PayPayカードブランドのおすすめは？ブランドの違いや注意点を解説！

PayPayカードは、キャッシュレス決済の定番となったPayPayと相性が良く、多くのユーザーに利用されています。そんなPayPayカードを選ぶ際に気になるのが「国際ブランド」の違いです。PayPayカードはVisa、Mastercard、JCBの3つの国際ブランドから選べますが、どのブランドを選ぶのが自分にとって最もおすすめなのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

普段の買い物スタイルや利用シーンに応じて、自分に合った国際ブランドを選ぶことが、PayPayカードを最大限に活用するためのポイントになります。

この記事では、PayPayカードのブランドごとの違いや特徴を比較しながら、どのブランドがどんな方におすすめなのかをわかりやすく解説します。また、PayPayカードのブランド選びで失敗しないための注意点や、よくある疑問についてもQ&A形式で取り上げていきます。

これからPayPayカードを申し込もうと考えている方も、すでに持っているけれどブランド変更を検討している方も、ぜひ参考にしてください。

PayPayカードブランドのおすすめはどれ？

PayPayカードを発行する際には、Visa・Mastercard・JCBの3つの国際ブランドからひとつを選ぶ必要があります。PayPayカードは年会費無料でPayPayとの相性も良く、多くの方が日常生活のキャッシュレス決済で活用していますが、意外と迷いやすいのがこの「国際ブランド選び」です。

PayPayカード

出典：クレジットカードなら、PayPayカード

PayPayカードの基本情報

• 年会費：無料
• 国際ブランド：Visa、MasterCard、JCB
• ポイント還元率：200円（税込）ごとに1％のPayPayポイント
• 還元率アップ条件：PayPayステップ達成で最大1.5％
• ETCカード：あり（年会費550円）
• 付帯保険：なし
• デザイン：ナンバーレス

PayPayカードを初めて作る方、2枚目以降のサブカードとして検討している方、それぞれのニーズに合ったブランドのおすすめの選び方について詳しく解説していきます。PayPayカードで最もおすすめのブランドはどれか、自分にとってどのブランドがおすすめとして最適なのか、ぜひ参考にしてください。

PayPayカードブランドのおすすめの選び方

PayPayカードブランドのおすすめの選び方１．
初めてのクレジットカードならVisaがおすすめ

PayPayカードブランドのおすすめの選び方1つ目は、PayPayカードは何枚目のクレジットカードであるかの視点です。

Visaは世界中で最も利用されている国際ブランドのひとつで、特に海外旅行や出張など、海外でカードを使う機会がある人にはおすすめとして最適です。Visaは加盟店数が非常に多く、200を超える国と地域において利用可能な点がおすすめで、大きな安心材料にもなります。

実際に、国別のシェアを見てみると、Visaの利用率は以下の通りです。

PayPayカード国際ブランドのおすすめに関連する記事：PayPayカードはVisa・Mastercard・JCBどれがおすすめ？それぞれの違いや特徴を解説

• アメリカ：約30.0%
• アジア：約39.6%
• ヨーロッパ：約54.0%

このように、主要エリアのほとんどでVisaブランドは強いシェアを持っており、PayPayカードでVisaブランドを選ぶことで、国内外問わず幅広い場面で使えるおすすめの選択肢であることがわかります。

PayPayカードブランドのおすすめの選び方２．
すでにVisaカードを持っているならMastercardやJCBもおすすめ

PayPayカードブランドのおすすめの選び方2つ目は、すでにVisaを持っている方へのおすすめの選び方です。すでに他社のVisaカードを持っている方や、2枚目としてPayPayカードを申し込む場合は、MastercardまたはJCBを選ぶのもおすすめです。

MastercardブランドはVisaブランドに次ぐシェアを持つブランドで、ヨーロッパやアジアでの利用にも強みがあります。JCBに比べると、海外でも使える店舗が多く、1枚目でなくても十分実用性のあるおすすめの国際ブランドです。

PayPayカードブランドのおすすめの選び方３．
国内利用に特化するならJCBもおすすめ

PayPayカードブランドのおすすめの選び方3つ目は、カード利用を国内に特化したおすすめの選び方です。PayPayカードは日本国内での利用が中心で、サブカードとしてPayPayカードを使いたい場合はJCBも最適な選択肢としておすすめに入ります。

