PayPayカードのポイント還元率とは?メリット・デメリット、2枚持ちにおすすめのカードも紹介


監修:
お役立ちコラム編集部

キャッシュレス決済の浸透とともに、日々の支払いで得られる「ポイント還元率」に注目が集まっています。その中でも、「PayPayカード」は、高いポイント還元率と利便性を兼ね備えたクレジットカードとして多くの利用者に支持されています。

お役立ちコラム編集部
特に、PayPayアプリと連携することで、よりスムーズに決済ができ、効率的にポイントを貯められる点が大きな魅力です。
本記事では、PayPayカードの基本的なポイント還元率から、利用するメリット・デメリット、さらにPayPayカードとの相性が良い2枚持ちにおすすめのカードまで、徹底的に解説していきます。また、PayPayカードゴールドの損益分岐点についても触れ、あなたにとって最適なPayPayカードの選択も明らかにします。さらには、PayPayカードのポイント還元率に関するよくある質問にもお答えし、より賢くPayPayカードを使いこなすためのヒントを提供します。
これからPayPayカードの利用を検討している方はもちろん、すでにPayPayカードを使っている方にとっても、ポイント還元率を最大限に活用するための参考になる内容ですので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
目次
- PayPayカードのポイント還元率
- PayPayカードのメリット
- PayPayカードのメリット1.
Yahoo!ショッピング・LOHACO利用で最大5%のポイント還元率 - PayPayカードのメリット2.
PayPayアプリとの連携で最大1.5%のポイント還元率 - PayPayカードのメリット3.
ATM不要、アプリから即チャージ可能 - PayPayカードのメリット4.
年会費無料&基本のポイント還元率が1%と高水準 - PayPayカードのメリット5.
PayPay証券のクレカ積立で0.7%のポイント還元率 - PayPayカードのメリット6.
貯まったPayPayポイントを自由に使える - PayPayカードのメリット7.
最短7分で即時発行!急ぎの場面でも安心して使える - PayPayカードのメリット8.
最大3枚まで発行可能!目的別の使い分けで管理もラクに
- PayPayカードのメリット1.
- PayPayカードのデメリット
- PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード
- PayPayカードゴールドの損益分岐点
- PayPayカードのポイント還元率にまつわるQ&A
- まとめ
PayPayカードのポイント還元率

PayPayカードは、PayPayカード株式会社が発行しているクレジットカードです。キャッシュレス決済が主流となりつつある現在、多くの人がクレジットカードを利用する際に重視するのが「ポイント還元率」です。

お役立ちコラム編集部
その中でも「PayPayカード」は、高いポイント還元率と年会費無料というコストパフォーマンスの高さが魅力の一枚です。
この章では、「PayPayカード」の基本情報からその特徴、そしてPayPayカードのポイント還元率の概要について詳しく解説していきます。
PayPayカード

「PayPayカード」は、ヤフーカード(Yahoo!JAPANカード)の後継カードとして、PayPayカード株式会社が発行しているクレジットカードです。PayPayカードは、スマートフォン決済アプリ「PayPay」との相性が良く、日常の支払いをスムーズに行える点が大きな魅力です。

お役立ちコラム編集部
クレジットカードとしての基本機能はもちろんのこと、PayPayと連携することでより多くのポイントを効率的に貯められるところがPayPayカードの特徴です。
まず注目すべきは、「PayPayカード」が年会費無料である点です。PayPayカードは永年年会費が無料なので、どれだけPayPayカードを利用していても年会費が発生することはありません。そのため、クレジットカードにありがちな「元を取らなければならない」という心理的な負担を感じずに、気軽に利用し続けることができます。
また、ポイントはPayPayポイントとして付与され、1ポイント=1円相当としてPayPay加盟店での支払いに使えるため、無駄がありません。普段からPayPayを利用している人であれば、支払いとポイント活用の一元管理が可能になり、家計管理にも便利です。
PayPayカードの基本情報
以下は、「PayPayカード」の主なスペックになります。
- 年会費:永年無料
- ポイント付与形式:PayPayポイント
PayPayカードのポイント還元率にまつわるおすすめ記事

PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードのメリット・デメリットは?還元率やPayPayカード ゴールドとの違い、怖いと言われる理由も解説
- ポイント還元率:税込200円ごとに2ポイント(実質1.0%のポイント還元率)
- 国際ブランド:Visa、Mastercard、JCB
- ETCカード:あり(年会費税込550円)
- 家族カード:永年無料(本会員1枚につき最大10枚まで発行可能)
- 電子マネー、スマホ決済:QUICPay、Visaタッチ決済、Mastercardコンタクトレス、JCBコンタクトレス、Apple pay、Google pay
- 発行スピード:最短7分
- 申込条件:
- 日本国内在住で満18歳以上(高校生除く)
- 本人または配偶者に安定した継続収入があり、本人認証が可能な携帯電話を持っていること
特に注目すべきは、PayPayカードの基本となる「ポイント還元率」が常に1.0%である点です。多くのクレジットカードが0.5%程度の還元率であることを考えると、「PayPayカード」のポイント還元率の高さは際立っています。
PayPayカードは基本1%の高ポイント還元率が魅力!
「PayPayカード」の魅力のひとつが、どんなシーンでも基本的に1.0%のポイント還元率が維持されることです。例えば、日々の買い物や公共料金の支払い、サブスクリプションサービスの決済など、どのような用途でも同じポイント還元率でポイントが付与されます。
PayPayカードのポイント還元率!ここがポイント!

特に注目したいのが、「Suica」や「PASMO」といった交通系ICカードへのチャージにおいても、PayPayカードのポイント還元率は変わらず1.0%である点です。
クレジットカードによっては交通系ICカードのチャージに対応していてもポイントが付与されなかったり、ポイント還元率が引き下げられるケースがあります。しかし、「PayPayカード」であれば、定期券の購入や通勤・通学でのチャージなど、日常的に使う場面でもしっかりとポイントを貯めることができます。
また、PayPayカードのポイント還元率を活用して貯まったPayPayポイントは、PayPayアプリ上でそのまま支払いに利用可能で、リアルタイムでポイントを使える利便性も兼ね備えています。わざわざポイントを他のポイントに交換する手間がなく、ポイントの使い道にも困りません。
他にも、PayPayステップなどのキャンペーンと組み合わせることで、さらなる高ポイント還元率を実現できることもあります。

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こうしたPayPayカードのキャンペーンを活用すれば、1.5%〜2.0%のポイント還元率を狙うことも可能です。
以上、PayPayカードの特徴やポイント還元率について解説しました。PayPayカードは、年会費無料でありながら、常に1.0%という高水準のポイント還元率を誇る非常に使い勝手の良いクレジットカードです。日常の支払いはもちろん、SuicaやPASMOといった交通系ICカードのチャージにも高いポイント還元率が維持される点が、他のカードにはないPayPayカードの大きな魅力です。

お役立ちコラム編集部
PayPayカードのポイントはPayPayポイントとして付与され、PayPayアプリ内で即座に使えるため、ポイントの価値を無駄にせず効率よく家計の節約につなげることができます。
これからクレジットカードの新規発行を検討している方や、メインカードのポイント還元率を見直したい方にとって、「PayPayカード」は非常に有力な選択肢となるでしょう。日々の支出を無理なくお得に変えるために、ポイント還元率に優れたPayPayカードの活用をぜひ検討してみてください。
PayPayカードのメリット

スマホ決済サービス「PayPay」の普及とともに、その利便性をさらに高めるクレジットカードとして注目されているのが「PayPayカード」です。年会費が無料であるにもかかわらず、高いポイント還元率やPayPayアプリとの連携機能を備えており、多くのユーザーに選ばれています。
この章では、「PayPayカード」が持つ数々のメリットの中から、特に注目すべきポイントについて詳しく解説していきます。
PayPayカードのメリット1.
Yahoo!ショッピング・LOHACO利用で最大5%のポイント還元率
PayPayカードのメリット1つ目は、Yahoo!ショッピング・LOHACO利用で最大5%の高いポイント還元率です。「PayPayカード」の大きな特長のひとつが、Yahoo!ショッピングおよびLOHACOでの利用により、最大5%という高いポイント還元率を実現できる点です。

