アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値とは?アメックスプラチナとの違いも解説


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お役立ちコラム編集部

ビジネスオーナーや個人事業主にとって、ビジネスを加速させるツールのひとつがクレジットカードです。その中でも「アメックスビジネスプラチナ」は、高い信頼性と充実した特典で注目を集めている一枚です。しかし、誰もが気になるのが、アメックスビジネスプラチナの年会費の高さでしょう。アメックスビジネス年会費は決して安くはなく、それ相応の価値を感じられなければ選択肢には入りません。
では、アメックスビジネスプラチナの年会費に見合うだけの価値は、本当にあるのでしょうか。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値!アメックスビジネスプラチナのここがポイント!

アメックスビジネスプラチナには数々の特典やサポートサービス、ビジネスを有利に進めるための優遇が揃っており、多くの利用者がその年会費を超えるメリットを実感しています。
この記事では、アメックスビジネスプラチナ 年会費を超える価値である豪華特典やメリットについて詳しく解説しつつ、注意すべきポイントやアメックスプラチナとの違いも丁寧に紹介します。
アメックスビジネスプラチナを検討中の方はもちろん、クレジットカードの発行を検討しておられる方が納得して選べるよう、具体的な情報を分かりやすくお届けします。
目次
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値

アメックスビジネスプラチナは、ビジネスパーソンにとって非常に魅力的なカードです。しかし、その高額な年会費に対して本当に価値があるのか疑問に思う方も多いでしょう。そこでこの章では、アメックスビジネスプラチナの年会費に見合う、あるいはそれ以上の価値をもたらす代表的な特典サービスやメリットについて詳しく解説していきます。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える特典
まず、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値として、豪華な特典サービスを解説します。特にビジネスシーンに直結するサービスを中心に、ホテル、グルメ、空港ラウンジなど多岐にわたるメリットを総合的に紹介していきます。
アメックスビジネスプラチナの年会費にまつわるおすすめ記事

アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:【完全解説】アメックスビジネスプラチナの特典がすごい!使ってわかったメリット・デメリットを忖度なしで大暴露
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える!ビジネス向けの特典
アメックスビジネスプラチナの大きな魅力は、ビジネスシーンで活用できるサポート体制が非常に手厚い点です。
主なビジネス向け特典一覧
特典名 | 内容 |
---|---|
プラチナ・コンシェルジュ・デスク | 出張・会食・リサーチなどを24時間365日代行 |
NIKKEI OFFICE PASS優待 | シェアオフィスが10%OFFで利用可能 |
ビジネス・ダイニング・コレクション | 高級レストランのコース1名分が無料 |
ゴールド・ワインクラブ | ワインの銘柄・購入相談や希少ワインの手配 |
たとえば「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」は、海外出張時のチケット手配や、取引先との会食場所の提案、資料のリサーチなど、時間と手間を節約できる便利なサービスです。これらを自力で手配すれば多くの時間コストがかかるため、実質的な年会費の回収にも貢献します。

お役立ちコラム編集部
コンシェルジュは24時間365日体制で稼働しており、ビジネスで急を要する対応にも力を発揮します。
海外で販売されている限定品の取り寄せまで依頼できる柔軟性もあり、単なる問い合わせ窓口を超えた利便性があります。
また、「NIKKEI OFFICE PASS 」によって、全国のシェアオフィスやコワーキングスペースを優待料金で利用できるのも年会費を超える大きなメリットです。通常15,000円以上する月額料金が10%割引となるため、リモートワークや移動中の業務頻度が多い方にはありがたい特典です。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える!空港ラウンジ特典
出張の多いビジネスパーソンにとって、空港での待ち時間の快適性は非常に重要です。アメックスビジネスプラチナは、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジにアクセス可能な「プライオリティ・パス」をはじめ、「アメックスグローバルラウンジ」「センチュリオンラウンジ」「デルタ・スカイクラブ」など、複数のラウンジが利用可能です。これは出張を快適にするアメックスビジネスプラチナの年会費を上回る大きな特典です。
参照:アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
利用可能な空港ラウンジ一覧
- プライオリティ・パス(世界1,300ヶ所以上)
- センチュリオン・ラウンジ(アメックス上級会員専用)