JCBの利用率は、海外では以下のように限定的です。

• アメリカ：2.0%以下
• アジア：約2.0%
• ヨーロッパ：約0.81%

このように、海外利用を前提とするならJCBはやや不便なため、おすすめできませんが、国内利用に絞るなら、JCB限定のおすすめ優待やポイントプログラムを活用してお得に使うことができます。

また、JCBはPayPayカード以外でも「JCBカード W」などの高還元カードがおすすめとして存在しており、ポイント還元を重視したい人にもおすすめです。以下に、PayPayカードのJCBブランドと、JCBカードWの一例を比較します。

JCBブランドのPayPayカードはPayPay残高へのチャージも可能で、ポイントを貯めながら使いたい人に便利でおすすめです。

参照：JCB original seriesパートナーで還元率アップ

以上、PayPayカード国際ブランドのおすすめの選び方を解説しました。PayPayカードを申し込む際、どのブランドを選ぶかは意外と重要なポイントです。以下のようなおすすめの選び方が、PayPayカードのブランド選びにおけるおすすめの判断基準になります。

• 初めてのクレジットカードがPayPayカードで海外でも使いたい場合：Visaがおすすめ
• PayPayカード以外ですでにVisaを持っていて、ブランドを分けたい場合：MastercardやJCBがおすすめ
• PayPayカードを国内専用やPayPayとの連携を重視する場合：JCBもおすすめ

PayPayカードでどのブランドを選んでも、PayPayカードの基本的な還元率や年会費、審査基準は変わりません。つまり、あくまで「PayPayカードを使うシーン」や「PayPayカードと他の所有カードとの組み合わせ」でブランドを選ぶのが賢いおすすめの方法です。

特にVisaは加盟店の数が非常に多く、国内でも海外でも使えるシーンが幅広いため、PayPayカードのブランド選びで迷った場合にはまずVisaを選ぶのが無難でおすすめです。一方、2枚目以降で他のブランドをPayPayカードで持ちたい場合は、MastercardやJCBを選ぶことで、より柔軟にPayPayカードを活用できます。

PayPayカードのブランドごとの特性を理解し、後悔のない選択をおすすめします。次章では、PayPayカードのおすすめ国際ブランドそれぞれの違いを詳しく比較解説していきたいと思います。

PayPayカードブランドのおすすめ！違いを比較

PayPayカードを申し込む際に必ず選ぶことになるのが、Visa・Mastercard・JCBといった「PayPayカードの国際ブランド」です。ブランドごとに特徴や強みが異なるため、「PayPayカードでどのブランドを選べば良いのか分からない」と迷う方も多いでしょう。

そのため、自分のライフスタイルや使い方に合わせて、最適なブランドをPayPayカードで選ぶことが重要です。

この章では、PayPayカードで選べるブランドの違いを比較しながら、それぞれのブランドの強みや注意点について解説していきます。PayPayカードで最適なブランド選択ができるよう、おすすめのポイントを詳しく紹介します。

PayPayカードブランドが使えるお店・場所の違い

PayPayカードのブランド選びにおいて、まず注目したいのが「どこで使えるか」という視点です。ブランドによって、国内外での加盟店数や決済シェアに違いがあるため、普段よく使うお店や海外旅行の頻度などを考慮して選ぶことをおすすめします。

Visaブランドの特徴と使える範囲

PayPayカードでVisaブランドを選ぶ最大のメリットは、国内外の利用可能店舗の多さです。

日本国内においても、カード決済のシェアは50.8％と半数以上を占めています。

Visaブランドは世界的に最も普及しているおすすめブランドの一つであり、「クレジットカードが使える＝Visaが使える」と言っても過言ではありません。海外旅行や海外通販をよく利用する方にとって、Visaは非常に心強いおすすめのブランドです。PayPayカードでもVisaブランドを選べば、国内外問わず不便を感じることは少ないでしょう。

Mastercardブランドの特徴と使える範囲

次に紹介するのは、Visaブランドに次ぐシェアを誇るMastercardブランドとしておすすめです。Mastercardも約1.3億の加盟店を世界中に持ち、210以上の国と地域で利用可能です。

Mastercardブランドを選ぶおすすめポイントとして注目すべきなのが、日本国内のコストコです。コストコでは、利用できるクレジットカードブランドがMastercardに限られているため、日常的にコストコを使う人にとっては、PayPayカードでもMastercardブランドを選ぶことをおすすめします。

