楽天プレミアムカードの損益分岐点を解説!切り替えるメリットやタイミングも紹介


監修:
お役立ちコラム編集部

楽天グループを頻繁に利用する方にとって、楽天プレミアムカードは魅力的な選択肢です。年会費は11,000円(税込)と、通常の楽天カード(年会費無料)に比べてコストがかかりますが、その分ポイント還元率の優遇や国内外の空港ラウンジ無料利用といった特典が充実しています。
楽天プレミアムカードの損益分岐点!気をつけておきたい注意点

しかし、楽天プレミアムカードの年会費を上回るメリットを得られなければ損益分岐点を超えられず、かえって損をしてしまう可能性があります。
今回この記事では、楽天プレミアムカードの損益分岐点をわかりやすく解説し、実際にお得になる利用条件を詳しく紹介します。
また、楽天カードからの切り替えタイミングや、プレミアムカードならではの特典を最大限に活かすコツについても解説します。「楽天プレミアムカードは本当にお得なのか?」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天プレミアムカードとは

楽天プレミアムカードは、楽天カードのアップグレード版であり、楽天経済圏をお得に活用できる特典が充実したクレジットカードです。

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードは、通常の楽天カードや楽天ゴールドカードと比較して、年会費は11,000円(税込)と高めですが、その分ポイント還元率の優遇や空港ラウンジの無料利用といったワンランク上のサービスを利用できます。
楽天市場での還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)や、誕生月にポイント付与率が上がる特典は、楽天ヘビーユーザーにとって大きなメリットです。一方で、楽天プレミアムカードの年会費分の元を取るには一定以上の利用額が必要となるため、損益分岐点を把握することが重要です。
この章では、楽天プレミアムカードの基本情報とともに、楽天カード・楽天ゴールドカードとの比較を通じて、その特徴を詳しく解説します。
楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:楽天プレミアムカードのメリットは?年会費や損益分岐点も紹介
楽天プレミアムカード

出典:楽天プレミアムカード
▼ 楽天プレミアムカードの基本スペック
- 年会費:11,000円(税込)
- 利用可能額:最高300万円
- 付帯カード:ETCカード、家族カード
- 付帯保険:
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 動産総合保険
- カード盗難保険
- ポイント還元率:街での買い物は100円につき1ポイント(1%)、楽天市場で+1倍の上乗せ
楽天プレミアムカードの損益分岐点!ここがポイント!

楽天プレミアムカードは、楽天市場での還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)や、誕生月にポイントがアップする特典が特に魅力的です。
- 付帯機能:楽天ポイント、楽天Edy(選択可能)
- 付帯サービス:
- 楽天カードプレミアムプログラム
- 楽天グループサービスの優待特典
- 誕生月ポイント+1%
- 楽天マガジン・楽天ミュージック特典
- 空港ラウンジ無料利用(国内・海外)
- プライオリティ・パス付帯(年会費無料で利用可能)
- 楽天カードトラベルデスク
- 楽天カードプレミアムプログラム
- ブランド:Visa / Mastercard / JCB / American Express
楽天プレミアムカードと他カードの特典比較
以下は、楽天プレミアムカードと他の楽天カードの特典の違いを比較した表です。
特典項目 | 楽天プレミアムカード | 楽天ゴールドカード | 楽天カード |
---|---|---|---|
年会費(税込) | 11,000円 | 2,200円 | 永年無料 |
通常ポイント還元率 | 1% | 1% | 1% |
SPU還元率 | +4倍 | +2倍 | +2倍 |
誕生月特典 | +1倍 | +1倍 | なし |
楽天市場コース(火・木) | +1倍 | なし | なし |
空港ラウンジ | 国内・海外で何度でも無料 | 国内のみ年2回無料 | なし |
プライオリティ・パス | あり | なし | なし |
国内旅行傷害保険 | あり | なし | なし |
海外旅行傷害保険 | あり(最高5,000万円) | あり(最高2,000万円) | あり(最高2,000万円) |
出典:楽天プレミアムカード
出典:楽天ゴールドカード
出典:楽天カード
楽天プレミアムカードがおすすめの人
楽天プレミアムカードは、楽天経済圏を日常的に利用する人に向いています。特に以下のような人におすすめです。
楽天プレミアムカードの損益分岐点にまつわるおすすめ記事

楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分!
✅ 楽天市場で年間数十万円以上買い物をする人
→ SPU還元率が+4倍になるため、還元額が大幅にアップします。
✅ 旅行が多い人
→ 国内外の空港ラウンジを無料で利用でき、プライオリティ・パスで海外のVIPラウンジも使い放題です。
✅ 楽天ポイントを貯めている人
→ 誕生月のポイントアップや楽天市場コースの追加還元で、効率的にポイントを貯められます。
✅ 充実した付帯保険を求める人
→ 楽天カードに比べて、プレミアムカードは国内・海外旅行保険が充実しており、万が一のときも安心です。
以上、楽天プレミアムカードについて解説しました。楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)がかかるものの、楽天市場での還元率アップや空港ラウンジの利用、プライオリティ・パス付帯といった上質な特典が魅力です。
しかし、楽天プレミアムカード年会費分の元を取るには損益分岐点を超えるだけの利用額が必要です。

お役立ちコラム編集部
年間で11万円以上の楽天市場利用で還元額が楽天プレミアムカードの年会費を上回るため、頻繁に楽天市場で買い物をする人や、旅行が多い人には特におすすめです。
次章では、楽天プレミアムカードの損益分岐点について具体的な計算とともに詳しく解説します。
楽天プレミアムカードの損益分岐点

楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイント還元率や空港ラウンジ無料利用など、多くの特典が付帯する魅力的なカードです。しかし、年会費は11,000円(税込)と決して安くはありません。

お役立ちコラム編集部
そのため、楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えなければ年会費分の元が取れず、通常の楽天カードや楽天ゴールドカードのほうがコスパが良い場合があります。
この章では、楽天プレミアムカードの損益分岐点を明確にし、年会費を相殺するために必要な年間利用額や、楽天カードと同等のお得感を得るための条件について詳しく解説します。また、楽天証券でのクレカ積立やプライオリティ・パスの付帯など、損益分岐点を下げる活用法もご紹介します。
楽天プレミアムカードと他カードの違い
まずは、楽天プレミアムカードと楽天ゴールドカード、楽天カードの基本スペックを比較し、それぞれの特徴を確認しておきましょう。
楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:【2024年以降】楽天プレミアムカードの損益分岐点を計算してみた
▼ 楽天プレミアムカードと他カードの基本スペック比較表
項目 | 楽天プレミアムカード | 楽天ゴールドカード | 楽天カード |
---|---|---|---|
年会費(税込) | 11,000円 | 2,200円 | 永年無料 |
最高利用限度額 | 300万円 | 200万円 | 100万円 |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB / AMEX | Visa / Mastercard / JCB | Visa / Mastercard / JCB / AMEX |
家族カード年会費 | 550円(2枚まで) | 550円(2枚まで) | 無料(2枚まで) |
プライオリティ・パス | 無料(無制限で利用可能) | なし | なし |
国内空港ラウンジ | 無料で何度でも利用可能 | 年2回まで無料 | 特典なし |
海外旅行保険 | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高2,000万円(利用付帯) |
楽天市場還元率 | 最大5倍 | 最大4倍 | 最大3倍 |
クレカ積立還元率 | 1% | 0.75〜1% | 0.5〜1% |
出典:楽天プレミアムカード
出典:楽天ゴールドカード
出典:楽天カード

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードの特徴は、プライオリティ・パス無料付帯や国内外空港ラウンジの無料利用といった旅行特典の充実度です。
また、楽天プレミアムカードは楽天市場での還元率も他の楽天カードより高くなっています。
楽天プレミアムカードの損益分岐点とは
損益分岐点とは、年会費をポイント還元などで相殺するために必要な年間利用額を指します。楽天プレミアムカードの損益分岐点は、楽天プレミアムカードの年会費が11,000円(税込)かかるため、その年会費を超える価値が得られるかどうかがポイントです。11,000円(税込)を超えるポイント還元や特典を受けなければ楽天プレミアムカードを所有することで損をすることになります。
楽天プレミアムカードの損益分岐点にまつわるおすすめ記事

楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:【決定版】楽天プレミアムカードのメリット10個がすごい!損益分岐点や切り替え方法を大公開
以下の2パターンで楽天プレミアムカードの損益分岐点を計算します。
1️⃣ 楽天プレミアムカードの年会費を相殺する損益分岐点
2️⃣ 楽天カードと同等のお得感を得る損益分岐点
1️⃣ 楽天プレミアムカードの年会費を相殺する損益分岐点
楽天プレミアムカードの年会費11,000円(税込)を相殺する楽天プレミアムカードの損益分岐点は、楽天市場での年間利用額が約27.5万円必要です。
【年会費を相殺できる損益分岐点の計算式】
年会費11,000円 ÷ 楽天市場での還元率4%(+3%のSPUアップと火曜・木曜のポイント1%)
= 275,000円
月額換算すると、約23,000円の利用で楽天プレミアムカードの年会費を回収できます。

お役立ちコラム編集部
楽天市場で日用品や家電、ふるさと納税などを利用する場合は、無理なく損益分岐点に到達しやすいでしょう。
2️⃣ 楽天カードと同等にお得になる損益分岐点
楽天プレミアムカードは通常の楽天カードよりも還元率が1%高いため、楽天カードと同等にお得にするための楽天プレミアムカードの損益分岐点は約110万円です。
【楽天カードと同等にお得になる損益分岐点の計算式】
楽天プレミアムカードの年間利用額をxとした場合
- 0.03(楽天カード還元率)×x = 0.04(プレミアムカード還元率)×x − 年会費11,000円
- 0.01x = 11,000円
- x ≒ 1,100,000円

お役立ちコラム編集部
月に換算すると、楽天プレミアムカードで約91,600円の利用が必要になります。
楽天市場を頻繁に利用する人であれば、この損益分岐点への到達は可能ですが、ハードルはやや高めです。
楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げる方法
楽天プレミアムカードの損益分岐点は、クレカ積立や誕生月特典を活用することで引き下げることが可能です。
楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げる方法1.
楽天証券のクレカ積立で還元率アップ
楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げる方法1つ目は、 楽天証券のクレカ積立で還元率アップさせることです。

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードは、楽天証券でのクレカ積立のポイント還元率が1%と他カードよりも高くなっています。
たとえば、月10万円の積立を1年間継続すると12,000ポイント(1%還元)が貯まります。これにより、楽天プレミアムカードの損益分岐点は、年間50万円程度の買い物で到達することが可能となります。
楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げる方法2.
お誕生月特典を活用
楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げる方法2つ目は、お誕生月特典を活用することです。楽天プレミアムカードを所有し、誕生月に楽天市場で買い物をすると+1%のポイント還元が付与されます。
誕生月に高額商品を購入することで、楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げることが可能になります。
楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)がかかるものの、楽天市場での還元率や旅行特典が充実しているため、頻繁に楽天グループを利用する人には損益分岐点を超えやすい非常にお得なカードです。
✅ 年会費を相殺する損益分岐点は年間27.5万円の利用
楽天プレミアムカードの損益分岐点にまつわるおすすめ記事

楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:損益分岐点は?楽天プレミアムカード切り替えメリット・タイミング
✅ 楽天カードと同等にお得にするには約110万円の利用が必要
✅ クレカ積立と誕生月特典を活用すれば損益分岐点はさらに低下
楽天市場での買い物額が年間27.5万円以上になる人や、旅行好きで空港ラウンジを頻繁に利用する人であれば、楽天プレミアムカードの損益分岐点を十分に超えることができるでしょう。
次の章では、楽天プレミアムカードのメリットについて詳しく解説していきたいと思います。
楽天プレミアムカードのメリット

楽天プレミアムカードは、楽天市場でのポイント還元率の高さに加え、国内外空港ラウンジの無料利用や自動付帯保険など、旅行や日常生活に役立つ多彩な特典が付帯しています。

お役立ちコラム編集部
特に、プライオリティ・パスが無料で付帯する点は、年会費11,000円(税込)を払うだけの価値があり、損益分岐点に早く到達できる楽天プレミアムカードの大きな特典です。
また、楽天証券でのクレカ積立や誕生月特典を活用することで、楽天プレミアムカードの損益分岐点をさらに引き下げることが可能です。
楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:楽天プレミアムカードの損益分岐点を検証!0から楽楽天ブラックカード修行するならマスト!
この章では、楽天プレミアムカードのメリットを詳細に解説しながら、楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えるお得感を得るための活用法を紹介します。
楽天プレミアムカードのメリット1.
国内主要空港ラウンジが無料で利用可能
楽天プレミアムカードのメリット1つ目は、国内主要空港ラウンジが無料で利用できることです。
✅ 【対象空港ラウンジ】
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- 新千歳空港
- 中部国際空港