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日常的にネットショッピングを活用する方にとってPayPayカードは、非常に魅力的なポイント還元率を誇り、多くのポイントを獲得できるツールとなります。
通常のクレジットカードでは、ネットショッピングにおけるポイント還元率は1%前後が一般的ですが、「PayPayカード」をYahoo!ショッピングやLOHACOで利用する場合は、ポイント還元率が大幅にアップする仕様のため、PayPayポイントを効率的に貯めることができます。
連携方法は以下の通りです。
Yahoo! JAPAN IDとの連携手順
- PayPayアプリのホーム画面から【アカウント】を選択
- 【外部サービス連携】をタップ
- 【Yahoo! JAPAN ID 連携する】を選択
- ログインし、連携完了のメッセージを確認

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PayPayカードで最大5%のポイント還元率を受けるには、「Yahoo! JAPAN ID」との連携と、「LINEアカウント」との連携も併用することでポイント還元率アップが可能となります。
LINEアカウントとの連携手順
- LINEアカウントが連携可能な状態か確認
- Yahoo! JAPAN IDの登録情報ページから連携を開始
- LINE内での連携確認と手続きを完了させる
これらの連携を行うことで、Yahoo!ショッピングやLOHACOを利用した際のポイント還元率が大きく上がります。特に日用品や食品など、毎月定期的に購入するアイテムがある方にとっては、長期的に見てもかなりの節約効果が期待できます。このPayPayカードのポイント還元率の仕組みは見逃せない大きなメリットです。
PayPayカードのメリット・デメリットについては、以下の記事でも解説しています。PayPayカードのメリット・デメリットをより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

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PayPayカードのメリット2.
PayPayアプリとの連携で最大1.5%のポイント還元率
PayPayカードのメリット2つ目は、PayPayアプリとの連携で最大1.5%のポイント還元率が得られる点です。「PayPayカード」はPayPayアプリと連携させることで、より高いポイント還元率を実現できます。

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具体的には、通常のPayPay支払いにおけるポイント還元率は0.5%ですが、PayPayカードを紐づけることによって1.0%の還元が可能になります。
さらに、条件を満たせば最大1.5%のポイント還元率を受けることもできるのです。
この制度は「PayPayステップ」と呼ばれる利用特典プログラムに基づいており、以下の条件を前月にクリアすることで最大1.5%のポイント還元率が適用されます。
- 月に30回以上のPayPay支払い(1回あたり税込200円以上)
- 月間合計10万円以上のPayPay決済
参照:PayPayステップ
これらの条件を達成すると、翌月にはPayPay支払い時に最大1.5%のポイント還元率が適用されます。日常的にコンビニ、スーパー、飲食店などでPayPayを利用している方であれば、自然に条件を満たせる可能性が高く、最大1.5%のポイント還元率の恩恵により多くのポイントを獲得するチャンスが広がります。

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ただし、利用頻度や金額の目安はやや高めに設定されているため、無理にポイントアップを狙う必要はありません。
それでも、「PayPayカード」と連携させるだけで0.5%→1.0%とポイント還元率が倍になるのは大きなメリットと言えるでしょう。
PayPayカードのメリット3.
ATM不要、アプリから即チャージ可能
PayPayカードのメリット3つ目は、 ATMが不要で、アプリから即チャージできることです。通常、PayPayを利用するにはPayPay残高を事前にチャージしておく必要があります。チャージ方法としては、セブン銀行やローソン銀行のATM、銀行口座からの自動引き落とし、ソフトバンク・ワイモバイルのまとめて支払い、オークションの売上金チャージなどが挙げられます。

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しかし、PayPayカードをPayPayに登録することで、チャージ不要でPayPay支払いができるPayPayクレジットの利用が可能になります。
PayPayクレジットは、チャージ残高ではなく、PayPayカードでの後払い形式で支払う方式です。これにより、ATMでの現金チャージや残高の確認といった手間が不要となり、スムーズな決済が実現します。PayPayカードは、ポイント還元率の高さだけではなく、スマートな仕様にも定評があります。
また、PayPayクレジットを使った支払い分にも、通常通り1.0%のポイント還元率が適用されるため、利便性とお得さを両立できます。利用明細もPayPayアプリ内で簡単に確認でき、家計管理にも役立ちます。日々PayPayを利用する機会が多い方にとってポイント還元率の高さはもちろん、この連携機能も大きなメリットになるでしょう。
PayPayカードのポイント還元率!ここがポイント!

特にポイント還元率を重視する方にとって「PayPayカード」は、日常生活のあらゆる場面でお得にポイントを獲得できる強力な味方となるでしょう。
「PayPayカード」は、年会費無料でありながら、Yahoo!ショッピングやLOHACOでの高いポイント還元率、PayPayアプリとの連携によるポイントアップ、そしてATM不要でのチャージ機能など、数多くのメリットを備えたクレジットカードです。これらPayPayカードのメリットを理解し、上手に活用することで、日常の支出がぐんとお得に変わります。
PayPayカードのメリット4.
年会費無料&基本のポイント還元率が1%と高水準
PayPayカードのメリット4つ目は、年会費無料かつ基本のポイント還元率が1%と高い水準であることです。クレジットカードを選ぶ際に気になるのが、毎年かかる年会費ですが、PayPayカードは永年年会費無料です。つまり、初年度だけでなく、ずっと無料で利用することができます。

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年会費が一切かからないという点は、コストをかけることなく高いポイント還元率の恩恵を受けられるPayPayカードの大きなメリットです。
有料のクレジットカードだと「せっかく年会費を払っているから元を取らなければ」と感じてしまうことも多く、使いこなすプレッシャーがつきものですが、PayPayカードであればそのような心配は一切ありません。
さらに、PayPayカードは基本のポイント還元率が1%と高めに設定されている点でも非常に優秀です。一般的なクレジットカードでは0.5%程度のポイント還元率が平均とされていますが、PayPayカードならその倍のポイント還元率を受けられるのです。
たとえば、毎月10万円の決済をポイント還元率が1%のPayPayカードで行うと、それだけで1,000円分のPayPayポイントが自動的に貯まります。日々の買い物、公共料金の支払い、ネットショッピングなど、さまざまなシーンで利用すればするほど、PayPayカードの高ポイント還元率でお得にポイントが貯まっていくのです。

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またPayPayカードは、交通系ICカードへのチャージでもこの高いポイント還元率が維持されます。
SuicaやPASMOなどへのチャージ時にも1%のポイント還元率が適用され、通勤・通学などでICカードを頻繁に利用する方にも大変メリットがあります。チャージ金額に応じて高ポイント還元率が適用され、確実にポイントが貯まるため、毎日の移動がそのままポイント獲得につながります。
PayPayカードのメリット5.
PayPay証券のクレカ積立で0.7%のポイント還元率
PayPayカードのメリット5つ目は、PayPay証券のクレカ積立で0.7%のポイント還元率が実現することです。PayPay証券が提供する「PayPay資産運用」サービスを利用することでも、PayPayカードのポイント還元率の恩恵を得ることができます。このサービスでは、PayPayカードを使って投資信託のクレジットカード積立を行うことができ、積立金額に対して0.7%のポイント還元率が適用されます。
この仕組みは、いわゆる「クレカ積立」と呼ばれるもので、毎月一定額をクレジットカード決済で投資信託に積み立てていくというものです。PayPayカードでクレカ積立を行うことで、0.7%のポイント還元率が適用され、最大で毎月700ポイントが獲得できます。

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積立金額は月100円から10万円まで自由に設定できるため、これから投資を始めてみたいという初心者にもピッタリです。
「クレカ積立」は、少額から始められる安心感があり、PayPayカードのポイント還元率の恩恵を受けながらお得に資産形成とポイント獲得までできるのは一石二鳥のメリットといえるでしょう。
PayPayカードによるクレカ積立の実際の手続きも非常に簡単です。
PayPayカードによるクレカ積立の始め方
- PayPayアプリ内でクレジット登録を完了させる
- 投資信託の積立設定画面で、毎月の積立金額を入力
- 支払い方法として「クレジットカード(PayPayカード)」を選択
- 設定を確定すれば、自動で積立が始まる
PayPayカードのポイント還元率にまつわるおすすめ記事

PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードのメリットは?ポイント還元率や入会特典も紹介
PayPayカードを使って積立投資をすれば、ポイント還元率の恩恵を受けながら投資ができるというメリットがあります。これは他社のクレジットカードにはない、PayPayカード独自の魅力のひとつです。
PayPayカードのメリット6.
貯まったPayPayポイントを自由に使える
PayPayカードのメリット6つ目は、 貯まったPayPayポイントを自由に使えることです。PayPayカードの高ポイント還元率で貯めたポイントは、PayPayポイントとして1ポイント=1円の価値で利用できます。
PayPayポイントの主な使い道は以下の3種類です。
- ポイントを貯める

