ETCカードをアメックスで作るメリットは?デメリット、他社との違いも解説


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お役立ちコラム編集部

ETCカードを日々のドライブや通勤で活用している方も多い中、ETCカードをアメックスで作る選択肢に注目が集まっています。
アメックスは旅行やサービス面での特典が豊富なクレジットカードとして知られていますが、実はETCカードでもアメックス独自のメリットがあります。しかし、ETCカードをアメックスで作る際の年会費や発行条件など、他社のETCカードと比べて違いがある点にも注意が必要です。

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今回この記事では、ETCカードをアメックスで作ることによりどのような利便性や付加価値が得られるのか、そしてデメリットや気になる費用面はどうなのか、詳しく解説していきます。
また、ETCカードアメックスと他社のETCカードの違い、よくある疑問についても分かりやすくQ&A形式で紹介します。
ETCカードをアメックスで作ろうか迷っている方、ETCカード選びで損をしたくない方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。あなたのカーライフに合った最適なETCカード選びのヒントがきっと見つかります。
目次
ETCカードをアメックスで作るメリット

さまざまなクレジットカード会社がETCカードを発行しているなかで、ETCカードをアメックスで作ることには他社にはない特長があります。

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日々の通勤や出張、高速道路の利用頻度が高い方にとって、ETCカードは欠かせない存在ですが、どのカード会社で発行するかによって利便性や特典に大きな違いが生じます。
ここでは、ETCカードをアメックスで作る際の主なメリットを3つの観点から解説していきます。
ETCカードをアメックスで作るメリット1
ETCカードアメックス上限は枚数が多い
ETCカードをアメックスで作るメリット1つ目は、ETCカードアメックス上限は枚数が多いことです。ETCカードをアメックスで作る最大のメリットの一つは、発行できるETCカードの枚数にゆとりがある点です。

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一般的なクレジットカード会社では、1枚のカードにつき1枚のETCカードが上限という場合が多く、家族や社員単位で複数枚必要な人には使い勝手が良いとはいえません。
その点、ETCカードアメックスなら柔軟な対応が可能です。個人向けのアメックスカードの場合、1人あたり最大5枚までETCカードの追加発行が可能で、ビジネスカード会員であればなんと20枚まで発行できます。このように多くのETCカードを発行できるのは、アメックスならではの特徴といえるでしょう。
特にビジネス用途では、社員や営業車ごとにETCカードを発行することで経費精算や通行料金の管理がしやすくなり、業務効率化にもつながります。
ETCカードをアメックスで作るメリットにまつわるおすすめ記事

ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックスETCカードは無料で作れる?申し込み方法やメリットを解説
アメックスのビジネスカードを活用する企業にとってETCカードをアメックスで作ることは、非常に大きなメリットがあるといえるでしょう。
ETCカードをアメックスで作るメリット2
ETCカードアメックスはポイントが貯まりやすい
ETCカードをアメックスで作るメリット2つ目は、ポイントが貯まりやすいことです。ETCカードをアメックスで作るもう一つのメリットは、ポイントプログラム「メンバーシップ・リワード®」が適用されることです。

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ETCカードアメックスの利用分も、本体のクレジットカードと同様にポイント対象となり、通行料金を支払うだけでポイントがどんどん貯まります。
このメンバーシップ・リワードは、航空券への交換やショッピング、他社ポイントへの移行など、使い道の幅広さが魅力です。

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ETCカードアメックスで、より高い還元率を求める方は、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することでポイント価値を高めることも可能です。
普段の移動で発生する通行料金が、そのままポイントとして還元されるのは非常に効率的です。日常的に高速道路を利用する方にとっては、アメックスのETCカードを使うことで、確実にリターンを得ることができます。
ETCカードをアメックスで作るメリット3
ETCカードアメックスはETCマイレージサービスに対応
ETCカードをアメックスで作るメリット3つ目は、ETCカードアメックスはETCマイレージサービスに対応していることです。