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードを持っていれば、これら日本国内の主要空港ラウンジを無料で何度でも利用できます。
- 福岡空港
- 那覇空港
- 仙台空港 など
✅ ラウンジサービスの特徴
- ソフトドリンク無料:アルコールは有料のケースが多いですが、コーヒーやジュースは飲み放題。
- Wi-Fi・コンセント完備:仕事や動画視聴にも最適。
- 雑誌や新聞が読み放題
✅ メリットのポイント
通常のラウンジ利用料は1回1,000~1,500円程度かかるため、年間8回以上利用すれば楽天プレミアムカードの年会費の元が取れ、損益分岐点に到達します。
旅行や出張が多い人にとっては非常にお得な楽天プレミアムカードの特典です。
楽天プレミアムカードのメリット2.
プライオリティ・パスが無料で付帯
楽天プレミアムカードのメリット2つ目は、プライオリティ・パスが無料で付帯していることです。

お役立ちコラム編集部
プライオリティ・パスとは、世界148か国600都市、1,300か所以上の空港ラウンジを無料で利用できる会員制サービスです。
通常、プライオリティ・パスのプレステージ会員は年会費469米ドル(約7万円)がかかりますが、楽天プレミアムカードを持っていれば無料で付帯します。これにより、楽天プレミアムカードの損益分岐点は優に超えることができます。
✅ 【プライオリティ・パスの特徴】
- 無制限で世界中のラウンジを無料で利用可能
- 食事・アルコール・Wi-Fiが無料
- シャワーや仮眠スペースも完備しているラウンジもあり
✅ メリットのポイント
楽天プレミアムカードに付帯するプライオリティ・パスは、海外旅行や出張の機会が多い人にとって特に大きなメリットとなります。
楽天プレミアムカードの損益分岐点にまつわるおすすめ記事

楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:楽天プレミアムカードのメリット・デメリットを徹底調査! 損益分岐点やプライオリティ・パスが使えるかも解説
また、プライオリティ・パス単体の年会費は楽天プレミアムカードの約4倍のため、これだけで年会費の元が取れ、損益分岐点を優に超えることができます。
楽天プレミアムカードのメリット3.
自動付帯の国内・海外旅行傷害保険が充実
楽天プレミアムカードのメリット3つ目は、自動付帯の国内・海外旅行傷害保険が充実していることです。楽天プレミアムカードには、国内・海外旅行傷害保険が自動付帯しています。
他の楽天カードは利用付帯であるため、自動付帯は楽天プレミアムカードならではの特典です。
✅ 【保険内容】
保険項目 | 楽天プレミアムカード | 楽天ゴールドカード | 楽天カード |
---|---|---|---|
海外旅行保険 | 最高5,000万円(自動付帯) | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内旅行保険 | 最高5,000万円(自動付帯) | なし | なし |
動産総合保険 | 最高300万円(自動付帯) | なし | なし |
参照:クレジットカード付帯の海外旅行傷害保険|楽天カード
参照:楽天プレミアムカードの安心サービス|各種保険
✅ メリットのポイント
楽天プレミアムカードの国内・海外旅行傷害保険は、自動付帯のため、楽天プレミアムカードで決済しなくても補償が適用する点が魅力的です。

お役立ちコラム編集部
これにより、海外旅行中の事故やケガに備えられる安心感は、楽天プレミアムカードの損益分岐点のハードルを下げる大きなメリットです。
また、楽天プレミアムカードは、購入した商品の破損・盗難にも補償が適用するため、これらの手厚い補償も楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げています。
楽天プレミアムカードのメリット4.
楽天ETCカード年会費が無料
楽天プレミアムカードのメリット4つ目は、楽天ETCカードの年会費が無料になることです。通常、楽天ETCカードは年会費550円(税込)がかかりますが、楽天プレミアムカードを保有していると年会費が無料になります。
参照:楽天ETCカード
✅ メリットのポイント
- 高速道路を頻繁に利用する人はETCカードの維持費を節約できる
- 通行料金で楽天ポイントが貯まるため、さらにお得
楽天プレミアムカードの損益分岐点!楽天プレミアムカードの特典で気をつけておきたい注意点