JCBブランドの特徴と使える範囲

最後にJCBブランドの特徴を紹介します。JCBは日本発祥の国際ブランドで、国内では広く普及しており、1億6000万人以上の会員を抱えています。国内のカード決済シェアも28％と高く、日本国内での利用には十分な実用性があります。

ハワイや台湾、韓国などの観光地では使える場所も多いですが、それ以外の地域では使えないことも珍しくありません。PayPayカードでJCBを選ぶ際は、海外での利用をあまり想定していない人におすすめです。

PayPayカードブランドの付帯特典や優待の違い

PayPayカードのブランド選びでは、特典や優待の内容にも注目することをおすすめします。実は、PayPayカードの国際ブランドによって提供される特典やキャンペーンの種類や内容に違いがあります。次に、それぞれのブランドで期待できる優待について比較します。

Visaブランドに付帯する優待・特典

Visaブランドは、特に旅行関連の優待に強みがあります。

また、Visaは多くの企業やサービスと提携し、定期的にポイント還元キャンペーンやキャッシュバックキャンペーンを開催しています。PayPayカードでもVisaブランドを選べば、こうしたキャンペーンの対象となることが多いため、お得に使いたい方には特におすすめのブランドです。

Mastercardブランドに付帯する優待・特典

Mastercardブランドには「Taste of Premium」という上級サービスがありますが、PayPayカードのような年会費無料カードでは基本的に利用できません。そのため、Mastercardブランドの特典内容は他のブランドと比べると控えめで、目立ったキャンペーンも少ないのが実情です。

参照：Taste of Premium – Mastercardブランド

特典重視ではないものの、PayPayカードを国内のコストコで使いたい人にとっては、Mastercardブランドは十分におすすめできます。

JCBブランドに付帯する優待・特典

JCBブランドは、VisaやMastercardと比較して、特典や優待のバリエーションが豊富でおすすめです。

さらに、JCBはキャッシュバックキャンペーンや、ポイントアップイベントも頻繁に開催しており、PayPayカードでJCBブランドを選んだ場合でも、十分に特典の恩恵を受けられるおすすめのメリットがあります。

PayPayカード国際ブランドのおすすめに関連する記事：PayPayカードのメリット・デメリット！国際ブランドの違いやポイントシステム

ただし、JCBの特典の中には、自社発行のJCBオリジナルシリーズ限定のものも存在するため、PayPayカードで利用可能かどうかは事前に確認しておくことが大切です。

PayPayカードブランドの対応電子マネー・スマホ決済の違い

PayPayカードのブランドを選ぶ際に注目しておきたいポイントのひとつが、対応している電子マネーやスマホ決済の種類です。PayPayカードはVisa・Mastercard・JCBという3種類のブランドから選べますが、ブランドごとに使えるサービスが異なります。

以下に、PayPayカードの各ブランドごとの対応状況をまとめました。

Visaブランドの対応状況

VisaブランドのPayPayカードは、多くの電子マネーやスマホ決済に対応しているものの、「WAON」「nanaco」「au PAY」など一部のサービスでは利用できない点に注意が必要です。

とくにApple Pay経由でのチャージでは、Visaは制限が多く、日常的にこれらのサービスを使っている人にはあまりおすすめできません。

Mastercardブランドの対応状況

MastercardブランドのPayPayカードは、最も多くの電子マネー・スマホ決済に対応しており、なかでも「au PAY」や「WAON」「nanaco」にも利用可能という点がおすすめの魅力です。

JCBブランドの対応状況

JCBブランドのPayPayカードは、「au PAY」が利用できない点を除けば、電子マネーやスマホ決済との相性は良好でおすすめしています。また、「WAON」や「nanaco」へのApple Pay経由のチャージにも対応しており、iPhoneユーザーにはおすすめの選択肢です。

JCBブランドの利便性を最大限に活かせるPayPayカードといえるでしょう。

PayPayカードブランドのタッチ決済普及率の違い

近年、キャッシュレス化の進展により、タッチ決済（コンタクトレス決済）の需要が急速に高まっています。

Visaブランドのタッチ決済

Visaブランドのタッチ決済は、日本国内で最も普及が進んでいるとされており、多くの店舗や公共交通機関で利用できます。ビザ・ワールドワイド・ジャパンによると、2023年時点でタッチ決済対応のVisaカードの発行枚数は1億枚を突破しています。都心部では「Visaブランドだけ使えて他ブランドが使えない」という場面も珍しくありません。