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さらに、ETCカードをアメックスで作った場合でも、ETCマイレージサービスに登録することが可能です。
ETCマイレージサービスとは、高速道路の利用に応じてポイントが貯まり、それを通行料金の支払いに充当できる仕組みです。登録は無料で、対象のETCカードがあれば誰でも参加可能です。
参照:ETCマイレージサービス
ETCカードアメックスで貯めたポイントは、以下のような道路事業者の高速道路利用時に加算されます。
- NEXCO東日本・中日本・西日本
- 宮城県道路公社
- 本州四国連絡高速道路株式会社
- 愛知県道路公社
ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:セゾンアメックスはETCカード発行可能!発行方法や注意点も解説
- 神戸市道路公社
- 広島高速道路公社
- 福岡北九州高速道路公社
このように幅広いエリアに対応しており、ビジネスからプライベートまで全国の高速道路をお得に利用できます。

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ETCマイレージサービスへの登録はETCカードとは別に必要ですが、ETCカードアメックスでも問題なく利用できるので、積極的に活用したい制度です。
以上、ETCカードをアメックスで作る3つのメリットを解説しました。ETCカードをアメックスで作ることには、他社にはないメリットが多数あります。ETCカードアメックスは発行可能な枚数が多いため、個人だけでなく法人・ビジネス用途にも適しており、社員や車両ごとの管理がしやすくなります。
また、ETCカードアメックスでの支払いにより、アメックスのメンバーシップ・リワードポイントが貯まり、ETCマイレージサービスとの併用でさらなる還元が得られるのも大きな魅力です。日常的に高速道路を利用する方や、複数枚のETCカードが必要な方にとって、ETCカードをアメックスで作る選択肢は非常にメリットが大きいと言えるでしょう。
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ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックスETCカード徹底解説!メリット・デメリット・申し込み・更新・解約方法
次の章では、ETCカードをアメックスで作る際に知っておきたいデメリットを解説します。
ETCカードをアメックスで作るデメリット

ETCカードをアメックスで作ることにはさまざまなメリットがありますが、その一方で知っておくべきデメリットも存在します。

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ETCカードアメックスには特有の条件や費用があるため、他社のETCカードと比べて使い勝手に差を感じる場面もあります。
ここでは、ETCカードをアメックスで作る前に確認しておきたい主なデメリットを2つの視点から解説します。事前にETCカードアメックスのデメリットを把握しておくことで、納得したETCカードを選びができるでしょう。
ETCカードをアメックスで作るデメリット1
メンバーシップ・リワード・プラス非会員は還元率が低め
ETCカードをアメックスで作るデメリット1つ目は、メンバーシップ・リワード・プラス非会員は還元率が低めになることです。

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ETCカードをアメックスで作る際の注意点としてまず挙げられるのが、ポイント還元率です。
ETCカードアメックスの還元率は、元となるアメックスのクレジットカードに依存しています。アメックスのカードには「メンバーシップ・リワード」というポイントプログラムがありますが、通常の還元率は0.5%とやや低めです。

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この還元率は、「メンバーシップ・リワード・プラス」という有料プログラムに加入することで1.0%に引き上げることができますが、加入には年会費が必要です。
そのため、ETCカードをアメックスで作っても、プログラムに加入していない場合には、他社クレジットカードのETCカードよりもポイントが貯まりにくいという点がデメリットとなります。
ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックスの「ビジネスカード」のETCカード年会費が無料に! 法人カードとして使えば経費管理も簡単になるので、仕事で高速道路などを利用する人におすすめ
最近では1.0%の還元率が標準となっているクレジットカードも多く、それらのETCカードでは追加費用なしで高還元を享受できます。ポイント重視でETCカードを選びたい方にとっては、ETCカードアメックスの還元率がやや低い点は見逃せないポイントでしょう。
ETCカードをアメックスで作るデメリット2
ETCカードアメックスは発行手数料や年会費がかかる
ETCカードをアメックスで作るデメリット2つ目は、ETCカードアメックスは発行手数料や年会費がかかることです。もう一つのデメリットは、ETCカードアメックスを発行する際に費用が発生することです。

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多くのクレジットカード会社では、ETCカードを無料で発行・利用できる場合が多いですが、ETCカードアメックスには手数料や年会費が設定されています。
たとえば、個人向けのアメックスカードでETCカードを発行する場合、発行手数料として935円(税込)が必要です。また、法人向けのビジネスカードの場合には、1枚ごとに年会費550円(税込)がかかります。このように、ETCカードアメックスでは必ず何らかの費用が発生するため、無料でETCカードを使いたい方にとっては不向きと感じられるかもしれません。
特に家族や社員ごとに複数枚のETCカードを発行する場合、これらの費用が積み重なることで全体コストが大きくなります。