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特にうれしいのは、このポイントの使い道が非常に幅広く、自分のライフスタイルに合わせて自由にカスタマイズできるという点です。
- ポイントを運用する
- ポイントを支払いに使う
中でも多くの人におすすめなのが、「支払いに使う」方法です。コンビニやスーパー、ドラッグストアなど、街中のPayPay対応店舗や、ネットショッピングにおける支払い時にポイントを即時利用できます。ちょっとした買い物でもポイントを使うことで現金の支出を抑えられるため、節約にもつながります。
もちろん、「欲しい商品があるからある程度貯めてから使いたい」という人は「貯める」を選べますし、将来的な資産形成を意識している方には「運用する」もおすすめです。PayPayポイントは有効期限がないため、ライフスタイルに合わせて柔軟に利用方法を選べる点も魅力です。
PayPayポイントの設定方法
- PayPayアプリのホーム画面で「ポイント」をタップ
- 右上の「設定」ボタンを選ぶ
- 「貯める」「運用する」「支払いに使う」から使い方を選択して設定
このようにして、PayPayカードの高ポイント還元率を活用して貯めたポイントは無駄なく、そして効率的に使うことができます。

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自動設定にしておけば、日々の支払いでポイントを自動消費することも可能なので、気付いたときには支出が軽減されているというメリットも感じられるでしょう。
PayPayカードの魅力は、年会費無料で維持コストがかからないにもかかわらず、ポイント還元率が非常に高いことです。日々の買い物や交通系ICカードのチャージでも1%のポイント還元率を実現し、さらにPayPay証券を活用すれば、資産運用しながらポイント還元率のメリットを享受することもできます。
また、PayPayカードの高ポイント還元率を利用して貯まったポイントの使い道が多様で、ユーザーのライフスタイルに合わせて柔軟に使えるのも大きなメリットです。今後、日常的にPayPayを利用する予定がある方は、PayPayカードを活用することで、お得な高ポイント還元率で効率的なキャッシュレス生活が手に入るでしょう。
PayPayカードのメリット7.
最短7分で即時発行!急ぎの場面でも安心して使える
PayPayカードのメリット7つ目は、最短7分での即時発行です。クレジットカードを申し込んだ経験のある人なら、多くの場合「カードが届くまでに時間がかかる」と感じたことがあるでしょう。一般的には、申し込みから実際にカードを受け取って使えるようになるまでに、数日から長いと2週間ほど要するのが普通です。
しかし、PayPayカードはこの常識を覆すほどのスピード発行が可能です。申し込み手続きにかかる時間はわずか5分ほど、そしてその後の審査もおおよそ2分で完了します。PayPayカードはポイント還元率の仕組みだけではなく、さまざまなニーズに対応しています。

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PayPayカードは、最短7分でクレジットカード番号の発行が完了し、すぐに使える状態になります。
これは、スマホアプリ「PayPay」との連携を前提としたデジタル対応によるものです。申し込みが完了すると、すぐにPayPayアプリ内でクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードといった情報を確認できます。そのため、物理カードが届く前に、ネットショッピングやPayPay加盟店での決済にすぐ活用でき、高いポイント還元率を享受できます。
また、街の実店舗でもPayPay残高と連動させて使用できるため、クレジットカードを受け取る前から高ポイント還元率のPayPayカードを利用して買い物ができるのは大きな魅力です。
PayPayカードのポイント還元率!PayPayカードのここがポイント!

PayPayカードの魅力は高いポイント還元率だけではなく、急な出費でクレジットカードをすぐ使いたいといった緊急性の高いシーンにも迅速に対応できるところにもあります。
他社のクレジットカードでは即時発行ができない、または別途手続きが必要になるケースも少なくありません。その点、PayPayカードは申込から利用開始までのハードルが非常に低く、スムーズでストレスのない流れが特徴です。
この即時発行機能は、特に以下のような方におすすめです。
- クレジットカードを早急に用意してポイント還元率の恩恵を得たい
- ネットショッピングでの高ポイント還元率をすぐに享受したい
- キャッシュレス生活をすぐに始めて高ポイント還元率を活用したい
PayPayカードは高いポイント還元率だけではなく、こうしたニーズにしっかりと応えてくれる、スピード感のあるカードとして高く評価されています。さらに、即時発行されたカードにも、1%のポイント還元率がしっかりと適用されるため、使い始めたその日から高ポイント還元率が適用され、ポイントがどんどん貯まっていきます。
PayPayカードのメリット8.
最大3枚まで発行可能!目的別の使い分けで管理もラクに
PayPayカードのメリット8つ目は、最大3枚まで発行できることです。PayPayカードには、ポイント還元率の仕組みだけでなく一般的なクレジットカードと異なるユニークな特徴がまだあります。それは、同じ名義で最大3枚のカードを発行できるという点です。

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しかも、PayPayカードで発行した同じ名義の複数カード発行に年会費はかかりません。
PayPayカードでは、Visa、Mastercard、JCBといった異なる国際ブランドでカードを発行することができます。これは、さまざまな利用シーンに対応できる利便性を提供しており、たとえばVisaのカードを日常使いに、Mastercardを特定の店舗で、JCBをネットショッピング専用に…というように、用途別に使い分けることができるのです。
国際ブランドごとの利用可能店舗には違いがあり、たとえばコストコはMastercardにしか対応していないため、特定の店舗での支払いに備えて複数のブランドを保有しておくのは非常に有効です。
以下は、日本国内での各国際ブランドのシェア率です。
- Visa:50.8%
- JCB:28.0%
- Mastercard:17.8%
- American Express:3.1%

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このデータからも分かる通り、VisaやJCBの利用可能店舗は非常に多く、PayPayカードを複数持つことで、より幅広いシーンで快適なキャッシュレス生活を実現できます。
- ダイナースクラブ:0.3%
さらにPayPayカードのメリットとして、PayPayアプリに各カードを登録した際、任意の名称を付けられる機能があります。たとえば、「生活費用カード」「趣味用カード」「旅行専用カード」など、分かりやすく命名して管理できるため、支出の把握が格段にしやすくなります。
実際の支出管理においても非常に役立ちます。たとえば、生活費はVisa、趣味・娯楽はJCB、旅行や外食はMastercardといったように使い分ければ、家計簿アプリとの連携もスムーズになり、無駄遣いの見直しや節約にもつながります。
PayPayカードのポイント還元率!ここがポイント!

PayPayカードで複数枚のカードを持っていても、それぞれに対して1%のポイント還元率が適用されます。
つまり、どのPayPayカードを使ってもポイント還元率が変わらないため、それぞれ基本となる1%のポイント還元率が適用されることで効率よくPayPayポイントが貯まっていく仕組みがなされています。
またPayPayカードは海外旅行や出張が多い方にもおすすめです。複数の国際ブランドを持っておくことで、現地での決済トラブルを防げるだけでなく、現地通貨でのスムーズな決済も可能になります。特に海外ではブランドごとに対応可否が分かれることがあるため、VisaとMastercardの2枚持ちは安心感にもつながります。
このように、PayPayカードは1枚だけでなく、最大3枚まで発行して使い分けができる上にポイント還元率も変わらない点で、他のクレジットカードと一線を画しています。
PayPayカードは、即時発行が可能なうえ、最大3枚までのカード発行ができるという点で、スピードと柔軟性の両面で優れた特徴を持っています。最短7分での即時発行により、急な出費やすぐにカードを使って高いポイント還元率を享受したいという場面でも、PayPayアプリとの連携ですぐに利用を開始できます。
さらに、Visa、Mastercard、JCBといった国際ブランドから複数のカードを持てることにより、用途別に使い分けることが可能です。支出管理をしやすくなるだけでなく、幅広い決済シーンに対応できる利便性も高まります。
複数発行したいずれのPayPayカードもポイント還元率は1%と高く設定されており、日々の利用でしっかりと1%の基本のポイント還元率を享受し、PayPayポイントをざくざく貯めていける点も見逃せません。
PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayユーザー必携クレカ! 「PayPayカード」を使って感じた8つのメリット
PayPayカードは、ポイント還元率の高さを重視する人、すぐに使いたい人、生活スタイルに合わせてカードを分けて使いたい人にとって、非常に魅力的なクレジットカードと言えるでしょう。
次章では、PayPayカードのデメリットについても触れていきますので、よりバランスの取れた視点でカード選びを進めていきましょう。
PayPayカードのデメリット