今後ますます利便性が向上する見込みであり、交通機関をよく利用する人にはVisaのPayPayカードが特におすすめです。

Mastercardブランドのタッチ決済

Mastercardブランドもタッチ決済に対応していますが、Visaに比べて普及率はやや控えめです。利用できる店舗は多いものの、公共交通機関への導入に関しては、まだ限定的です。

ただし、今後は2025年の大阪・関西万博などを契機に、Mastercardブランドも公共交通での導入を進めると予想されており、将来的には利便性が増す可能性があります。

JCBブランドのタッチ決済

JCBブランドもタッチ決済に力を入れており、利用可能な店舗や場所は年々増えています。とくに、日本国内の企業であることから、国内サービスとの親和性が高く、一部の鉄道やバスでもJCBタッチ決済による乗車がスタートしています。また、キャンペーンなども積極的に展開されており、JCBブランドのPayPayカードも、交通や買い物でのタッチ決済を重視する人にとってはおすすめの選択肢となります。

PayPayカードは、選ぶブランドによって使い勝手が大きく変わるため、自分のライフスタイルや利用シーンに合ったブランドを選ぶことが大切です。

• 電子マネー・スマホ決済との相性で選ぶなら、Mastercardブランドが最もおすすめです。

• au PAYをよく使う方は、Mastercardブランドがおすすめの一択。VisaとJCBではチャージができません。
• タッチ決済の普及率を重視するならVisaブランドがもっともおすすめです。店舗数・交通機関ともに対応状況が非常に優れています。
• JCBブランドは国内での使いやすさやPayPayとの互換性も高く、日本国内でキャッシュレス生活を完結させたい人にはおすすめの選択肢となります。

おすすめのPayPayカードブランドは一概に「これ」と決められませんが、あなたが日常的に利用している電子マネーや決済サービスを基準に選べば、失敗のない選択ができるでしょう。

PayPayカードブランドのデザインの違い

PayPayカードは、Visa・Mastercard・JCBの3ブランドいずれも、シンプルで統一感のある券面デザインが採用されています。

ただし、PayPayカードブランドによって若干の違いがあるほか、PayPayカード表面に表示されるロゴの位置や印象が微妙に異なるため、見た目の好みで選びたいという人にとっても比較しておきたいおすすめのポイントです。

ブランド共通デザインの特徴

PayPayカードは、すべてのブランドにおいて「ナンバーレスデザイン（券面にカード番号が印字されていない）」を採用しています。これにより、スッキリとした印象を与えるだけでなく、盗み見などのリスクも軽減できるおすすめのメリットがあります。

また、PayPayカードの背景色は3ブランドすべて共通で、マットな黒を基調とした洗練された印象のあるデザインです。中央にはPayPayのロゴが配置され、ビジネスシーンでも浮かない落ち着いた雰囲気がPayPayカードデザインのおすすめの特長です。

ブランドロゴの配置と印象の違い

• Visaブランド
  PayPayカードの右下に「Visa」のロゴが入り、白抜きでやや目立つ印象。シンプルながら国際ブランドらしい安定感があり、グローバルに対応している雰囲気がおすすめのポイントです。
• Mastercardブランド
  同じくPayPayカード右下に「Mastercard」のロゴが入り、赤とオレンジの2色がアクセントに。

• JCBブランド
  PayPayカード右下に「JCB」の青・赤・緑の3色ロゴが表示され、やや目立つ存在感。日本発ブランドならではの親しみやすさを感じさせるデザインで、個性を演出したい人におすすめです。

デザインの印象でブランドを選ぶときのポイント

• 落ち着いたモノトーンの雰囲気を崩したくない人にはVisaブランドがPayPayカードでは無難でおすすめ。
• 少しだけ色味を入れてアクセントが欲しいならMastercardブランドがPayPayカードではおすすめです。
• PayPayカードを出す場面で日本ブランドをアピールしたい、あるいはややポップな印象が好みならJCBブランドがおすすめです。

以上、PayPayカードブランドのおすすめポイントの違いを5つの視点から比較解説しました。PayPayカードブランドを選ぶときは、ブランドごとに異なる使えるお店や場所、付帯特典・優待、電子マネー・スマホ決済の対応状況や、タッチ決済の普及率、デザインまで把握することを強くおすすめします。