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他社では無料で対応しているケースが多いため、ETCカードをアメックスで作る際はコスト面もしっかり確認しておくことが大切です。
以上、ETCカードをアメックスで作る2つのデメリットを解説しました。ETCカードをアメックスで作る場合、他社にはないメリットがある一方で、ポイント還元率やETCカードアメックスの年会費など費用面においては注意が必要です。
ETCカードアメックスの基本還元率は通常0.5%で、メンバーシップ・リワード・プラスに加入しなければ高還元は期待できません。また、発行手数料や年会費が発生する点も、無料でETCカードを持ちたい方にとってはマイナス要素となります。
ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックスのETCカードについて網羅的に解説!他にないメリットと気になるデメリットとは
ETCカードアメックスを検討する際には、これらのデメリットをしっかり理解し、費用対効果や利用目的に合わせて選ぶことが重要です。次の章では、ETCカードアメックスと他社が発行するETCカードの違いを比較していきます。
ETCカードアメックスと他社ETCカードの違い

ETCカードは、高速道路の料金所をスムーズに通過できる便利なサービスですが、どのクレジットカード会社のETCカードを選ぶかによって、費用や利便性、ポイントの貯まり方などに大きな差があります。なかでもETCカードをアメックスで作る場合、他社と比べてどのような違いがあるのでしょうか。
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ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックス・グリーンのETCカードの作り方・発行する手順
この章では、ETCカードアメックスの基本情報を整理したうえで、JCBカードや楽天カードとの違いを比較しながら解説していきます。
ETCカードアメックスの基本情報
ETCカードアメックスには、個人用カードと法人用カードの2種類が存在します。アメックスの個人カードを利用している場合は個人向けETCカード、アメックスのビジネスカードを所有している場合は法人向けETCカードとして発行されます。
項目 | 個人用ETCカードアメックス | 法人用ETCカードアメックス |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
発行手数料 | 935円(税込) | 無料 |
有効期限 | 5年 | 5年 |
発行可能枚数 | 最大5枚 | 最大20枚 |
有効期限はどちらも5年間で設定されており、長期間使い続けられる点が魅力です。
個人向けアメックスカードの主な種類
個人向けアメックスプロパーカードの主な種類は以下の3種類です。
- アメックスグリーンカード
- アメックスゴールドプリファードカード
- アメックスプラチナカード
アメックスグリーンカード

- 月会費(税込):1,100円
- 家族カード:550円
- 還元率:0.33~1%
- ETCカード:発行手数料935円(税込)(基本カードにつき最大5枚)
アメックスゴールドプリファードカード

- 年会費(税込):39,600円
- 家族カード:1枚目無料、2枚目以降19,800円
- 還元率:0.33~1%
- ETCカード:発行手数料935円(税込)(基本カードにつき最大5枚)
出典:アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメックスプラチナカード

- 年会費(税込):39,600円
- 家族カード:1枚目無料、2枚目以降19,800円
- 還元率:0.33~1%
- ETCカード:発行手数料935円(税込)(基本カードにつき最大5枚)
出典:アメックスプラチナ
法人向けアメックスカードの主な種類
- アメックスビジネスグリーンカード
- アメックスビジネスゴールドカード
- アメックスビジネスプラチナカード
アメックスビジネスグリーンカード

- 年会費:1,100円(税込)月額制/年間13,200円(税込)
- 追加カード:6,600円(税込)/枚(付帯特典あり)
- ポイント還元率:0.3%(条件付きで最大1.0%)
- ETCカード:無料(基本カードにつき最大20枚)
出典:アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・グリーン・カード
アメックスビジネスゴールドカード

- 年会費:49,500円(税込)
- 追加カード:13,200円(税込)/枚(特典付き)/無料(特典なし)
- ETCカード:1名につき最大20枚まで無料発行可能
- ポイント還元率:最大1.0%(「メンバーシップ・リワード・プラス」登録時の還元率)
- ポイントプログラム:メンバーシップ・リワード・プラス(初年度無料、2年目以降3,300円)
アメックスビジネスプラチナカード