お役立ちコラム編集部
センチュリオンラウンジは、アメリカン・エキスプレスのこだわりを詰め込んだ会員様専用の空港ラウンジで、国内外を問わず快適な空港体験を実現します。
- デルタ・スカイクラブ
- 国内空港ラウンジ(同伴者も無料)
これらアメックスビジネスプラチナで利用できるラウンジでは、以下のサービスが無料で提供されます。
- ソフトドリンク・アルコール類
- 軽食・スナック
- 高速Wi-Fi
- コンセント
- シャワールーム(一部施設)

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日本未上陸の高級ラウンジを無料で利用できるのは、年会費を大きく上回る価値といえるでしょう。
特にセンチュリオンラウンジはアメックスビジネスプラチナ保有者限定であり、ラグジュアリーな空間がビジネスの合間のリフレッシュに最適です。
アメックスビジネスプラチナの豪華な特典については、以下の記事でも解説しています。豪華な特典をはじめ、最強の法人カードとして多くの経営者に選ばられる理由もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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アメックスビジネスプラチナの豪華な特典とは?法人カードとして最強の理由
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える!ホテル特典
アメックスビジネスプラチナでは、毎年のカード更新時に国内の高級ホテルで利用できる1泊2名分の「フリー・ステイ・ギフト」が付与されます。対象となるのはマリオット、ヒルトン、ニューオータニ、オークラ、ハイアットなど、通常一泊6万円を超えることもある高級ホテルです。ホテル好きの方であれば、これだけでもアメックスビジネスプラチナの年会費の多くを回収できる可能性があります。
主なホテル関連特典
特典名 | 内容 |
---|---|
フリー・ステイ・ギフト | 国内高級ホテルの無料宿泊券(毎年1回) |
ホテル・メンバーシップ | 高級ホテルの上級会員資格を無条件で付与 |
ファイン・ホテル・アンド・リゾート | 対象ホテルで朝食・アップグレード・特別クレジット付きの優待 |
また、アメックスビジネスプラチナには「ホテル・メンバーシップ」が付帯されており、マリオット・ボンヴォイのゴールドエリート、ヒルトン・オナーズのゴールド、ハイアットのエクスプローリストなど、上級会員資格を無条件で得ることができます。
アメックスビジネスプラチナ付帯のホテル・メンバーシップ
- マリオット・ボンヴォイ:ゴールドエリート会員資格
- ヒルトン・オナーズ:ゴールドステータス
- ハイアット:エクスプローリスト

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これらのステータスにより、部屋のアップグレード、レイトチェックアウト、朝食無料などの特典が利用可能です。
- シャングリ・ラ サークル:ジェイド
これにより出張や旅行の質が格段に上がるため、アメックスビジネスプラチナの年会費を払う価値を実感できる豪華な特典の一つです。
さらに、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)」では、対象ホテルで朝食無料、レイトチェックアウト、100ドル相当のクレジットなど、初回利用から上級会員並みのサービスが受けられます。
アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:アメックスビジネスプラチナの特典や年会費などの情報を解説!
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える!グルメ特典
ビジネスには会食がつきものですが、アメックスビジネスプラチナはその場面でも力を発揮します。このグルメ特典も接待・会食をサポートできるアメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値ある魅力です。
主なグルメ特典
- ビジネス・ダイニング・コレクション:対象レストランのコースが1名無料
- ゴールド・ワインクラブ:希少なワインや贈答用ワインの手配をサポート