■ 使えるお店・場所の比較

• Visaブランド
  PayPayカードのVisaは世界中の加盟店数が多く、国内外どこでも使いやすい。旅行や出張が多い人におすすめ。
• Mastercardブランド
  PayPayカードのVisaと並ぶ国際ブランドで、広い対応範囲がおすすめポイント。Visaが使えない場合のサブとしても優秀でおすすめ。
• JCBブランド
  PayPayカードのJCBブランドは国内利用に強いが、海外では使えない店舗もある。日本国内での利用が中心の人におすすめ。

■ 付帯特典・優待の違い

• Visa／Mastercard／JCB
  PayPayカードの基本特典はどのブランドも共通です。ただし、JCBブランドは日本国内の提携優待がやや豊富な点はおすすめポイント。
• JCBブランド
  PayPayカードのJCBブランドは、国内外のJCB加盟店でのキャンペーンが多く、日本のサービスとの親和性が高い点がおすすめ。

■ 対応電子マネー/スマホ決済の比較

• Visaブランド
  PayPayカードのVisaブランドは、Suica・PASMO・QUICPay・楽天ペイ・PayPayなどに対応していておすすめ。ただしWAONやnaのnanacoへのチャージは非対応のためWAONやnanacoを頻繁に利用する方にはあまりおすすめできません。
• Mastercardブランド
  PayPayカードのMastercardブランドは、Suica・PASMO・WAON・nanaco（Apple Pay経由）・au PAYなど、最も多くのサービスに対応していておすすめ。
• JCBブランド
  PayPayカードのJCBブランドは、Visaと同様にSuicaやPASMOに対応しつつ、WAON・nanacoにも対応（Apple Pay経由）している点がおすすめ。au PAYは非対応のため、この点はおすすめ減点ポイント。

PayPayカードで電子マネー・スマホ決済の利用を重視するならMastercardが最もおすすめです。

■ タッチ決済の普及率の違い

• Visaブランド
  PayPayカードのVisaブランドは、国内で最も普及しているおすすめの選択肢。全国の多くの店舗や公共交通機関でPayPayカードを利用したい人におすすめ。
• Mastercardブランド
  PayPayカードのMastercardブランドは、普及は進んでいるが、公共交通機関への導入がやや遅れ気味な点はおすすめの減点ポイント。
• JCBブランド
  PayPayカードのJCBブランドは、タッチ決済に積極的な点がおすすめ。一部の鉄道やバスで既に導入されており、キャンペーンも開催中。

■ デザインの違い

• Visaブランド
  シンプルで落ち着いた白文字ロゴ。無駄がなくスマートな印象。
• Mastercardブランド
  黒ベースに赤と黄のロゴが映える。差し色としてのアクセントが好印象。
• JCBブランド
  白一色のロゴで控えめ。全体の色調と調和していて品のあるデザイン。

PayPayカードをデザインで選ぶなら、自分のスタイルに合ったロゴを基準にするのがおすすめ。

■ 総合的なおすすめポイントまとめ

• Visaブランド
  国内外の広い利用範囲とタッチ決済の普及率がおすすめの強み。PayPayカードをどこでも使いたい人におすすめ。

PayPayカード国際ブランドのおすすめに関連する記事：PayPayカードの国際ブランドはどれがおすすめか、Visa・MasterCard・JCBのどれがいいのかを解説

• Mastercardブランド
  電子マネーやスマホ決済との相性が抜群な点がおすすめ。PayPayカードでキャッシュレスをフル活用したい人にぴったりでおすすめ。
• JCBブランド
  国内中心の利用なら安定感あり。特にPayPayカードでApple Payとの連携や国内優待を重視するならおすすめの選択肢。

PayPayカードのブランド選びは、日常の決済スタイルに合わせて行うのがポイントです。

次章では、PayPayカードブランドを選ぶ際の注意点について詳しく解説していきたいと思います。

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点

PayPayカードを申し込む際には、Visa・Mastercard・JCBといった国際ブランドを選択することになります。このブランド選択は、一度決めるとあとから変更できないため、慎重に検討することをおすすめします。ここでは、PayPayカードを選ぶ上で知っておきたいブランド選びの注意点について、わかりやすく解説します。

PayPayカードのブランド選びで後悔しないために、以下のポイントを確認することをおすすめします。

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点1．
発行後のブランド変更はできない

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点1つ目は、発行後のブランド変更はできないことです。PayPayカードを申し込む際に選んだブランドは、カード発行後に変更することができません。たとえば、最初にVisaを選んだものの、後からMastercardにすればよかった…と思っても、変更はできない仕様です。