ただし、楽天会員ランクがダイヤモンド会員の場合はもともとETCカード年会費が無料になるため、この特典の恩恵は限定的です。
楽天プレミアムカードのメリット5.
選べるコースでポイントアップ
楽天プレミアムカードのメリット5つ目は、選べるコースでポイントアップすることです。楽天プレミアムカードには選べる3つのコースがあり、ライフスタイルに応じてポイント還元率を上げられるのが特徴です。
✅ 【選べるコースと特典】
- 楽天市場コース:毎週火・木に楽天市場での買い物が+1%還元
- トラベルコース:楽天トラベル利用時に+1%還元&手荷物宅配無料(年2回)
- エンタメコース:Rakuten TVや楽天ブックス利用時に+1%還元
✅ メリットのポイント
楽天プレミアムカードで「楽天市場コース」を選ぶことで、頻繁に買い物をする人は、楽天プレミアムカードの損益分岐点のハードルを下げることが可能になります。

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードの「楽天市場コース」では、月間10,000ポイントまで還元されるため、高額な買い物にも適しています。
楽天プレミアムカードのメリット6.
誕生月はさらにポイントアップ
楽天プレミアムカードのメリット6つ目は、誕生月はさらにポイントアップすることです。誕生月には楽天市場と楽天ブックスでの買い物が+1%還元されます。
✅ メリットのポイント
- 誕生月に高額商品を購入することで楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げられる
- 獲得上限は月間10,000ポイントまで
楽天プレミアムカードのメリット7.
楽天証券のクレカ積立でポイント還元率アップ
楽天プレミアムカードのメリット7つ目は、楽天証券のクレカ積立でポイント還元率アップできることです。

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードで楽天証券のクレカ積立を行うと、還元率が1%にアップします。
楽天プレミアムカードは通常の楽天カードと比べ、最大2倍のポイントを得られることにより、損益分岐点のハードルも下がるメリットは大きなポイントです。
✅ メリットのポイント
- 楽天カードは0.5%還元だが、楽天プレミアムカードは1%還元のため、損益分岐点を下げる
- 楽天プレミアムカードで月10万円積立てることにより、年間6,000ポイントの差がつく
- 楽天プレミアムカードでは投資とポイント獲得を同時に行える相乗効果が得られる
楽天プレミアムカードは、旅行や日常生活で多彩な特典を享受でき、損益分岐点も超えやすい価値の高いカードです。
✅ 年会費を超えるお得感を得るための活用法
- プライオリティ・パスは年会費の4倍以上の価値があるため、損益分岐点を優に超える特典
- 国内外空港ラウンジ無料利用により、損益分岐点に早く到達しやすい

お役立ちコラム編集部
楽天プレミアムカードは、クレカ積立や誕生月特典もフルに活用することで、さらに楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げることが可能です。
次章では、楽天プレミアムカードに切り替えるメリットや注意点、タイミングについてまで詳しく解説します。
楽天プレミアムカードを所持するメリットやどのような方におすすめかについては、以下の記事でも解説しています。楽天プレミアムカードの作成を検討している方は、以下の記事もあわせて参考にしてみてください。

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楽天プレミアムカードのメリットは何?おすすめのユーザーやデメリットも解説します
楽天プレミアムカードに切り替えるメリットとタイミング

楽天プレミアムカードは年会費が税込11000円かかるものの、プライオリティ・パスの付帯や楽天市場でのポイント還元率アップ、楽天証券でのクレカ積立で高い還元率を得られるなど、損益分岐点を優に超える豪華な特典が充実しています。
楽天プレミアムカードの損益分岐点!楽天プレミアムカードへの切り替えで気をつけておきたい注意点

すべての人にとって楽天プレミアムカードへの切り替えがお得とは限りません。
この章では、楽天プレミアムカードの損益分岐点を考慮しながら、切り替えるメリットや注意すべきポイントを解説します。また、楽天プレミアムカードに切り替える最適なタイミングについても紹介します。
楽天プレミアムカード切替メリット1.
楽天市場と楽天証券を活用する人はお得
楽天プレミアムカード切替メリット1つ目は、楽天市場と楽天証券を活用する人はお得になります。楽天プレミアムカードに切り替える最大のメリットは、楽天市場と楽天証券でのポイント還元率がアップすることです。
楽天証券でクレカ積立を行う場合、通常の楽天カードでは還元率が0.5%ですが、楽天プレミアムカードなら1%に引き上げられます。
楽天市場での買い物でも、選べるコースで「楽天市場コース」を選択すれば、毎週火曜と木曜は還元率がさらに1%アップします。
楽天プレミアムカードの損益分岐点!ここがポイント!