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会食が多い方であれば、年間で数万円から十万円以上のコスト削減が可能となり、実質的に年会費の負担が軽減される形になります。
また、「ゴールド・ワインクラブ」では、ワインの銘柄に関する相談、季節ごとのおすすめワインの案内、希少なワインの購入など、ワイン好きにはたまらないサポートも充実しています。予算に合わせた提案も可能なので、接待用の贈答品選びにも活用できます。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える!各種保険・補償制度
アメックスビジネスプラチナには、最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯されています。海外旅行時の傷害・疾病治療費用も最高1,000万円と、万一の際にも安心です。ゴルフ保険も充実しており、接待中の事故などにも備えることができます。出張・旅行時の万全にする安心設計は、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値といえるでしょう。
主な付帯保険一覧
保険の種類 | 補償内容 |
---|---|
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(治療費用:最大1,000万円) |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円 |
航空便遅延補償 | 宿泊・食事代の補償あり |
ショッピング・プロテクション | 年間最高500万円まで補償 |
キャンセル・プロテクション | 出張などの急なキャンセルに対応 |
ゴルフ保険 | ゴルフプレー中の事故を補償 |

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特に海外旅行中の疾病治療費が1,000万円まで補償される点は、他社のビジネスカードと比べても非常に優れており、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値といえるでしょう。
そのほかにも、ショッピング・プロテクションやキャンセル・プロテクション、カー・ピッキング・プロテクションなど、ビジネス・プライベートを問わず役立つ補償が多彩に用意されています。
年会費を上回るコストパフォーマンス
アメックスビジネスプラチナは、165,000円(税込)の年会費こそ高額に感じますが、各種特典をしっかり活用すれば、十分に年会費以上の価値を享受できるカードです。コンシェルジュの活用、空港ラウンジの快適性、高級ホテルでの滞在やグルメ体験、万一に備えた補償制度など、どれをとってもビジネスの質を高める内容となっており、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値あるメリットと言えます。
特典の活用による想定リターン例
特典 | 価値の目安(年間) |
---|---|
フリーステイギフト(1泊) | 約60,000円 |
空港ラウンジ利用(10回) | 約30,000円 |
ダイニングコレクション(5回) | 約50,000円 |
ホテルアップグレードなど | 約30,000円 |
保険・補償の安心 | プライスレス |

お役立ちコラム編集部
これらをフル活用すれば、年会費以上のリターンを得ることも難しくありません。
実際に実質的な年間リターンは15万円〜20万円超になるケースもあります。
出張が多い方、接待や会食の機会が多い方、ラグジュアリーな旅行を好む方にとって、アメックスビジネスプラチナは単なるカードではなく、信頼できるビジネスパートナーともいえる存在です。今後のビジネスをより充実させるためにも、アメックスビジネスプラチナの年会費を投資と考え、その特典を最大限に活かしてみてはいかがでしょうか。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット
つづいて、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える7つの主なメリットを紹介し、その年会費を上回る理由をわかりやすく解説していきます。
アメックスビジネスプラチナは、年会費が165,000円(税込)と非常に高額なクレジットカードですが、提供される特典や利便性を総合的に考えると、その年会費を十分に超える価値があると評価されています。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット1.
追加カードを無料で発行できる
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット1つ目は、追加カードを無料で発行できることです。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値!アメックスビジネスプラチナのメリット

アメックスビジネスプラチナでは、従業員用の追加カードを4枚まで無料で発行できます。
5枚目以降も発行は可能ですが、年会費13,200円(税込)がかかり、ビジネスゴールドカード扱いになります。
さらに、各カードに対して個別に利用限度額の設定ができるため、社員の使いすぎを防止しつつ、企業全体でカードの利便性を享受できる面も、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値です。
アメックスビジネスプラチナ 追加カードの概要
枚数 | 年会費 | カードランク |
---|---|---|
1〜4枚 | 無料 | アメックスビジネスプラチナと同等ランク |
5枚目以降 | 13,200円/枚(税込) | アメックスビジネスゴールドランク |
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット2.
貯めたポイントを支払いやマイルに活用できる
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット2つ目は、貯めたポイントを支払いやマイルに活用できることです。アメックスビジネスプラチナでは、日々の利用で貯まるポイントを「支払いに充当」または「マイルに交換」することが可能です。