- 年会費:165,000円(税込)
- 追加カード:4枚まで年会費無料(5枚目以降13,200円/枚)
- ETCカード:基本カード会員1名につき20枚まで無料発行可能
- ポイント還元率:最大3.0%(「メンバーシップ・リワード・プラス」登録時の還元率)
- ポイントプログラム:メンバーシップ・リワード・プラス登録無料
ETCカードをアメックスで作るメリット!ETCカードアメックスで気をつけておきたい注意点

ただし、個人用カードでは発行時に935円の手数料が必要となる点が他社と異なるポイントです。
一方、法人カードでは年会費や手数料がかからず、発行枚数も多いためビジネス用途に特化した機能性が備わっています。
ETCカードアメックスと他社カードの基本情報比較表
次に、ETCカードアメックスと他社の代表格であるJCBカードのETCカードを比較してみましょう。
カード名 | 年会費 | 発行手数料 | 発行可能枚数 |
---|---|---|---|
ETCカードアメックス(個人) | 無料 | 935円(税込) | 最大5枚 |
ETCカードアメックス(法人) | 無料 | 無料 | 最大20枚 |
JCBカード(個人・法人) | 無料 | 無料 | 1枚 |
楽天カード(通常会員) | 550円(税込) | 無料 | 1枚 |
楽天カード(特定会員※) | 無料 | 無料 | 1枚 |

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楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード会員、または楽天PointClubにおいてダイヤモンド・プラチナランク会員はETCカードの年会費が無料になっています。
このETCカードアメックスと他社カードの基本情報比較表から分かる通り、JCBカードのETCカードは年会費・発行手数料ともに無料で、コストの面では非常に魅力的です。また、楽天カードは年会費が550円(税込)かかるものの、特定の楽天カードでは年会費・発行手数料ともに無料です。

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ただし、JCBカードも楽天カードも1枚のカードにつきETCカードは1枚しか発行できません。
つまり、家族や社員ごとに複数枚のETCカードを持ちたい場合には、ETCカードアメックスのほうが柔軟に対応できます。特に法人カードでは20枚まで発行できるという強みがあり、社用車が複数ある企業などには最適な選択肢となるでしょう。
ETCカードアメックスとJCBカードのETCカード比較
JCBカードには個人向けの「ETCスルーカード」と、法人向けの「ETCスルーカードN」があり、どちらも年会費と発行手数料が無料です。ただし、どちらも1枚のJCBカードに対してETCカードは1枚までの発行に制限されています。

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追加でETCカードが必要な場合は、別のJCBカードを用意する必要があります。
この点、ETCカードアメックスであれば、1枚のアメックスカードで最大5枚(法人は20枚)まで発行できるため、家族の車用や仕事用の車など、用途に応じて複数枚を持ちたいユーザーにとっては利便性が非常に高いといえます。また、ETCカードアメックスは、メンバーシップ・リワードのポイント対象となっている点もJCBカードとの違いのひとつです。
ETCカードアメックスと楽天カードのETCカード比較
楽天カードのETCカードは、基本的に楽天カード1枚につき1枚までの発行が可能です。

お役立ちコラム編集部
家族カードにはETCカードが付帯できないため、家族で複数枚のETCカードを持ちたい場合には不便さを感じるかもしれません。
また、楽天カードのETCカードは通常年会費が550円(税込)かかりますが、次の条件に該当する場合は年会費が無料になります。
- 楽天ゴールドカード会員
- 楽天プレミアムカード会員
- 楽天PointClubのダイヤモンド会員またはプラチナ会員
このように、一部の優待条件に当てはまるユーザーであればコスト面でのメリットはあるものの、条件を満たさない場合は年会費が発生します。