このため、楽天市場と楽天証券で月々一定額以上の利用がある人は楽天プレミアムカードの損益分岐点を下げやすくなり、年会費の元を取りやすいです。
特に、以下に該当する人は楽天プレミアムカードの損益分岐点を達成しやすいため、切り替えをおすすめします。
- 楽天市場で毎月4~5万円以上買い物をする人
- 楽天証券で月10万円のクレカ積立を行っている人
- 楽天市場のポイントアップキャンペーンを計画的に活用する人
これらに該当する場合、ポイント還元率の上昇により楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えるハードルが低くなります。
楽天プレミアムカード切替メリット2.
プライオリティ・パスが無料
楽天プレミアムカード切替メリット2つ目は、プライオリティ・パスです。楽天プレミアムカード最大の特典ともいえるのが、プライオリティ・パスが無料で付帯することです。

お役立ちコラム編集部
通常、プライオリティ・パスのプレステージ会員になるには年間469ドル(約7万円)の費用がかかりますが、楽天プレミアムカードを持っていれば無料で利用できるため、この特典だけで損益分岐点を優に超えることができます。
プライオリティ・パスが付帯することで、世界1,300か所以上の空港ラウンジを何度でも無料で利用できます。
このため、以下に該当する人は楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えられるため、切り替えをおすすめします。
- 海外旅行や出張が多い人
- 国内線だけでなく国際線も頻繁に利用する人
- 空港で快適に過ごしたい人
プライオリティ・パスを単体で契約するよりも、楽天プレミアムカードを持つ方がコストパフォーマンスが非常に高いと言えます。特に旅行頻度が多い人にとって楽天プレミアムカードのプライオリティ・パス特典は、損益分岐点を優に超える大きなメリットとなります。
楽天プレミアムカード切替メリット3.
旅行傷害保険が自動付帯
楽天プレミアムカード切替メリット3つ目は、旅行傷害保険です。楽天プレミアムカードには国内・海外旅行傷害保険が自動付帯しています。

お役立ちコラム編集部
通常の楽天カードは利用付帯であるため、カード決済しなければ保険は適用されませんが、楽天プレミアムカードは決済不要で保険が自動適用されます。
自動付帯の旅行傷害保険には以下の補償が含まれています。
- 海外旅行保険は最高5,000万円
- 国内旅行保険も最高5,000万円
- 動産総合保険は年間最高300万円
楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:楽天プレミアムカードはメリットない?損益分岐点と年会費を無料にする方法
頻繁に旅行する人や出張が多い人にとっては、万が一のトラブル時にも安心です。
楽天プレミアムカード切替メリット4.
楽天ETCカードが年会費無料
楽天プレミアムカード切替メリット4つ目は、楽天ETCカードが年会費無料になることです。楽天プレミアムカードを持っていれば、ETCカードの年会費(550円税込)が無料になります。

お役立ちコラム編集部
高速道路を頻繁に利用する人にとっては、毎年のETCカード維持費を削減できる点はメリットです。
ただし、楽天会員ランクがダイヤモンド会員の場合はもともと年会費が無料になるため、この特典はダイヤモンド会員でない人にとって、楽天プレミアムカードの損益分岐点に関わる大きなメリットとなります。
楽天プレミアムカードに切り替える注意点
楽天プレミアムカードに切り替える注意点1.
楽天市場での買い物が少ない人
楽天プレミアムカードに切り替える注意点1つ目は、楽天市場での買い物が少ない人です。楽天市場での買い物が少ない方の場合は、楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えるハードルが高く、結果的に損になってしまいます。
楽天市場での利用が少ない人にとっては、年会費11,000円を回収するのが難しいです。
楽天プレミアムカードの損益分岐点は以下の通りです。
- 楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えるには年間約27万5,000円の楽天市場での買い物が必要
- 楽天プレミアムカードで楽天カードと同等の還元率にするには年間約110万円の利用が損益分岐点
楽天プレミアムカードの損益分岐点!気をつけておきたい注意点