PayPayカード国際ブランドのおすすめに関連する記事：「PayPayカード」が複数枚発行可能に、ブランドや用途別に …

ブランドを変えたい場合は、次の手続きを踏む必要があります。

• 一度PayPayカードを解約する
• 新たに希望するブランドで申し込みを行う
• 再度審査を受ける必要がある
• 新規入会特典の対象外になる可能性がある

参照：PayPayカードの国際ブランド

このように、ブランド変更は手間がかかるうえ、特典面でも不利になります。

なお、申し込み直後で審査がまだ完了していない場合は、PayPayカードに問い合わせることでブランド変更が可能なケースもあるため、急いで確認することをおすすめします。

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点2．
縦向きカードの発行は終了

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点2つ目は、縦向きカードの発行です。PayPayカードでは以前、カードのデザインを横向きか縦向きか選べましたが、現在は縦向きデザインの新規発行が終了しています。

• Visa：すでに縦向きカードの新規発行には対応していない
• Mastercard：2025年1月末で縦向きデザインの発行が終了
• JCB：2025年2月末で縦向きカードの新規発行を終了

参照：PayPayカードの縦向きカードについて

なお、既に縦向きカードを持っている場合は、引き続き利用可能です。PayPayカードの見た目にこだわりがある人は、PayPayカードのブランドを選択する前に他のクレジットカードとの比較検討をおすすめします。

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点3．
審査や還元率はブランドに関係ない

PayPayカードブランドのおすすめ！注意点3つ目は、審査や還元率は選ぶブランドと関係ないことです。PayPayカードのブランドによって、審査の難易度やお得さが変わると思っている方もいますが、実際にはそういった違いは一切ありません。ブランドごとに審査が異なることはなく、どのブランドを選んでも同じ基準でPayPayカード側が審査を行います。

また、PayPayカードのポイント還元率についても違いはありません。PayPayカードでどのブランドを選んでも以下の条件で同じ還元率になります。

• PayPayステップの条件を達成した場合：還元率最大1.5%
• 条件未達成の場合：還元率1%

参照：PayPayステップ

PayPayカードでは、ブランドの種類によってポイント付与が変わることはありません。ただし、各ブランドが独自に展開するキャンペーン（キャッシュバックなど）がある場合は、そのタイミングによって多少お得感に差が出ることもあります。

以上、PayPayカードブランドを選ぶ際の注意点について解説しました。

• PayPayカード発行後はブランドの変更ができない
• PayPayカードのVisaではすでに縦向きカードの新規発行が終了している
• PayPayカードのMastercard・JCBでも縦向きデザインも受付を終了
• PayPayカードの審査基準やポイント還元率はどのブランドを選んでも変わらない
• PayPayカードで選ぶブランドごとのキャンペーンに差があることがある

これらをふまえ、自分にとって使いやすいおすすめのブランドを選びましょう。PayPayカードのブランド選びは一度きりのチャンスです。日々の使い方やデザインの好みに合わせて、最適な選択をすることが長く満足して使えるコツです。次章では、PayPayカードブランドのおすすめにまつわる疑問や、PayPayカードの利用に寄せられるよくある質問をQ&A形式で詳しく解説していきます。

PayPayカードブランドのおすすめ！Q&A

PayPayカードを選ぶ際、Visa・Mastercard・JCBといったブランドごとに違いがあるため、どのブランドにするか迷う方も多いのではないでしょうか。この章では、PayPayカードのブランドに関するよくある質問とその答えをまとめました。ブランド選びで失敗しないための参考として、ぜひチェックしてください。

以下はPayPayカードに関するおすすめのブランド選びでよく寄せられる質問とその回答です。

PayPayカードは違うブランドで2枚持ちできる？

• PayPayカードを2枚持つことはできない。
• PayPayカードは、Visa・Mastercard・JCBのいずれか1つのブランドのみ
• 別ブランドのクレジットカードを持ちたい場合は、他社のカードを選ぶことをおすすめします。

まず、PayPayカードは異なるブランドで2枚持つことができるのかという点についてですが、PayPayカードは1人1枚のみ発行可能となっており、異なるブランドで複数枚を所持することはできません。たとえば、VisaでPayPayカードを持っている方が、追加でMastercardやJCBのPayPayカードを申し込むことはできません。もし他のブランドのカードを利用したい場合には、PayPayカードを一度解約してから再度申し込みをする必要があります。