お役立ちコラム編集部
特に注目すべきは、ANAマイルへの交換レートで、1ポイント=1マイルという非常に優れたレートが提供されています。
法人カードの多くが0.5%程度の還元であるのに対し、アメックスビジネスプラチナは、より高い還元レートでポイントを活用できます。
例えば、入会キャンペーンで最大260,000ポイントを獲得でき、それをすべてマイルに交換した場合、東京〜ハワイ間の往復航空券を約6回以上分手に入れることも可能です。これだけで年会費をペイできるアメックスビジネスプラチナの大きなメリットです。
最新の入会キャンペーンについては、以下の記事でもご紹介しています。アメックスビジネスプラチナをお得に作成したい方や、最新のキャンペーン情報を知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

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アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット3.
高品質なコンシェルジュサービス
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット3つ目は、高品質なコンシェルジュサービスです。アメックスビジネスプラチナには、「プラチナ・セクレタリー・サービス」と呼ばれる24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯しています。このサービスを使えば、忙しいビジネスパーソンも時間を効率的に使うことができます。
コンシェルジュの主な対応内容
- ホテルやレストランの予約

お役立ちコラム編集部
ビジネス秘書を雇うことを考えれば、コンシェルジュサービスの価値は非常に高く、年会費を補って余りあるといえます。
- 航空券・新幹線の手配
- コンサートやスポーツイベントのチケット確保
- 入手困難な商品の取り寄せ
- 海外旅行中の緊急サポート
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット4.
経営者に嬉しい補償制度
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット4つ目は、経営者に嬉しい補償制度です。アメックスビジネスプラチナには、ビジネスに役立つ各種補償も充実しています。
補償制度の一例
- DELLのオンラインショップで最大7,000円のキャッシュバック
- ゴルフ保険(プレー中のけがや用具の破損など)
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アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:アメックス・ビジネス・プラチナカード徹底解説!利用可能枠・審査・特徴を紹介
ゴルフ関連の補償は以下のような項目に対応しており、接待や趣味としてゴルフを楽しむ経営者にとって安心材料となります。
ゴルフ保険の主な内容
補償項目 | 内容 |
---|---|
ゴルファー傷害補償 | プレイ中のけがに対する補償 |
ゴルフ用品補償 | クラブや用具の破損時の補償 |
ホールインワン費用補償 | 記念費用や祝賀会費用の補償 |
第三者賠償責任補償 | 他人にケガをさせたり物損があった場合の賠償責任補償 |
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット5.
海外利用や加盟店での高ポイント還元
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット5つ目は、海外利用や加盟店での高ポイント還元です。アメックスビジネスプラチナでは、海外利用や特約加盟店での買い物でポイント還元率が3.0%になります。

お役立ちコラム編集部
これは「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録(通常年会費3,300円)によって適用されますが、アメックスビジネスプラチナではこの登録料も無料です。
海外出張が多い方や、特約店での利用が多い方には、アメックスビジネスプラチナの年会費に見合う大きなメリットといえるでしょう。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット6.
アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインでの特典
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット6つ目は、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインを利用時の特典です。ホテルや航空券の予約には、アメリカン・エキスプレス・トラベルオンラインを活用することで、アメックス会員限定の価格での予約や、ポイントの大量獲得が可能です。頻繁に出張や旅行をする方にとっては、年会費をすぐに回収できる特典です。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット7.
社会的信用やステータス性の象徴
アメックスビジネスプラチナの年会費を超えるメリット7つ目は、社会的信用やステータス性です。アメックスビジネスプラチナはその券面や発行条件から、企業の信用や代表者の信頼性を高めるステータスカードとしての側面もあります。取引先や接待の場でのカード利用が、無言の信頼を得るきっかけになることもあるでしょう。