PayPayカードは、ポイント還元率の高さやスマホとの連携のしやすさ、スピーディな発行手続きなど、数多くのメリットを持つクレジットカードです。しかし、どんなに優秀なポイント還元率を誇るカードであっても、使う前に知っておきたい注意点やデメリットは存在します。
PayPayカードのポイント還元率にまつわるおすすめ記事

PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードの還元率は?カードの基本の特徴やポイントアップの条件を解説!
ここでは、ポイント還元率を重視してPayPayカードを検討している人が特に注意すべき2つのデメリットについて詳しく解説します。ポイント還元率だけで判断するのではなく、自分の利用スタイルに合っているかを見極める参考にしてください。
PayPayカードのデメリット1.
旅行保険・ショッピング保険が付帯していない
PayPayカードのデメリット1つ目は、旅行保険・ショッピング保険が付帯していないことです。PayPayカードの大きな弱点としてまず挙げられるのが、「旅行保険」や「ショッピング保険」といった補償が付いていないことです。PayPayカードのポイント還元率は非常に魅力的ですが、これらの付帯保険は、多くのクレジットカードに標準で付帯されていることが多く、ユーザーにとって安心材料となっている現実があります。
たとえば、旅行保険(旅行傷害保険)は、国内・海外を問わず旅行中に病気やケガ、盗難などのトラブルが発生した際に、医療費や損害に対する補償が受けられる保険です。

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また、ショッピング保険は、クレジットカードで購入した商品が破損したり盗難にあったりした場合に補償を受けられる保険で、特に高額商品を購入する際には欠かせない存在です。
つまり、旅行先で万が一トラブルに遭っても、PayPayカードでは補償を受けることができず、すべて自己負担となってしまいます。また、買い物時にPayPayカードを利用して高ポイント還元率によるポイントを得られても、商品にトラブルがあった場合の補償はなく、安心感にはやや欠ける印象です。
このような保険の不在は、出張や旅行が多い人、または高額な買い物をクレジットカードで行う人にとっては、大きなデメリットになり得ます。ポイント還元率だけでなく安心にも重きを置きたい人は、PayPayカードとは別に、保険が手厚いクレジットカードを2枚目として持つことも検討した方が良いでしょう。
たとえば、「リクルートカード」は、年会費無料で1.2%という高いポイント還元率を誇りつつ、利用付帯ながら国内・海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで補償され、ショッピング保険も年間200万円の補償が受けられるなど、保険面でも充実しています。このような年会費無料で高ポイント還元率+付帯保険があるカードをサブカードとして併用することで、PayPayカードの保険面での弱点をカバーできます。
PayPayカードのポイント還元率!PayPayカードのデメリットで気をつけておきたい注意点

PayPayカードのポイント還元率の仕組みは大きな魅力ですが、旅行保険・ショッピング保険が一切付帯していない点には注意が必要です。
PayPayカードはポイント還元率が1%と高く、日常使いには非常に便利ですが、保険という観点から見ると、やや物足りなさがあることを理解しておく必要があります。
PayPayカードのデメリット2.
PayPayステップの条件達成が難しい
PayPayカードのデメリット2つ目は、PayPayステップの条件達成が難しい点です。PayPayカードでは、ポイント還元率をさらにアップさせることができる「PayPayステップ 」という特典プログラムがあります。これは、PayPayアプリやPayPayカードの利用状況に応じて、翌月のポイント還元率が上がる仕組みです。
通常、PayPayカードをPayPayアプリに連携させて利用すると、基本のポイント還元率は1%です。しかし、PayPayステップの条件を達成することで、さらに0.5%のポイント還元率が上乗せされ、最大で1.5%のポイント還元率が適用される仕組みとなっています。
PayPayカードのポイント還元率!PayPayステップで気をつけておきたい注意点

この「PayPayステップ」は、一見魅力的な特典ですが、実際には条件が厳しく、毎月安定して達成するのは容易ではないことへの理解も重要です。
1.5%のポイント還元率を得るためには、以下の2つの条件を同時に満たす必要があります。
- 月間30回以上のPayPay決済(1回あたり200円以上)
- 月間10万円以上のPayPay決済利用
これらポイント還元率をアップさせる条件は前月の利用実績によって判定されるため、毎月かなりの頻度と金額でPayPay決済を行わなければなりません。特に「30回以上の決済」という条件は、日常的にコンビニやスーパー、飲食店などで細かく支払いを行うライフスタイルでなければ、ポイント還元率をアップさせる条件の達成は困難です。
さらに「10万円以上の利用」というハードルも、一般的な家庭にとってはハードルが高めの設定です。

お役立ちコラム編集部
家賃や公共料金などの大きな固定費をPayPayカードで支払える環境にある場合はクリアできるかもしれませんが、そうでなければ、ポイント還元率アップの恩恵を得るのは難しいでしょう。
実際、他のクレジットカードの中には、より緩やかな条件でポイント還元率や特典のグレードアップが可能となるクレジットカードもあります。たとえば、「イオンカード」や「エポスカード」などは、年間利用額に応じてゴールドカードへの招待が届き、ポイント還元率や特典内容がグレードアップする仕組みを採用しています。
イオンカード(WAON一体型)
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PayPayカードより緩やかな条件でポイント還元率や特典のグレードアップが可能となるクレジットカードとして、イオンカード(WAON一体型)を詳しく紹介します。このカードは、イオングループでの買い物を頻繁にする方にとって日常的にポイント還元率を享受できるお得なクレジットカードです。特に注目すべきは、毎月20日・30日に開催される「お客様感謝デー」の割引特典です。この日にイオンカードを利用すれば、イオン系列の店舗での買い物が5%割引になります。

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さらに、電子マネー「WAON」が一体となっているため、クレジットカードと電子マネーの両方を一枚で利用できる利便性も大きな魅力です。
買い物時の支払いがスムーズに行えるだけでなく、WAON利用でもポイントがたまります。イオングループではポイント還元率が1%以上になる場合もあるためお得にポイントを得られます。
基本情報
- 年会費:無料
- ポイント還元率:通常0.5%(イオングループではポイント還元率が1.0%以上にも)
- 発行期間:最短5分(即時発行対応)
- 国際ブランド:Visa、Mastercard、JCB

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また、公共料金やスマートフォン料金などの定期的な支払いにも対応しており、家計管理にも適しています。
- 電子マネー対応:WAON、iD
- 付帯保険:ショッピング保険、旅行保険(条件付き)
イオンカード(WAON一体型)は、イオングループでのポイント還元率が1%以上になるメリットだけではなく、一定額以上を年間で利用すると、年会費無料でゴールドカードへのインビテーションを受けられる制度もあります。ゴールドカードではポイント還元率だけではなく旅行保険などの付帯サービスもよりグレードアップします。イオンカード(WAON一体型)は、イオングループを日常的に利用する方にとって、常に高ポイント還元率の恩恵を受けられ、年会費無料のゴールドカードも目指せるおすすめの高ポイント還元率クレジットカードです。
エポスカード

出典:クレジットカードは入会金・年会費永年無料のエポスカード
つづいて、PayPayカードより緩やかな条件でポイント還元率や特典のグレードアップが可能となるクレジットカードとして、エポスカードを紹介します。このカードは、マルイをはじめとする提携店舗での買い物やサービス利用時に、多くの優待とポイント還元率を享受できる点が特徴のクレジットカードです。ファッション、飲食、レジャーなど多様なジャンルでポイント還元率の恩恵や、割引特典があり、日常生活をお得に楽しむことができます。

お役立ちコラム編集部
このエポスカードの大きな魅力のひとつは、年会費無料でありながら海外旅行保険が自動付帯されていることです。
旅行先でのケガや病気、トラブルにも対応しており、クレジットカードを持っているだけで補償が適用されるのは心強いポイントです。
基本情報
- 年会費:無料
- ポイント還元率:通常0.5%のポイント還元率(店舗によってポイント還元率アップあり)
- 発行期間:最短即日(店舗申込)、オンラインは1週間前後
- 国際ブランド:Visa
- 電子マネー対応:楽天Edy、Suica、QUICPay(登録型)
- 付帯保険:海外旅行保険(自動付帯)、ショッピング保険(ゴールド以上)
また、エポスカードは利用実績に応じてポイント還元率や特典がグレードアップするゴールドカードへの招待が届くことがあります。特に年間利用額が50万円以上になると、年会費無料でゴールドカードを持てるチャンスがあります。