ただし、その際はPayPayカードの新規申し込み扱いとなるため審査が再度実施され、新規入会特典の対象外となる点に注意が必要です。

PayPayカードでおすすめのブランドの選び方はある？

• 初めてクレジットカードを作る人には、提携先が多いVisaがおすすめです。

• MastercardもVisaが使えない場面のサブカードとして活躍できるので、海外によく行く人にもおすすめです。
• JCBは日本国内での利用に強く、JCB独自の優待などがある点が魅力です。

次に、PayPayカードのブランド選びでどれがおすすめかという点ですが、初めてクレジットカードを作る方には提携店舗が多いVisaをおすすめします。一方で、MastercardはVisaが使えない場合の予備としても活躍でき、海外でも対応力が高いブランドです。JCBは日本国内での利用に強く、JCB独自の優待サービスなどもあるため、国内利用が中心の方にはおすすめといえるでしょう。

PayPayカードは発行後にブランドを変更できる？

• PayPayカードは、一度発行された後にブランドの変更NG
• PayPayカードでのブランド変更は、一度解約して再申し込みが必要
• PayPayカード再申し込みの際は新規審査が必要
• 解約するとPayPayカードの入会特典も対象外になる

PayPayカードは発行後にブランドを変更できるかという質問に対しては、残念ながらブランドの変更はできないという回答になります。すでにPayPayカードを持っていて、別ブランドへ変更したいと考えても、変更手続きは用意されておらず、一度解約してから再度新規に申し込む必要があります。変更の際には再度PayPayカードの審査があり、再発行の手間もかかるため、PayPayカード申し込み前にどのブランドを選ぶか慎重に考えることをおすすめします。

以上、PayPayカードブランドのおすすめにまつわるQ&A解説でした。PayPayカードを利用するにあたり、ブランド選びは非常に重要です。PayPayカードで選べるVisaブランド・Mastercardブランド・JCBブランドのいずれもそれぞれにおすすめポイントがありますが、次の点に注意して選ぶと失敗がありません。

• PayPayカードは違うブランドで2枚持つことができない
• ブランドの変更は発行後には行えないため、最初の選択が重要
• Visaは提携店舗が多く、初めての人にもおすすめ
• Mastercardはサブカードとして便利で、海外利用にも対応
• JCBは国内利用や独自の優待を重視したい人におすすめ

これらのQ&Aを参考に、自分にとっておすすめで使いやすいPayPayカードのブランドを選びましょう。PayPayカードのおすすめのブランドは利用スタイルによって変わるので、自分のライフスタイルに合った選択を心がけるのがおすすめポイントです。

まとめ

PayPayカードは年会費が無料で利用できるうえ、PayPayポイントが貯まりやすいことから、多くの方にとって使いやすいクレジットカードとしておすすめされています。ただし、PayPayカードを申し込む際には、選べる国際ブランドの違いや特徴を理解しておくことが大切です。

PayPayカードでは、Visa、Mastercard、JCBの3つのブランドから選ぶことができますが、それぞれにメリットや利用可能な店舗の違いがあります。たとえば、海外利用が多い方には世界的にシェアの高いVisaブランドやMastercardブランドが便利で、国内中心で使いたい方にはJCBブランドもおすすめです。PayPayカードで選べるブランドの違いを比較して、自分のライフスタイルに合った選択をすることが、PayPayカードをより快適に活用するためのおすすめポイントといえるでしょう。

また、PayPayカードのブランドは発行後に変更できないため、申し込み時にしっかりと考えて選ぶ必要があります。どのブランドを選んでも基本的な還元率や審査基準には差がないものの、デザインの違いや対応電子マネー、タッチ決済の普及状況などに注目すると、自分にとってより使いやすいおすすめのブランドが見えてきます。

PayPayカード国際ブランドのおすすめに関連する記事：PayPayカードのメリット・デメリットは？還元率やPayPayカード ゴールドとの違い、怖いと言われる理由も解説

PayPayカードはブランドによって特徴が異なるからこそ、自分にとってのおすすめを見極めて選ぶことが重要です。用途や使う場所に応じて最適なブランドを選び、PayPayカードおすすめの便利さとお得さをしっかりと活かしていきましょう。