お役立ちコラム編集部
このように、アメックスビジネスプラチナはその年会費の高さに見合う、もしくはそれ以上の価値を持つ特典が豊富に備わっています。
ビジネスの規模やライフスタイルに応じて、十分に活用できるカードです。
以上、アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値について解説しました。アメックスビジネスプラチナの年会費は高額ですが、その分、得られる価値は非常に大きいと言えます。ビジネスに役立つコンシェルジュサービスや手厚い補償制度、ポイントの高い還元率、追加カードの無料発行など、日常の業務効率や経費削減にもつながる特典サービスやメリットが豊富です。特に出張や接待が多い経営者・個人事業主にとって、年会費を上回る恩恵があるでしょう。年会費以上の価値を体感できる一枚です。
アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:「アメックス・ビジネス・プラチナ」と「アメックス・プラチナ」に新しく追加された特典を解説! 年会費がアップしても、モトが取れるお得な特典が追加!
次の章では、アメックスビジネスプラチナの注意すべきポイントを紹介していきたいと思います。
アメックスビジネスプラチナの注意すべきポイント

アメックスビジネスプラチナは、年会費の高さに見合う、もしくは年会費を超えるだけの価値を提供してくれる法人カードですが、すべてが完璧というわけではありません。アメックスビジネスプラチナには多くのメリットがある一方で、利用する上で注意しておくべきポイントもいくつか存在します。

お役立ちコラム編集部
特に、決済の使い勝手やポイント還元率のルール、マイルへの交換条件などを事前に理解しておかないと、思わぬ不便を感じることもあるでしょう。
この章では、アメックスビジネスプラチナを選ぶ際に知っておきたい注意点を整理してご紹介します。
アメックスビジネスプラチナの注意点1.
メタルカードが使えない場面がある
アメックスビジネスプラチナの注意点1つ目は、メタルカードが使えない場面があることです。アメックスビジネスプラチナは、他のアメックスカードとは異なり、重厚感のあるメタル素材のカードが発行されます。
アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:アメックス、プラチナ・カード一新 年会費16.5万円。個人とビジネスを明確に分ける
高級感があり所有欲を満たしてくれるデザインではありますが、素材の特殊性ゆえに一部の店舗や機械では使用できないケースがあります。
例えば、古いタイプの決済端末や、自動精算機が設置されている駐車場、セルフ式のガソリンスタンドなどでは、メタルカードが機械にうまく読み込まれず、利用できないことがあります。
アメックスビジネスプラチナの年会費を超える価値!メタル製カードで気をつけておきたい注意点

「金属製カードは対応していません」と案内が出ている端末でも、実際には問題なく使えることもあるため、店側の対応にばらつきがある点も注意が必要です。
サブカードとしてアメックスビジネスゴールドや他社のクレジットカードを持っておくことで、このような場面でもスムーズに対応できるでしょう。
アメックスビジネスプラチナの注意点2.
税金支払い時のポイント還元率が下がる
アメックスビジネスプラチナの注意点2つ目は、税金支払い時のポイント還元率が下がることです。アメックスビジネスプラチナは、さまざまな支払いでポイントを貯めることができますが、国税や地方税といった公共料金の支払いについては、ポイント還元率が下がる仕組みになっています。
以下は還元率が下がる主な支払い項目です。
- 国税(所得税、法人税など)
- 地方税(住民税、固定資産税など)
- 国民年金保険料
- 電気・ガス・水道などの公共料金

お役立ちコラム編集部
通常の利用では100円あたり1ポイント(1.0%)の還元率でポイントが付与されますが、税金や一部の公共料金の支払いでは、200円で1ポイント(0.5%)と半減します。
こうした支払いでもポイントがまったく付かないわけではないものの、通常の買い物に比べると効率が落ちるため、アメックスビジネスプラチナの年会費分のポイントを効率よく回収したい方にとってはやや不利といえるでしょう。
アメックスビジネスプラチナの注意点3.
ANAマイルへの移行に年間上限がある
アメックスビジネスプラチナの注意点3つ目は、ANAマイルへの移行に年間上限があることです。アメックスビジネスプラチナでは、貯めたポイントをANAマイルに1ポイント=1マイルという高いレートで交換できますが、実はこの交換には年間上限が設けられています。
具体的には、1年間(1月~12月)で最大40,000マイルまでしか交換できません。マイルを積極的に貯めて航空券に換えたいと考えている方にとって、この上限は計画的なポイント管理を求められる大きな制限となります。