お役立ちコラム編集部
エポスゴールドカードになると、ポイント還元率のアップや空港ラウンジの利用など、さらに充実したサービスを受けることが可能です。
さらに、マルイの店舗で申し込めば即日発行も可能なので、マルイや提携店舗でポイント還元率の恩恵や特典をすぐに享受したい方にも適しています。
三井住友カード(NL)
また、「三井住友カード(NL)」なども、年間100万円の利用で年会費無料のゴールドカードが発行可能であり、特定店舗で高ポイント還元率の獲得もできるうえ、ショッピング保険や旅行保険も付帯しています。
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出典:三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)は、セキュリティと利便性を両立させた革新的なナンバーレスクレジットカードです。カード券面に番号や名前の記載が一切なく、カード情報はすべてスマートフォンの専用アプリで管理します。これにより、万が一カードを落とした場合の悪用リスクが軽減され、安心して利用できます。

お役立ちコラム編集部
特に注目すべき点は、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルドなど、日常的に利用する店舗でのポイント還元率が非常に高く設定されていることです。
対象店舗では最大5%のポイント還元率となり、日々のちょっとした出費でも高ポイント還元率の適用でしっかりポイントを貯められます。
基本情報
- 年会費:無料
- ポイント還元率:通常0.5%~7.0%(対象店舗での利用でポイント還元率がアップ)
- 発行期間:最短10秒(オンライン申し込み)
- 国際ブランド:Visa、Mastercard
- 電子マネー対応:iD、PiTaPa、WAON
- 付帯保険:ショッピング保険、旅行保険(ゴールドカード以上で充実)
また、年間100万円以上の利用でゴールドカードへのインビテーションを受けることができ、その際の年会費は無料になります。

お役立ちコラム編集部
三井住友カード ゴールド(NL)になると、より手厚い旅行保険やショッピング保険の付帯、利用特典が増えるなど、ワンランク上のサービスを受けられます。
さらに、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済との相性も良く、アプリでの利用管理もしやすい設計になっているため、高ポイント還元率とキャッシュレス生活をスムーズに始めたい方にもおすすめの一枚です。このようなカードであれば、PayPayステップのような複雑な条件を毎月意識せずとも、高いポイント還元率や付帯特典を受けることができます。
PayPayカードより緩やかな条件で高いポイント還元率を実現できるおすすめの3つのカードは、それぞれ異なる強みを持っています。
- イオンカードはイオングループを頻繁に利用するポイント還元率重視の方に最適。
- エポスカードはポイント還元率だけでなく海外旅行保険や優待特典を使いたい人にぴったり。
- 三井住友カード(NL)はコンビニなどでの高ポイント還元率を狙いたい人向け。
PayPayカードと比較して、それぞれの特徴を活かすことで、より自分のライフスタイルに合った高ポイント還元率のカード選びが可能になります。また、PayPayカードと組み合わせて使うのもひとつの手です。

お役立ちコラム編集部
いずれにせよ、それぞれのカードには異なる強みがありますので、利用目的やライフスタイルに合わせたポイント還元率と付帯特典で選ぶことが重要です。
高ポイント還元率が得られる特定の店舗でよく買い物をする方や、セキュリティ重視の方、海外旅行に備えたい方など、それぞれのニーズに応じて最適なクレジットカードを選びましょう。
以上、PayPayカードのデメリットを解説しました。PayPayカードは、ポイント還元率が高く、スマホ決済と連携した利便性の高いクレジットカードとして非常に人気がありますが、利用前に知っておきたい2つのデメリットが存在しました。
ひとつ目は、旅行保険やショッピング保険が付帯していないこと。

お役立ちコラム編集部
PayPayカードで旅行中のトラブルや購入商品に問題が発生した際の補償が受けられない点は、ユーザーにとってリスクとなり得ます。
ふたつ目は、ポイント還元率を最大1.5%にするためのPayPayステップの達成条件が厳しいこと。月30回以上かつ10万円以上の利用という条件を毎月クリアするのは現実的に難しく、多くのユーザーにとっては実質的にポイント還元率1%での利用となる可能性が高いです。
PayPayカードは基本のポイント還元率が高く、日常使いに非常に優れたカードである一方、特典を最大限に活用するには工夫が必要です。ポイント還元率だけでなく、保険や利用条件の負担感まで考慮して、自分に合ったクレジットカードを選ぶことが重要です。次の章では、PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカードを厳選して紹介していきます。
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード

PayPayカードは、日常使いにおいて優れたポイント還元率を誇るクレジットカードですが、すべてのシーンで最もお得とは限りません。特に海外旅行時の保険や、PayPayカードの高ポイント還元率の恩恵が受けにくい特定の店舗での支払いでは、別のカードと併用することでより効果的にポイントを貯めることが可能です。
PayPayカードのポイント還元率!2枚持ちここがポイント!

PayPayカードにはない特典やサービスを持つカードを選べば、PayPayカードの弱点を補いながら、利用シーンに応じて最も高いポイント還元率を得ることができます。
この章では、PayPayカードとの2枚持ちに適したおすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。PayPayカードの利便性を活かしつつ、さらに高いポイント還元率を目指したい方は、ぜひ参考にしてください。
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード1.
三菱UFJカード

出典:三菱UFJカード
日常生活で高ポイント還元率を狙える年会費無料カード
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード1選目としておすすめするのは「三菱UFJカード」です。「三菱UFJカード」は、PayPayカードにはない特徴やメリットを持ち、2枚持ちすることで利用シーンに応じて最適な使い分けができます。

お役立ちコラム編集部
特に日常のコンビニや外食チェーンでの支払いでポイント還元率がアップする点が魅力で、PayPayカードと併せて持つことでポイントの取りこぼしを防げます。
以下、三菱UFJカードの基本情報や特徴、PayPayカードと併用するメリットについて詳しく解説します。
三菱UFJカードの基本情報
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:通常0.5%、最大15%
- 発行スピード:最短翌営業日(Visa・Mastercardのみ)
- 対応ブランド:Visa、Mastercard、JCB、American Express
- 電子マネー対応:Edy、QUICPay、Suica
- 付帯サービス:ショッピング保険、海外旅行保険、ETCカード、家族カード
PayPayカードと併用するメリット|店舗別でのポイント還元率の使い分け
三菱UFJカードの最大の魅力は、特定のコンビニや外食チェーンでの支払いにおいて最大15%のポイント還元率を実現できる点です。通常のポイント還元率は0.5%と標準的ですが、条件をクリアすることで大幅なポイント還元率のアップが期待できます。
具体的には、セブン-イレブン、ローソン、コカ・コーラの自動販売機、くら寿司など、日常生活で頻繁に利用する店舗で高ポイント還元率を得ることができます。

お役立ちコラム編集部
これらの店舗ではPayPayカードよりも三菱UFJカードの方が高いポイント還元率で還元されるケースが多いため、この2枚を使い分けることでよりお得にポイントを獲得できます。
一方で、PayPay加盟店での支払い、オンラインショッピング、PayPayアプリとの連携による利用などはPayPayカードの方がポイント還元率が高く効率よくポイントを貯めることができるため、利用シーンに応じて2枚を上手に切り替えることがポイントです。
三菱UFJカードで15%ポイント還元率を受けるための条件
三菱UFJカードで最大15%のポイント還元率を実現するには、以下のような条件を複数クリアする必要があります。
- 通常のポイント還元率:0.5%のポイント還元率
- 無条件の加算ポイント:+5%(対象店舗での利用)ポイント還元率がアップ
PayPayカードのポイント還元率にまつわるおすすめ記事

PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:条件を満たして獲得ポイント最大7%!PayPayカードを使わないともったいない!
- ★「楽Pay」登録または分割払い・ローン1万円以上利用:+5%ポイント還元率がアップ
- ★月間利用額に応じた加算:最大+1.5%ポイント還元率がアップ
- ★携帯料金・電気料金の支払い:+0.5%ポイント還元率がアップ
- ★スマホ決済の利用:+0.5%ポイント還元率がアップ
- ★MUFGカードアプリへのログイン:+0.5%ポイント還元率がアップ
上記の★条件のうち4つを満たす:+1.5%ポイント還元率がアップ
これらの条件を複合的に満たすことで、最大15%のポイント還元率を実現できます。PayPayカードのポイント還元率が高いとはいえ、特定店舗でこれほど高い還元を得ることは難しいため、三菱UFJカードとの併用は非常に有効です。
セキュリティ対策も万全で安心
PayPayカードには旅行保険やショッピング保険が付帯していないため、不安を感じるユーザーもいるでしょう。その点、三菱UFJカードにはショッピング保険や海外旅行保険が付帯しており、補償面でも優れています。