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加えて、ETCカードを複数枚発行することができないため、用途が限定されてしまう点もデメリットです。
その点、ETCカードアメックスなら個人でも最大5枚まで発行できるうえに、ビジネスカードであれば最大20枚まで発行可能です。ETCカードアメックスは発行手数料こそ必要な場合がありますが、用途の柔軟さという観点では大きな強みがあります。
以上、ETCカードアメックスと他社ETCカードの違いを解説しました。ETCカードアメックスと他社のETCカードを比較すると、それぞれに異なる特徴があります。JCBカードは年会費・発行手数料ともに無料で、コスト重視のユーザーには魅力的ですが、ETCカードの発行枚数が1枚に制限されています。楽天カードも同様に、特定条件を満たせば年会費が無料になりますが、ETCカードは1枚しか発行できません。

お役立ちコラム編集部
それに対して、ETCカードアメックスはコスト面では発行手数料などがかかる場合もありますが、複数枚のETCカードを発行できるという圧倒的な柔軟性があります。
特に、ビジネス用途や家族利用で複数の車を管理したい場合には非常に便利です。用途や発行条件を比較検討しながら、自分に合ったETCカードを選ぶことが、賢い選択につながるでしょう。ETCカードをアメックスで作ることは、多様なニーズに対応できるという点で他社との差別化が図れるポイントとなります。
ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックスETCカードの申し込みはWEBから簡単!利用明細の確認方法&更新方法も解説
次の章では、ETCカードをアメックスで作る際の疑問やよくある質問をQ&A形式で解説していきます。
ETCカードをアメックスで作るQ&A

ETCカードをアメックスで作る際には、通常のクレジットカード申し込みとは異なる点や、注意すべきポイントがあります。

お役立ちコラム編集部
ここでは、ETCカードアメックスに関するよくある質問をQ&A形式で解説します。
申し込み方法、審査の有無、利用明細の確認方法、解約時の手続きまで、ETCカードをアメックスで作る前に知っておきたい情報をまとめています。
Q.ETCカードをアメックスで作る方法は?
ETCカードアメックスを作るためには、まずアメックスのクレジットカードを所有している必要があります。

お役立ちコラム編集部
ETCカードはアメックスカードと同時に申し込むことはできず、クレジットカードを発行・受け取り後に、あらためてETCカードの申し込み手続きを行う流れになります。
ETCカードをアメックスで作る際の申し込み方法は、大きく分けて電話とWebの2つがあります。
電話での申し込み方法
アメックスカードの裏面に記載されている問い合わせ先に電話をして、ETCカードを申し込みます。
ETCカードをアメックスで作るメリットに関連する記事:アメックスゴールドプリファードカードのETCカードのメリット!ポイント二重取りでETCマイレージ登録で高速道路の無料通行に還元
その際、本人確認として、アメックスカードの番号や引き落とし口座情報などを伝える必要があります。
Webでの申し込み方法
ETCカードをアメックスで作る方法2つ目は、Webからの申し込みです。

お役立ちコラム編集部
アメックスの公式サイトにアクセスし、会員ページからETCカードの申し込みをすることも可能です。
ETCカードアメックスの申込フォームへの入力項目は、カード番号、引き落とし口座、氏名、生年月日、住所、メールアドレスなどを正しく入力しましょう。比較的簡単な手続きで、短時間で申し込みが完了します。
ETCカードアメックスは自動更新
ETCカードアメックスには有効期限があり、期限が近づくと自動的に更新されます。新しいETCカードは、期限が切れる1か月ほど前に届きます。また、更新にかかる手数料は無料です。

お役立ちコラム編集部
新旧のETCカードが混在すると混乱のもとになるため、古いカードはハサミで物理的に破棄しておきましょう。
なお、アメックスカードのランク(たとえばグリーンからゴールドなど)をアップグレードした場合でも、ETCカードはそのまま引き続き利用できます。ただし、アメックスカード自体を解約すると、ETCカードアメックスも同時に無効になります。

お役立ちコラム編集部
さらに、新しく車を購入してナンバープレートが変わった場合などには、車載器にETCカードを再セットアップする必要があります。
この作業を行わないと、ETCゲートでの通行ができないため注意が必要です。
Q.ETCカードアメックスには審査がある?
ETCカードをアメックスで作る際にも、ある程度の審査は行われます。ただし、すでにアメックスカードの審査に通っている人であれば、ETCカードアメックスの審査も通過する可能性は高いと考えてよいでしょう。
とはいえ、審査が100%通過するとは限りません。