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なお、ANAマイル以外にもJALを含む40社以上の航空会社のマイルに交換することは可能ですが、交換レートは一般的に0.8%以下とやや低めになります。
そのため、マイルの活用を重視する場合は、ポイントの利用先を事前にしっかりと決めておく必要があります。
アメックスビジネスプラチナは、年会費に見合ったサービスや特典が充実していますが、すべてのシーンで万能というわけではありません。メタルカード特有の使いづらさ、税金支払い時のポイント還元率の低下、ANAマイル移行の上限など、事前に把握しておくべき注意点も複数あります。
年会費が高額であるからこそ、自分の使い方に合っているかどうかをしっかり検討することが大切です。こうした注意点を理解し、適切に対応策を講じれば、アメックスビジネスプラチナは非常に頼りになるビジネスパートナーとして活用できるでしょう。
アメックスビジネスプラチナの年会費にまつわるおすすめ記事

アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:アメックスビジネスプラチナ 年会費無料キャンペーンの特典について評判や口コミも参考に分析
次の章では、アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの違いについて詳しく解説していきたいと思います。
アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの違い

アメリカン・エキスプレスが提供するプラチナカードには、大きく分けて「アメックスビジネスプラチナ」と「アメックスプラチナ(個人向け)」の2種類があります。どちらも年会費は高額な部類に入りますが、それに見合った充実したサービスが用意されています。

お役立ちコラム編集部
ただし、それぞれのカードには異なる利用目的や特典があり、選ぶ際には自身のライフスタイルや支払い用途に応じて適切なカードを選ぶことが重要です。
この章では、アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの主な違いや特徴を比較し、それぞれのカードがどのような人に適しているのかを解説していきます。年会費というコストに見合うメリットをしっかり受け取るためにも、各カードの違いを理解することが欠かせません。
アメックスビジネスプラチナ

アメックスビジネスプラチナは、法人代表や個人事業主などビジネス用途を想定した設計になっています。
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アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:【アメックスビジネスプラチナ完全版】全特典・年会費・メリットデメリット総まとめ
年会費は165,000円(税込)で、これはアメックスプラチナ(個人向け)と同額ですが、ビジネスに役立つ独自のサービスが多く備わっている点が大きな違いです。
アメックスプラチナ

出典:アメックスプラチナ
アメックスプラチナの年会費はアメックスビジネスプラチナと同額ですが、主に旅行やグルメ関連の特典が充実した個人向けのカードとして提供されています。旅行好きな方やハイクラスな体験を重視する方に向いています。
以下に、アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの両カードの主な違いを一覧で整理しました。
基本情報比較表
特典項目 | アメックスビジネスプラチナ | アメックスプラチナ |
---|---|---|
年会費 | 165,000円(税込) | 165,000円(税込) |
家族カード | 4枚まで無料、5枚目から13,200円(税込) | 4枚まで無料、5枚目から13,200円(税込) |
メタルカード | あり | あり |
ETCカード年会費 | 無料 | 無料 |
空港ラウンジ | 同伴者1名まで無料 | 同伴者1名まで無料 |
主な特典 | ・ビジネス・パッキング・プログラム ・ビジネス・サイバー・プロテクション ・OFFICE PASS ・ビジネス・ワランティ・サービス ・ポケットコンシェルジュ特典 ・ナパ・ソノマのワインギフトなど |
・2 for 1 ダイニング by 招待日和 ・グローバル・ダイニング・キャッシュバック ・レストラン割引 ・プラチナ・コンシェルジェ・デスク ・カフェ特典など |
アメックスビジネスプラチナは、広告費のキャッシュバックが受けられる「ビジネス・バッキング・プログラム」や、サイバー攻撃のリスクに備える「ビジネス・サイバー・プロテクション」といった、ビジネスをサポートする機能が特徴です。また、全国のシェアオフィスを優待料金で利用できる「OFFICE PASS」も、外出や出張の多い事業者にとって非常に便利です。