楽天市場での買い物が少ない場合、楽天プレミアムカードの損益分岐点を超えるのは難しいため、切り替えはおすすめできません。
楽天プレミアムカードに切り替える注意点2.
楽天証券のクレカ積立を利用しない人
楽天プレミアムカードに切り替える注意点2つ目は、楽天証券のクレカ積立を利用しない人です。楽天プレミアムカードは楽天証券のクレカ積立で還元率1%にアップしますが、そもそも楽天証券を利用しない人にはメリットがありません。
楽天証券で月10万円のクレカ積立を行えば年間6,000ポイントの差が出ますが、楽天証券を利用していない場合はこの特典を活用できません。
楽天プレミアムカードへ切り替えるタイミング
楽天プレミアムカードへの切り替えは、特典を最大限に活かせるタイミングで行うとお得です。

お役立ちコラム編集部
まず、楽天プレミアムカードは新規入会キャンペーンが定期的に開催されており、楽天ポイントがプレゼントされます。
キャンペーンの例
- 新規入会の場合は通常ポイント2000ポイントと期間限定ポイント3000ポイントがもらえる
- 楽天カードから切り替えの場合は期間限定ポイント3000ポイントを獲得
ダイヤモンド会員の場合は、さらに1000ポイントが追加されることもあります。
これにより、初年度はキャンペーンポイントで年会費の元を取ることができます。
また、楽天証券でクレカ積立を月10万円行う予定がある場合は、切り替えのタイミングを早めるのがおすすめです。年間で6000ポイントの差が出るため、早く切り替えるほどお得です。
以上、楽天プレミアムカードに切り替えるメリットとタイミングについて解説しました。楽天プレミアムカードへの切り替えは、楽天市場や楽天証券を活用する人にとってはメリットが大きいです。
楽天プレミアムカードに切り替えるメリットを得られる人は
- 楽天市場で毎月4万円から5万円以上買い物をする人
- 楽天証券で毎月10万円のクレカ積立を行う人
- 海外旅行や出張が多くプライオリティ・パスを活用する人
楽天プレミアムカードに切り替える注意すべき人は
- 楽天市場での利用頻度が低い人
- 楽天証券でクレカ積立を行わない人
- 空港ラウンジを利用する機会が少ない人
楽天プレミアムカードの損益分岐点にまつわるおすすめ記事

楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの違いを徹底比較|損益分岐点や切り替え方法は?
楽天プレミアムカードの年会費は11000円ですが、クレカ積立や楽天市場でのポイント還元、プライオリティ・パスを活用することで、簡単に損益分岐点を超えることができます。
タイミングを見計らいながら、キャンペーン特典も活用して切り替えを行いましょう。
まとめ

楽天プレミアムカードは、年会費11,000円(税込)がかかるものの、楽天市場や楽天証券を頻繁に利用する人にとっては損益分岐点を超えやすいお得なクレジットカードです。
楽天プレミアムカードの損益分岐点は以下の通りです。
- 楽天市場で年会費を回収するには年間約27万5,000円が損益分岐点
- 楽天カードと同等の還元率にするには年間約110万円の利用が損益分岐点
- 楽天証券で月10万円のクレカ積立を行えば、年間6,000ポイント分の差が生まれ、損益分岐点がさらに低くなる
また、楽天プレミアムカードにはプライオリティ・パスが無料で付帯する点も大きな魅力です。通常は年会費469ドル(約7万円)かかるサービスが、楽天プレミアムカードを持っているだけでプライオリティ・パスが無料で利用可能となります。この特典だけで損益分岐点を超えることが可能なため、旅行や出張頻度の多い方にとっては魅力的なカードです。
楽天プレミアムカードへの切り替え、損益分岐点を超えることが容易な人は、以下のような人です。
- 楽天市場で毎月4~5万円以上の買い物をする人
- 楽天証券で月10万円のクレカ積立を行っている人
- 海外旅行や出張が多く、プライオリティ・パスを活用する人
楽天プレミアムカードの損益分岐点に関連する記事:楽天プレミアムカードのメリット・デメリットは?年会費やポイント還元率などの基本情報を解説
一方で、楽天市場の利用が少ない人や楽天証券を活用しない人にとっては、損益分岐点を超えることが難しくなるため注意が必要です。
楽天プレミアムカードは、タイミングよく入会キャンペーンを活用することで損益分岐点をさらに下げることが可能です。新規入会なら5,000ポイント、切り替えでも3,000ポイントが付与されるため、初年度は年会費をペイしやすくなります。
楽天市場での買い物や楽天証券での資産運用を計画的に行う人にとっては、楽天プレミアムカードは非常にコストパフォーマンスが高い1枚といえるでしょう。