お役立ちコラム編集部
たとえば、申し込み時点でクレジットカードの支払いに遅延がある場合や、信用情報に問題があると、ETCカードの発行を断られる可能性もあります。
とくに、アメックスカードの利用料金を滞納しているケースは要注意です。
また、収入状況やクレジットヒストリーによっても判断が行われることがあります。ETCカードは補助的なカードとはいえ、与信枠を利用するものですから、一定の信用力が求められます。
Q.ETCカードアメックスの明細はどう確認する?
ETCカードアメックスの利用明細は、アメックスカードの利用明細と合算して表示されます。つまり、ETCカード単体での明細は存在せず、アメックスカードの明細書の中に含まれる形となります。

お役立ちコラム編集部
ETCカードアメックスの明細を確認する方法は、アメックスの会員ページにWebログイン、またはアメックスのアプリを使用するのが一般的です。
利用日時や利用場所なども細かく確認でき、ETC利用分も含めて一目で把握できる仕組みになっています。
ETCカードアメックスを頻繁に使う方は、定期的に明細をチェックすることで、無駄な利用や誤請求の防止にもつながります。紙の明細書を希望する場合は、別途申し込みが必要です。
Q.ETCカードアメックスを解約したい場合は?
ETCカードをアメックスで作ったものの、車に乗らなくなった、ほかのカードに切り替えた、などの理由で解約を検討することもあるでしょう。その場合、ETCカードアメックスの解約はWebからは行えません。

お役立ちコラム編集部
解約の手続きは、アメックスカードの裏面に記載された電話番号に連絡する必要があります。
その際、アメックスカードとETCカードの両方を手元に用意しておき、カード番号や本人情報をスムーズに伝えられるようにしておきましょう。
解約後は、ETCカードの物理的な処分も忘れずに行いましょう。カード情報を読み取られないように、ハサミで細かくカットしてから破棄するのが安全です。
以上、ETCカードアメックスを作ることにまつわるQ&A解説でした。ETCカードをアメックスで作るには、まずアメックスカードの所持が前提条件です。申し込みはWebと電話の2通りがあり、それぞれの手続きは比較的簡単ですが、一定の審査があることも理解しておきましょう。また、利用明細はアメックスカードの明細に合算されて表示されるため、ETCカード単独の明細は存在しません。解約の際も電話での手続きが必要です。
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ETCカードアメックスは、車を頻繁に使う人にとって非常に便利なサービスです。アメックスの特典を活かしながら、スムーズな高速道路利用を目指す方は、ぜひ検討してみてください。
まとめ

ETCカードをアメックスで作ることには、他社にはない独自の魅力があります。まず、アメックスのETCカードは複数枚の発行が可能である点です。一般的なカード会社では、カード1枚につき、ETCカードは1枚までという制限がある中、アメックスのETCカードであれば最大20枚まで無料で発行することができます。特にビジネス用途では、社員や営業車ごとにETCカードを複数枚発行できることは、経費精算や通行料金の費用管理の効率化に大きく寄与するメリットといえるでしょう。
一方で、ETCカードをアメックスで作る際にはデメリットも存在します。例えば、発行手数料がかかることや、還元率がやや低めであることが挙げられます。特に、メンバーシップ・リワード・プラスに未加入の場合は、還元率が0.5%にとどまり、他社のETCカードに比べて見劣りする可能性があります。また、年会費無料で発行できるETCカードが多い中で、アメックスのETCカードは費用が発生するケースもあり、コスト面での検討が必要です。
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さらに注意したいのは、ETCカードアメックスを申し込むには、アメックスが直接発行しているクレジットカードを持っている必要があるという点です。

お役立ちコラム編集部
セゾンアメックスやJALアメックスのように、アメックスブランドでも他社が発行するカードの場合は、ETCカードアメックスの発行対象外となるため、事前に確認しておくことが大切です。
総じて、ETCカードをアメックスで作るのは、アメックスのサービスやステータス性だけでなく、家族やビジネス用途など複数枚発行してETCカードを利用したい方におすすめです。コストや還元率を重視する場合は、他社のETCカードと比較検討し、自分の利用スタイルに合ったカードを選ぶのがおすすめです。