お役立ちコラム編集部
さらに、セキュリティ対策も業界トップクラス。24時間365日体制のモニタリングシステムにより、不正利用が疑われる取引はすぐにブロックされ、カード会員に通知されます。
また、万が一第三者による不正使用が発生した場合でも、全額補償(※)が受けられるため、安心して利用できます。
※補償には一定の条件があります。
PayPayカード×三菱UFJカードの使い分け方
PayPayカードと三菱UFJカードを2枚持ちすることで、それぞれポイント還元率での得意分野を活かして効率的にポイントを貯められます。
- PayPayカードの利用に向いている場面
→ PayPay加盟店、オンラインショッピング、PayPayアプリ連携での支払い
PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードはPayPayで使うと還元率1.5%!他社クレジットカード決済も解説
- 三菱UFJカードの利用に向いている場面
→ セブン-イレブン、ローソン、くら寿司、コカ・コーラの自販機などの特定店舗
たとえば、日中のコンビニ利用は三菱UFJカードで支払い、ECサイトやPayPayモールでの買い物はPayPayカードにする、といった形で使い分けると、2枚のポイント還元率を無駄なく活用できます。
三菱UFJカードは、PayPayカードの弱点を補完し、日常生活での支払いをよりお得にする強力な相棒となるクレジットカードです。さらに、付帯保険やセキュリティ面も充実しており、安心して長く使える1枚です。

お役立ちコラム編集部
三菱UFJカードの年会費は永年無料でありながら、対象店舗でのポイント還元率は業界トップクラスのPayPayカードとの2枚持ちにおすすめカードです。
PayPayカードと三菱UFJカードの2枚を組み合わせて利用すれば、それぞれのポイント還元率の強みを活かしながら、効率よくポイントを獲得できます。クレジットカードをただ1枚に頼るのではなく、目的に応じて賢く使い分けることで、家計にもお財布にも優しい生活が実現できます。
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード2.
三井住友カード(NL)
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出典:三井住友カード(NL)
対象店舗で最大7%のポイント還元を実現
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード2選目は、「三井住友カード(NL)」です。三井住友カード(NL)との2枚持ちは、PayPayカードの高いポイント還元率を活かしながら、三井住友カード(NL)の特定店舗でのポイント優遇や、安心の旅行保険を活用することで、利用シーンに応じてより多くのポイントの獲得と安心を手に入れることができる組み合わせです。

お役立ちコラム編集部
三井住友カード(NL)は、年会費が永年無料のうえ、特定のコンビニや飲食店でスマートフォンのタッチ決済を利用することで、最大7%もの高いポイント還元率を実現できます。
これにより、PayPayカードでは得られないポイント還元率の恩恵を受けることが可能です。また、ポイント還元率だけではなく、セキュリティ面を重視する方にとっても安心して使える1枚です。
三井住友カード(NL)の基本情報
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:0.5%~最大7%
- 国際ブランド:Visa、Mastercard
- 電子マネー対応:iD、PiTaPa、WAONなど
- 発行スピード:最短10秒(デジタルカード)

お役立ちコラム編集部
また、三井住友カード(NL)は、カード番号が表面に印字されていない「ナンバーレス仕様」を採用しているため、盗み見や不正利用のリスクも軽減されます。
- 付帯保険:海外旅行傷害保険(最高2,000万円)
- その他:ETCカード、家族カード対応
PayPayカードと併用するメリット|タッチ決済で高ポイント還元率
三井住友カード(NL)では、セブン-イレブンやローソン、ファミリーマート、マクドナルドなど、身近な店舗でスマホのタッチ決済を利用することで、最大7%のポイント還元率を得ることができます。通常は0.5%のポイント還元率ですが、特定条件を満たすことで一気にポイント還元率がアップするのが特徴です。
たとえば、コンビニでのちょっとした買い物でも、三井住友カード(NL)のタッチ決済を活用すれば高いポイント還元率のメリットを受けられるため、PayPayカードでは1%にとどまる場面でも、三井住友カード(NL)を使えばよりお得にポイントを貯められます。
PayPayカードのポイント還元率!PayPayカード×三井住友カード(NL)2枚持ちのここがポイント!

PayPayカードと三井住友カード(NL)を組み合わせれば、日常の支払いシーンに応じて、最もポイント還元率が高いカードを選んで使えるのが大きなメリットです。
PayPayカード×三井住友カード(NL)なら旅行でも安心
PayPayカードには旅行保険が付帯していないため、旅行時の補償を重視する方にとってはやや不安が残ります。その点、三井住友カード(NL)には、海外旅行傷害保険が最高2,000万円まで付帯しており、旅行中の病気やケガに備えることができます。
また、旅先で万一のトラブルが発生した際にも、三井住友カード(NL)ならサポートが受けられるため、安心して出かけることができます。PayPayカードではカバーできない面をしっかり補ってくれる存在といえるでしょう。
PayPayカード×三井住友カード(NL)との使い分け方
- 日用品やスーパーの買い物:PayPayカード(基本のポイント還元率1%を活用)

お役立ちコラム編集部
このように、シーンに応じてカードを使い分けることで、どちらのカードの強みも最大限に活かすことができます。
- コンビニや飲食店:三井住友カード(NL)のタッチ決済で最大7%ポイント還元
- 旅行や出張時:三井住友カード(NL)で決済し、旅行保険を活用
三井住友カード(NL)は、PayPayカードとの2枚持ちに最適なクレジットカードです。PayPayカードの高いポイント還元率を基盤に、特定店舗での高ポイント還元率や旅行時の補償といった面で三井住友カード(NL)を活用すれば、より効率的かつ安心して日常生活を送ることができます。

お役立ちコラム編集部
三井住友カード(NL)は、年会費無料で発行もスピーディーなうえ、セキュリティ面やサービス内容も充実しているため、2枚目のカードとして非常に優秀です。
ポイント還元率を重視する方、PayPayカードの弱点を補いたい方は、ぜひ三井住友カード(NL)との組み合わせを検討してみてください。
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード3.
エポスカード

出典:クレジットカードは入会金・年会費永年無料のエポスカード
豊富な優待と海外旅行保険が魅力の万能カード
PayPayカードとの2枚持ちにおすすめのカード3選目は、エポスカードです。PayPayカードと2枚持ちするなら、エポスカードも非常におすすめの選択肢です。エポスカードは、年会費が永年無料であるにもかかわらず、全国1万店舗以上で使える優待特典が用意されており、レジャーや日常の買い物をお得に楽しめます。

お役立ちコラム編集部
PayPayカードの高いポイント還元率と組み合わせることで、ポイントの取りこぼしを防ぎつつ、使えるシーンをぐっと広げることができます。
エポスカードは、主に「優待の豊富さ」と「年会費無料」で注目されているクレジットカードです。提携店舗での優待サービスを利用することで、映画館、レストラン、ショッピングなど様々な場面での出費を節約できます。特にマルイ・モディでの買い物では、年4回の会員限定セールで10%オフになる特典もあり、日常の買い物をよりお得に楽しめます。
さらに、エポスカードには海外旅行保険も付帯されており、旅行中のトラブルに備えたい方にも最適です。
エポスカードの基本情報
- 年会費:永年無料
- ポイント還元率:0.5%
- 発行スピード:店頭申込で最短30分、オンラインで約1週間

お役立ちコラム編集部
エポスカードは、年会費無料ながら最大500万円の補償を受けられる点は大きなメリットです。
- 付帯サービス:ETCカード、ショッピング保険、海外旅行保険(最高500万円)
- 国際ブランド:Visa
- 電子マネー対応:楽天Edy、Suica、QUICPay
PayPayカードと併用するメリット|高いポイント還元率と優待の両立
PayPayカードは基本のポイント還元率が1%と高く、特にPayPay支払いと連携することで多くの店舗でお得に使えます。しかし、PayPayカードには優待サービスが少なく、特定店舗での割引などにはあまり対応していません。

お役立ちコラム編集部
その点、エポスカードを組み合わせることで、全国10,000店舗の優待特典を活用でき、PayPayカードにはない割引サービスを享受できます。
たとえば、白木屋や笑笑といった飲食店での割引、イオンシネマでの映画鑑賞料の割引などが利用可能です。こうした優待を活用することで、実質的なポイント還元率と節約効果をさらに高めることができます。
PayPayカード×エポスカードならレジャーも日常もお得に楽しめる
PayPayカードはコンビニやネットショッピングでのポイント還元率が強みで、普段使いでどんどんポイントが貯まります。一方で、エポスカードは特定の飲食店やレジャー施設での優待が強みです。たとえば、週末に家族で映画を観る際はエポスカードを使い、平日の買い物や請求書払いなどはPayPayカードのポイント還元率のメリットを得るといった使い分けが非常に効果的です。
PayPayカードのポイント還元率!PayPayカード×エポスカードの2枚持ちのここがポイント!

