:アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは、アメックスの中でも上位クラスにあたるカードで、特典や補償内容が非常に充実しています。JCBとアメックスのおすすめの中でも特に、海外旅行や出張の機会が多い方には最適な1枚と言えるでしょう。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード 基本情報
- 年会費: 39,600円(税込)
- 家族カード:
- 1枚目無料
- 2枚目以降13,200円(税込)
- 還元率: 0.50%
- ETCカード: あり
JCBとアメックスの違いに関連する記事:【プロが徹底解説】アメックスをVisaと比較して、あなたに合った一枚を教えます!
- 付帯サービス:
- アメックス・トラベル・オンライン
- HISアメックス・トラベルデスク
- 手荷物無料配達サービス
- 空港ラウンジ
- プライオリティ・パス
- エアポート送迎サービス
- 海外用レンタル携帯電話ご優待
- グローバル・ホットライン
- ゴールド・ダイニング
- 不正プロダクション
- オンラインサービス
- 家族カード年会費が1枚目無料
- 旅行保険:
- 海外旅行傷害保険: 最高1億円
- 国内旅行傷害保険: 最高5,000万円
- 国際ブランド: AmericanExpress
- 申し込み条件: 満20歳以上で、本人に安定した収入のある方
このアメックスカードでは、世界中の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる特典に加え、最高1億円の海外旅行保険が付帯されます。また、スマートフォンの修理費用を最大5万円まで補償してくれる保険や、2名以上で高級レストランを利用すると1名分の料金が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」といった魅力的なサービスもあります。

お役立ちコラム編集部
JCBとアメックスの中でも、より上質なサービスや高い付加価値を求める方には、このアメックスゴールドプリファードが最適です。
以上、JCBとアメックスのおすすめカードの解説でした。JCBとアメックスのおすすめカードの中で選ぶべき1枚は各々の利用目的やライフスタイルによって異なります。JCBのカードは、ポイント還元率を重視し、日常的な使いやすさを求める方に向いています。特に、JCB CARD Wは若年層に人気があり、JCBゴールドは信頼性と安心感を備えたカードです。
一方で、アメックスのカードはステータス性や旅行関連の特典に強みがあります。特にJCBとアメックスの選択肢の中でもアメックスグリーンは初めてのアメックスに最適です。アメックスゴールドプリファードは、ラグジュアリーなサービスを受けたい方にぴったりです。

お役立ちコラム編集部
JCBとアメックスそれぞれの特性を理解し、自分のニーズに合った1枚を選ぶことで、より充実したキャッシュレスライフを実現できるでしょう。
次章では、JCBとアメックスの違いにまつわるよくある質問をQ&A形式で解説していきます。
JCBとアメックスの違い|Q&A

クレジットカードを検討する際、JCBとアメックスのどちらが自分に合っているのか、非常に悩むポイントです。JCBとアメックスどちらも特典やサービスが豊富なハイステータスカードブランドとして知られており、それぞれに魅力があります。この章では、JCBとアメックスの違いに関してよくある質問をQ&A形式でわかりやすく解説していきます。JCBとアメックスのどちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Q1:JCBとアメックスはどちらが日本国内で使いやすいですか?
A1:日本国内での使いやすさを重視するのであれば、JCBの方が対応店舗が多く利便性が高いです。

お役立ちコラム編集部
JCBは日本発の国際ブランドであるため、国内の中小店舗でも使えるケースが多く、日常利用にも適しています。
一方、JCBとアメックスの両方とも大手チェーン店やオンラインショップでは問題なく利用できる場面が増えており、都市部であればアメックスの利便性も高まっています。
Q2:JCBとアメックスはそれぞれどんな人に向いていますか?
A2:JCBは日常的に買い物をする方や日本国内での利用を中心とする方に向いていて、アメックスは海外旅行や出張が多い方に向いています。
JCBとアメックスの違いに関連する記事:ANA JCBワイドゴールドとANAアメックスゴールド比較!どっちが使いやすいか検証
特にJCBはポイント還元率や加盟店での優遇が魅力的です。アメックスは、空港ラウンジサービスや海外旅行保険、手厚いサポート体制は、海外での安心感を求める人に適しています。JCBとアメックスは利用シーンやライフスタイルによって選び分けるのがよいでしょう。
Q3:JCBとアメックスのポイントの貯まりやすさに違いはありますか?
A3:JCBは基本的なポイント還元率が高く、特定の加盟店ではさらにお得になるキャンペーンを頻繁に実施しています。また、アメックス独自のポイントプログラムも魅力的です。
参照:アメックスのポイントプログラム |メンバーシップ・リワード

お役立ちコラム編集部
JCBとアメックスどちらもポイント制度は充実しているため、ポイントを効率的に貯めるにはライフスタイルにフィットした選択が重要です。
JCBとアメックスのうち、ポイントを重視したい方にはJCBカードの中でも「JCB CARD W」などの高還元カードが人気です。アメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」も魅力的で、旅行やホテルでの利用にポイントを活用することでよりお得になります。
JCBとアメックスはどちらも魅力的なクレジットカードブランドですが、提供しているサービスや特典などに違いがあるため、自身のライフスタイルに合わせた選択が使いやすさのカギです。

お役立ちコラム編集部
国内での使い勝手を重視するならJCB、海外旅行やラグジュアリーな特典を重視するならアメックスといったように、目的に応じて最適なカードを選ぶことが重要です。
JCBとアメックスそれぞれの特性を理解したうえで、自分のライフスタイルに合った1枚を見つけてください。
まとめ

JCBとアメックスは、どちらも信頼性が高く、特典やサービスが充実したクレジットカードブランドです。JCBとアメックスどちらが良いかは、一概には言えず、利用者のライフスタイルや目的によって異なります。
たとえば、日本国内での利便性やポイントの貯まりやすさを重視するならJCB、海外旅行や付帯サービスの充実度を求めるならアメックスが適しています。
JCBは国内加盟店が多く、ポイント優待のある店舗も豊富で、日常使いに非常に適したカードです。一方で、アメックスは空港ラウンジサービスや海外旅行保険、グルメ特典など、ワンランク上の体験が得られるなど、JCBとアメックスの強みは、それぞれに異なります。
JCBとアメックスの違いにまつわるおすすめ記事

JCBとアメックスの違いに関連する記事:【タイプ別】クレジットカードのおすすめ国際ブランドをプロが厳選。選び方も解説
JCBとアメックスの違いを理解したうえで、自分にとって必要な機能や使い方に合ったカードを選ぶことが大切です。この記事を参考に、JCBとアメックスそれぞれの魅力を比較し、自分にぴったりの一枚を見つけてみてください。