お役立ちコラム編集部
対してアメックスプラチナでは、国内外のレストランで2名以上の利用時に1名分が無料となる「2 for 1 ダイニング」や、宿泊時のアップグレードが受けられる「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」など、旅行や外食を楽しむための特典が際立ちます。
プライベートでの贅沢な時間を重視する方には魅力的な内容です。
さらに、両カードはポイントプログラム(メンバーシップ・リワード・プラス)が共通しており、貯まったポイントを合算して管理することができます。これにより、アメックスビジネスプラチナで日々の経費を支払い、貯まったポイントをアメックスプラチナの特典や旅行に使うといった活用も可能です。

お役立ちコラム編集部
2枚を併用することで、ビジネスとプライベートの両面でアメックスの恩恵を最大限に享受できます。
アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの違いにおける注意点
アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの違いにおける注意点として、アメックスビジネスプラチナではアメックスの最上級カードであるセンチュリオン・カードを目指すことはできない点です。
センチュリオン・カードへのインビテーションはアメックスプラチナ(個人向け)の利用実績が対象となっているため、将来的にそのステータスを目指すのであれば、アメックスプラチナとの2枚持ちが必要となります。
アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:アメックス法人カードを徹底比較!年会費やメリット・審査基準や必要書類も解説
以上、アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの違いを解説しました。アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナは、どちらも年会費は同額ですが、提供されるサービスの性質には明確な違いがあります。
- アメックスビジネスプラチナ
ビジネス支援に特化しており、業務効率化やリスク管理を重視する方に - アメックスプラチナ
旅行やグルメといった個人の楽しみに焦点を当て、ハイクラスなライフスタイルを求める人に最適

お役立ちコラム編集部
ビジネスと個人、それぞれの利用目的を見極めたうえで、どちらのカードが自分に適しているかを検討すると良いでしょう。
中には両方を発行し、それぞれの用途で使い分ける方も多く見られます。年会費の負担はありますが、その年会費の価値を得られる設計になっているため、ライフスタイルやビジネススタイルに合った選択が、満足度の高いカード利用につながります。
次章では、アメックスビジネスプラチナの年会費をはじめ、アメックスビジネスプラチナの疑問やよくある質問をQ&A形式で解説していきます。
アメックスビジネスプラチナにまつわるQ&A

ビジネスカードの中でも圧倒的な特典とサービスで人気を集めているアメックスビジネスプラチナ。しかし、初めての申し込みを検討している方や、他のカードと比較している方にとっては、疑問点や気になるポイントも多いはずです。ここでは、アメックスビジネスプラチナに関してよくある質問とその回答をわかりやすく解説していきます。
アメックスビジネスプラチナの年会費にまつわるおすすめ記事

アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・プラチナ・カードと個人向けプラチナカードの違いを解説
Q1:アメックスビジネスプラチナの年会費を払う価値はある?
アメックスビジネスプラチナの年会費は税込で165,000円となっています。この年会費は一見高額に見えるかもしれませんが、ビジネス用途に特化したサービスや補償が非常に充実しているため、経費処理や福利厚生の一環として利用すれば十分に年会費を超える価値を実感できる内容です。
Q2:アメックスビジネスプラチナの年会費にはどのような特典が含まれていますか?
アメックスビジネスプラチナの年会費に含まれる特典としては、主にビジネスに役立つサポートが豊富に用意されています。
- プラチナ・コンシェルジュ・デスク:出張・会食・リサーチなどを24時間365日代行
- NIKKEI OFFICE PASS優待:全国のシェアオフィスを優待価格で利用できる

お役立ちコラム編集部
出張を快適にする「プライオリティ・パス」や、「アメックスグローバルラウンジ」「センチュリオンラウンジ」「デルタ・スカイクラブ」など、複数のラウンジが利用できる点もアメックスビジネスプラチナの年会費を超える大きなメリットです。
- ビジネス・ダイニング・コレクション:接待に利用できる高級レストランでコース1名分が無料
- ゴールド・ワインクラブ:贈答におすすめのワインの購入相談や希少ワインの手配
- 空港ラウンジ特典:
その他、ビジネス・パッキング・プログラムによる広告費のキャッシュバック、サイバーセキュリティに対応したビジネス・サイバー・プロテクションなど、法人や個人事業主にとって実用性の高い内容がそろっています。
Q3:アメックスビジネスプラチナは法人以外でも申し込めますか?
アメックスビジネスプラチナは、法人の代表者だけでなく、個人事業主やフリーランスの方でも申し込むことが可能です。