エポスカードはVISAブランドで世界中で使えるため、海外旅行時にも便利な1枚です。
しかも、年会費無料で海外旅行保険が付帯されているため、PayPayカードに付帯していない補償をカバーでき、安心して旅を楽しめます。
PayPayカード×エポスカードの使い分け方
両カードをうまく使い分けるコツは、「日常支払いはPayPayカード、優待を使いたい日はエポスカード」といった形で場面ごとに使い分けることです。たとえば、スーパーやコンビニではPayPayカードの1%ポイント還元率を活かし、外食やレジャーの際はエポスカードの優待を使うことで、お得度を最大限に引き出せます。

お役立ちコラム編集部
さらに、エポスカードの優待情報は専用サイトで随時更新されているため、週末の予定に合わせて「使える店舗」を事前にチェックしておくと、無駄なく優待を使いこなせます。
エポスカードは、優待特典が豊富で海外旅行保険も付帯しているにもかかわらず、年会費が永年無料という非常にコスパの高いクレジットカードです。PayPayカードと2枚持ちすることで、それぞれのカードの強みを活かしながら、日常から特別なシーンまで幅広くお得に活用できます。
特に「ポイント還元率を高めたい」「旅行や外食でもっと得をしたい」と考えている方にとって、エポスカードはPayPayカードとの組み合わせで非常に魅力的な一枚です。PayPayカードをすでに使っている方は、ぜひエポスカードの導入も検討してみてはいかがでしょうか。
次の章では、PayPayカードとPayPayカードゴールド、どちらを持つべきか悩んでいる方に向けて、PayPayカードゴールドの損益分岐点やメリットデメリットについても詳しく解説していきたいと思います。
PayPayカードゴールドの損益分岐点

キャッシュレス決済の普及に伴い、多くの人が「お得なクレジットカード選び」に関心を持つようになりました。その中でも、PayPayカードとPayPayカードゴールドのどちらを選ぶべきかで迷う人は少なくありません。そこで特に注目したいのが、PayPayカードゴールドの「損益分岐点」です。
PayPayカードのポイント還元率!PayPayカードゴールドで気をつけておきたい注意点

年会費が必要なPayPayカードゴールドは、特典が豊富な一方で、十分に活用できなければ損をしてしまう可能性がある点に注意が必要です。
この章では、PayPayカードゴールドの損益分岐点に加え、PayPayカードとの違いやポイント還元率の比較、どんな人に向いているのかを詳しく解説します。
PayPayカードゴールド

PayPayカードゴールドは、ソフトバンク・ワイモバイルユーザーや、PayPayポイントを効率的に貯めたい方に最適なクレジットカードです。基本のポイント還元率が1.5%と高く、ソフトバンクの通信料金などの支払いでは最大10%のポイントが付与されます。
PayPayカードゴールドの基本情報
- 年会費:11,000円(税込)
- 基本ポイント還元率:1.5%

お役立ちコラム編集部
PayPayカードゴールドは、旅行保険や空港ラウンジなど、付帯サービスも充実しています。
- ソフトバンク・ワイモバイル・SoftBank光の支払いで最大10%のポイント還元
- Yahoo!ショッピング・LOHACOで最大7%還元
- 海外旅行保険:最高1億円
- 国内旅行保険:最高5,000万円
- ショッピング保険:年間最大300万円
- 空港ラウンジ:国内・海外のラウンジ利用可能
- LYPプレミアム(通常月額508円):無料
- 家族カード:年会費無料
- ETCカード年会費:無料
- 申し込み条件:満18歳以上、日本国内在住、安定収入・携帯電話所持など
PayPayカードゴールドの損益分岐点
PayPayカードゴールドの年会費は11,000円(税込)と有料です。対して、通常のPayPayカードは年会費無料。ポイント還元率の違いから、どれだけ利用すればゴールドカードの年会費を取り戻せるのかが損益分岐点となります。
PayPayカードとの比較表
項目 | PayPayカード | PayPayカードゴールド |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 11,000円(税込) |
基本ポイント還元率 | 1.0%〜5.0% | 1.5%〜最大10.0% |
ソフトバンク・ワイモバイル支払い | ポイント加算なし | 最大10%のポイント付与 |
Yahoo!ショッピング・LOHACO | 最大5% | 最大7% |
海外旅行保険 | なし | 最高1億円 |
国内旅行保険 | なし | 最高5,000万円 |
ショッピング保険 | なし | 年間最大300万円 |
空港ラウンジ | なし | 国内・海外ラウンジ利用可能 |
LYPプレミアム | 有料(月額508円) | 無料 |
家族カード | 年会費無料 | 年会費無料 |
ETCカード年会費 | 550円(税込) | 無料 |
PayPayカードとPayPayカードゴールドの基本的なポイント還元率は以下の通りです。
- PayPayカード:1.0〜5.0%
- PayPayカードゴールド:1.5〜最大10.0%
PayPayカードのポイント還元率にまつわるおすすめ記事

PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:2024年版|PayPayカード還元率が改悪?公共料金の支払いはどうなる?本当にお得か徹底検証
この0.5%のポイント還元率の差が、年会費の元を取れるかどうかのカギとなります。
ソフトバンクユーザーでない場合の損益分岐点
PayPayカードゴールドの基本ポイント還元率は1.5%ですが、PayPayカードは1.0%です。この差分で年会費11,000円をカバーするには、単純計算で年間220万円の利用が必要です。つまり、毎月約183,000円以上のカード利用がないと、ゴールドカードの年会費分は取り戻せません。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーの場合の損益分岐点
一方で、ソフトバンクやワイモバイル、SoftBank光などの利用者は、通信料などの支払いで最大10%のポイント還元率が適用されます。

お役立ちコラム編集部
具体的には、1,100円(税抜)の支払いごとに最大110ポイントが付与されるため、月に約9,200円(税抜)の支払いがあれば、年会費分の11,000円相当のポイントを獲得できる計算になります。
したがって、ソフトバンク系サービスを利用している方にとっては、比較的低い利用額でも損益分岐点を超えることが可能です。
PayPayカードゴールドのメリット・デメリット
PayPayカードゴールドには、年会費が発生するものの、それに見合うだけの魅力的な特典が豊富に用意されています。
PayPayカードゴールドのメリット
- 基本ポイント還元率が常に1.5%
日常的にクレジットカードを利用する方にとって、通常より高めのポイント還元率は大きな魅力です。 - ソフトバンク・ワイモバイル関連サービスで最大10%のポイント還元
携帯料金やSoftBank光などの支払いに活用すれば、効率的にPayPayポイントを貯めることができます。 - Yahoo!ショッピング・LOHACOで最大7%のポイント還元
日常品や家電などを購入する方にとって、通販でもお得感を感じられます。

お役立ちコラム編集部
海外旅行傷害保険は最大1億円、国内旅行傷害保険は最大5,000万円、ショッピング保険は年間最大300万円まで充実した付帯保険があるため旅行や高額な買い物の際も安心です。
- LYPプレミアムが無料
通常月額508円のサービスが無料で利用できるため、追加のコストなしにお得な特典を受けられます。 - 空港ラウンジの無料利用
国内外の主要空港でラウンジが使えるため、旅行や出張が多い方には大きなメリットです。
PayPayカードゴールドのデメリット
- 年会費11,000円がかかる
利用頻度が少ない方や、ソフトバンクユーザーでない方には年会費が割高に感じられるでしょう。 - 最大ポイント還元率の条件がやや複雑
PayPayステップの条件(200円以上の支払いを30回以上、かつ10万円以上の利用など)を達成しなければ最大のポイント還元率を得られないため、利用管理が必要です。
PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードは怖いって本当?メリット・デメリットは?還元率やPayPayカードゴールドとの違いについて徹底調査
- ポイント付与対象外の支払いもある
税金や一部公共料金など、ポイント還元対象外となる支出もあるため、全額が還元対象になるわけではありません。
PayPayカードゴールドがおすすめの人
PayPayカードゴールドは、以下のような方に特におすすめです。
- ソフトバンク・ワイモバイル・SoftBank光などのユーザー
- PayPayポイントを効率的に貯めたい人
- Yahoo!ショッピング・LOHACOをよく利用する方