お役立ちコラム編集部
アメックスビジネスプラチナは、登記の有無にかかわらず、事業を営んでいることが証明できれば申請できます。
そのため、個人で活動しているクリエイターやコンサルタントなどにも支持されています。
Q4:アメックスビジネスプラチナのポイントはどう活用できますか?
アメックスビジネスプラチナでは、日々の経費精算でポイントを効率よく貯めることができます。

お役立ちコラム編集部
アメックスビジネスプラチナで貯まるポイントは、航空券の交換やホテルの宿泊、さらにはAmazonなどのオンラインショップでも利用できるため、個人的な支出にも活用可能です。
また、アメックスの個人カードとポイントを合算することもできるため、利用の幅がさらに広がります。
Q5:アメックスビジネスプラチナとアメックスプラチナの両方を持つメリットはありますか?
アメックスビジネスプラチナはビジネスに特化したカードで、出張や法人経費に対する特典が豊富に用意されています。一方でアメックスプラチナは個人向けのグルメや旅行に強いカードです。

お役立ちコラム編集部
両方を持つことで、ビジネスとプライベートを明確に分けつつ、それぞれの領域で最大限のメリットを享受できます。
さらにポイントも一元管理できるため、効率よく貯めて使うことができます。
以上、アメックスビジネスプラチナにまつわるQ&A解説でした。アメックスビジネスプラチナに関する疑問を解消することで、このカードの年会費を超える価値がより明確になるはずです。
アメックスビジネスプラチナの年会費は165,000円(税込)と高めに設定されていますが、その分ビジネスパーソンにとって実用性の高い特典が豊富に含まれており、長期的に見れば年会費以上のリターンを得られるカードといえるでしょう。
アメックスビジネスプラチナへの申し込みを検討している方は、自分のビジネススタイルにこのカードがマッチするかを見極めた上で、導入を検討してみてください。
まとめ

アメックスビジネスプラチナは、ビジネスシーンで活躍する法人代表者や個人事業主にとって、非常に魅力的なサービスを備えたプレミアムカードです。年会費は165,000円(税込)と決して安くはありませんが、年会費を上回る特典やサポートが用意されており、活用次第では十分に年会費の元を取れる設計となっています。
特に、アメックスビジネスプラチナにしかないビジネス特化型のサービスや補償制度は、日々の経費管理から出張時のサポートまで幅広く対応しており、時間とコストの効率化を図りたいビジネスパーソンにとって心強い味方になります。また、ポイントプログラムやラウンジ利用、秘書サービスなども活用することで、年会費以上の付加価値を実感できるでしょう。
アメックスビジネスプラチナの年会費に関連する記事:【2025年最新版】アメリカン・エキスプレス ビジネス・プラチナカード徹底解説~選び方のヒントと真実
さらに、アメックスプラチナとの違いを理解することで、目的に応じた最適なカード選びが可能になります。ビジネスを中心に据えるならアメックスビジネスプラチナ、プライベートな旅行やグルメを楽しみたいならアメックスプラチナと使い分けることで、それぞれのカードの強みを活かすことができます。
もちろん、アメックスビジネスプラチナにも注意点はあります。センチュリオン・カードへの道が開かれないことや、プライベート利用との区別が必要になる点など、しっかりと理解してから導入を検討すべきです。
年会費という金額に目を向けるだけでなく、その中にどれだけの価値が詰まっているかを見極めることが大切です。アメックスビジネスプラチナは、信頼性と充実したサービスを備えた、長く使えるビジネスパートナーとして、年会費以上の確かな価値を提供してくれる一枚といえるでしょう。ビジネスの成長を支える手段のひとつとして、ぜひ前向きに検討してみてください。