お役立ちコラム編集部
海外・国内旅行に備えて保険を重視したい方にもPayPayカードゴールドはおすすめの1枚です。
- 年間220万円以上のカード利用が見込める方
これらの条件に当てはまる方は、PayPayカードゴールドの年会費以上の価値を得られる可能性が高いです。逆に、ソフトバンクユーザーでなく、カードの利用頻度も少ない方は、無料のPayPayカードでも十分でしょう。
PayPayカードゴールドは使い方次第でお得に
PayPayカードゴールドは、年会費が11,000円(税込)と有料ですが、ソフトバンク系サービスを利用している方や、日常的に高額のカード利用を行う方にとっては、ポイント還元率が高く非常にお得な選択肢になります。
最大10%のポイント還元や旅行保険、ラウンジ利用など、特典をしっかり活用できるのであれば、年会費以上のリターンを得ることも十分可能です。

お役立ちコラム編集部
一方で、ソフトバンクユーザーでない方が年会費分を回収するには年間220万円という高額な利用が必要になるため、その点を冷静に見極めたうえでカード選びを行いましょう。
PayPayカードは、ポイント還元率1%で年会費無料と非常にコストパフォーマンスに優れたカードです。まずはPayPayカードを利用して使い勝手を確認し、必要性を感じたタイミングでPayPayカードゴールドに切り替えるのもひとつの戦略です。
自分のライフスタイルと支出パターンに合わせて、ポイント還元率のメリットを得やすい最適なカードを選び、賢くポイントを貯めることでより豊かな日常を手に入れましょう。
次の章では、PayPayカードのポイント還元率にまつわるよくある質問をQ&A形式で解説していきます。
PayPayカードのポイント還元率にまつわるQ&A

PayPayカードをよりお得に活用するためには、そのポイント還元率やPayPayカードの仕様についてしっかりと理解しておくことが大切です。ここでは、PayPayカードに関するよくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。
Q:PayPayカードのポイント還元率で年間どれくらい得する?
A:平均的なクレジットカードの月利用額が約6.6万円とされている中、PayPayカードで1.0%のポイント還元率を受けると、年間で7,920ポイントが貯まります。

お役立ちコラム編集部
また、PayPayステップの条件を満たしていればポイント還元率は1.5%になり、年間で11,880ポイントが貯まる計算です。
さらにYahoo!ショッピングやLOHACOでの利用なら5%のポイント還元率も得られ、年間2万ポイント以上になる可能性もあります。
Q:PayPayカードでポイントを効率的に貯めるにはどうすればいい?
A:PayPayカードのポイント還元率を最大限に活かすには、PayPayアプリと連携させることが基本です。通常のPayPay残高での支払いではポイント還元率は0.5%ですが、PayPayカードを紐づけることで1.0%と倍のポイント還元率になります。
PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードの「ポイント還元率」を徹底解剖! 確認方法や変更点、お得になる裏ワザも
特にPayPayアプリを日常的に利用している方にとっては、非常に効率的なポイントの貯め方といえるでしょう。年会費無料でこのポイント還元率を得られるのも魅力です。
Q:PayPayカード最新の新規入会キャンペーンは?
A:PayPayカードでは、時期によりさまざまなキャンペーンを実施しています。例えば、新規入会で数千円相当のポイントがプレゼントされる特典や、特定期間に応じたPayPay連携キャンペーンなどがあります。2025年4月時点のPayPayカード新規入会キャンペーンは以下の内容です。
2025年4月時点での新規入会キャンペーン
- PayPayカード新規入会で3,000円相当のPayPayポイントプレゼント
※PayPayカード新規入会特典の記載があるヤフーサービス内の一部のウェブページから新規入会した方のみが対象のキャンペーンです。

お役立ちコラム編集部
PayPayカードのキャンペーン情報は公式サイトで随時更新されているため、チェックすることをおすすめします。
Q:PayPayカードの利用可能額はどれくらい?
A:PayPayカードの利用限度額は、申込者の収入や信用情報に基づいて個別に設定されます。初期の目安としては30万〜50万円程度ですが、継続して利用し、遅延なく支払うことで限度額の増額も可能です。
PayPayアプリからいつでも利用限度額を確認できるので、無理のない利用計画が立てられます。
Q:PayPayカードの利用明細はどこで確認できる?
A:PayPayカードの利用明細は、「PayPayアプリ」または「Webサイトの会員ページ」から確認できます。

お役立ちコラム編集部
PayPayカードのアプリでは「カード」アイコンをタップし、「請求金額」や「請求明細」から詳細を見ることができます。
WebでもYahoo! JAPAN IDでログイン後、「請求明細」から確認可能です。
Q:PayPayカードが怖いと言われるのはなぜ?
A:PayPayカードが怖いと感じる人もいますが、その理由の多くは「利用限度額が高め」「付帯保険がない」「セキュリティが不安」などです。しかし、実際には不正利用が発覚した際の補償制度や24時間体制のモニタリング体制が整っており、セキュリティ面でも安心できます。
Q:PayPayカードの分割払いやリボ払いの手数料はどれくらい?
A:PayPayカードで分割払いやリボ払いを利用する場合、手数料は実質年率18.0%です。毎月の支払額に関しては、PayPayカード公式サイトでシミュレーションできますので、無理のない範囲で計画的に利用することが重要です。
Q:PayPayカードでキャッシングは可能?
A:はい、可能です。ATMまたはインターネットから申込むことで、キャッシングサービスを利用できます。

お役立ちコラム編集部
支払い方法は「1回払い」または「リボ払い」が選べ、実質年率は18.0%です。
急な出費の際に活用できますが、利息の負担にも注意しましょう。
Q:家族カードやETCカードは発行できる?
A:PayPayカードでは、家族カードやETCカードの発行も可能です。家族カードは最大10枚まで(ゴールドカードは3枚)発行でき、年会費は無料です。ETCカードは1枚あたり550円(税込)の年会費がかかりますが、PayPayカードゴールド会員は無料で発行できます。
Q:引き落とし口座をPayPay銀行にすると何か特典がある?
A:引き落とし口座をPayPay銀行に設定すると、預金残高の確認が容易になるほか、普通預金金利が年0.1%上乗せされるなどの特典があります。

お役立ちコラム編集部
また、3万円以上の入出金時にはATM手数料も無料になるため、PayPay銀行を日常的に利用している方にはメリットが大きいでしょう。
以上、PayPayカードのポイント還元率やPayPayカードの仕様にまつわるQ&A解説でした。PayPayカードは、日常の買い物からネットショッピングまで、幅広く使えるクレジットカードです。特にPayPayアプリとの連携によってポイント還元率が大きく向上し、効率的にPayPayポイントを貯めることができます。
また、キャッシングや家族カード、ETCカードなどの付帯機能も充実しており、使い勝手のよさが魅力です。Q&Aを通じて、PayPayカードのポイント還元率や各種機能についてしっかり理解しておくことで、よりお得に活用できるでしょう。
まとめ

本記事では、PayPayカードのポイント還元率を中心に、メリット・デメリットや2枚持ちにおすすめのカード、さらにはPayPayカードゴールドの損益分岐点についても詳しくご紹介しました。
PayPayカードは基本のポイント還元率が1.0%と高水準であり、特にPayPayアプリと連携することで、効率よくポイントを貯められるクレジットカードです。

お役立ちコラム編集部
Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用でさらにポイント還元率が上がる点も大きな魅力です。
一方で、付帯保険の少なさや旅行サポートなどの特典が限定的である点は、PayPayカードのデメリットといえるでしょう。しかし、これらは他のクレジットカードと併用することで十分カバーできます。実際に、PayPayカードと相性の良いカードを2枚持ちすることで、より高いポイント還元率を実現できるケースも多く見られます。
また、ポイント還元率の面で得をするPayPayカードゴールドの選択に関しても、「PayPayカードゴールドの損益分岐点」を正しく理解しておくことで、自分にとって最適なカード選びが可能になります。
PayPayカードのポイント還元率に関連する記事:PayPayカードの特徴や審査基準・ポイント還元率を徹底解説【2025年版】
PayPayカードは、日々の生活のなかで着実にポイントを貯めたい人にとって非常に有力な選択肢です。自身の利用スタイルに合わせて、ポイント還元率を最大限に活かし、賢くお得なキャッシュレス生活を送りましょう。