バクラクビジネスカードとは?他のビジネスカードとの違いや審査まで全解説!


監修:
お役立ちコラム編集部

近年、経費管理の効率化やキャッシュフローの改善を目的に、多くの企業や個人事業主がビジネスカードの導入を進めています。中でも注目を集めているのが、クラウド経費精算システムで知られるバクラクが提供する「バクラクビジネスカード」です。

お役立ちコラム編集部
バクラクビジネスカードは、経費精算やカード利用の管理をシームレスに行えるだけでなく、従来のビジネスカードにはない独自の機能やサービスを備えていることで話題を集めています。
本記事では、バクラクビジネスカードの基本情報から、他のビジネスカードとの違い、利用するメリットや注意すべきデメリットまで、あらゆる視点から詳しく解説していきます。さらに、バクラクビジネスカードの申し込みの流れから審査基準、審査に落ちる主な理由とその対策についても具体的に紹介していきます。これからバクラクビジネスカードを導入しようと考えている方や、他のカードと比較検討している方にとって、実用的な情報を網羅した内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
バクラクビジネスカードとは?

業務の効率化や経費管理の合理化を目指す企業が増える中、注目を集めているのが「バクラクビジネスカード」です。これは、クラウド経費精算サービス「バクラク」を提供する株式会社LayerXが発行する法人専用のビジネスカードで、企業の経費精算業務をより簡単かつ効率的にするための仕組みが多数盛り込まれています。

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特に「バクラク」とのスムーズな連携機能が最大の強みであり、他の会計ソフトとの連携も可能です。
経費処理のスピードを重視する企業や、煩雑になりがちな利用明細の管理、経理担当者の作業負担を軽減したいと考える法人にとって、「バクラクビジネスカード」は非常に魅力的な選択肢となっています。
では、「バクラクビジネスカード」の基本情報や主な特徴について、詳しく見ていきましょう。
バクラクビジネスカード

「バクラクビジネスカード」は、株式会社LayerXが発行する法人向けのクレジットカードで、年会費は無料となっています。バクラクビジネスカード審査完了後、バーチャルカードは即時発行されるため、スピーディに利用を開始できる点も魅力です。また、リアルカードの発行も可能で、最短3日で手元に届きます。
バクラクビジネスカードの基本情報
- 年会費:無料
- バーチャルカード発行:審査終了後、即時発行
- リアルカード発行:最短3日でお届け
- 利用可能枠:一律の設定なし(1回あたりの上限:最大749,999USD)
- 国際ブランド:VISA

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国際ブランドはVISAが採用されており、世界中の加盟店でバクラクビジネスカードの利用が可能です。
- 追加カード:
・バーチャルカード:無料
・リアルカード:1枚あたり1,540円(税込) - ポイント制度:ポイントなし、キャッシュバック方式
- キャッシュバック還元率:1.0%または1.5%
- マイル交換/還元:対応なし
- ETCカード:発行不可
- 国内旅行保険:なし
- 海外旅行保険:最高3,000万円(リアルカードのみ対象)
バクラクビジネスカードに関連する記事:バクラク バクラクビジネスカードを検証レビュー!法人カード・ビジネスカードの選び方も紹介
- ショッピング保険:なし
- 電子マネー対応:なし
- 会計ソフト連携:
・freee会計
・Money Forward クラウド会計
・弥生21シリーズ
・PCAクラウド会計
・勘定奉行クラウド
・勘定奉行i11
・SMILE
・FX4クラウド
・OBiC7 series - 締め日・支払日:
・銀行振込:毎月15日(金融機関が非営業日の場合は前営業日)
・口座振替:毎月8営業日目または毎月20日(非営業日の場合は翌営業日)

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バクラクビジネスカードの支払いの締め日や支払日は、銀行振込と口座振替によって異なり、毎月の経費サイクルに柔軟に対応できます。
また支払い方法は1回払いが基本で、リボ払いやキャッシング機能はバクラクビジネスカードでは提供されていません。
- キャッシング機能:なし
- 支払い方法:1回払い(保証金支払いあり)
- 審査期間・発行期間:審査完了まで最短即日
- 申し込み対象:法人のみ(個人事業主不可)
- 申し込み方法:WEB申込
- 必要書類:
・6ヶ月以内に発行された登記簿謄本(履歴事項全部証明書または現在事項全部証明書)
・委任状(代表者以外が申し込む場合、代表者印または会社実印が必要)
・申込者の本人確認書類 - リボ払い/キャッシング金利:なし
- 発行会社:株式会社LayerX
追加カードについては、バーチャルカードは何枚でも無料で発行でき、リアルカードは1枚あたり1,540円(税込)で追加発行が可能です。

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さらにバクラクビジネスカードには利用可能枠に一律の設定はなく、利用実績や信用状況に応じて柔軟に対応され、1回あたりの最大利用限度額は749,999USDと非常に高い上限が設定されています。
バクラクビジネスカードのポイント還元については、利用金額に応じて1.0%または1.5%のキャッシュバックが受けられる仕組みです。マイルへの交換は非対応ですが、バクラクビジネスカードは現金還元を重視する企業に適したクレジットカードです。
バクラクビジネスカードの主な特徴
バクラクビジネスカードは、経費精算サービス「バクラク」と連携し、明細と領収書の自動紐づけが可能な法人専用カードです。主な特徴は以下の通りです。
- バーチャルカードを無制限発行でき、用途別管理が可能
- 即時ロック機能で不正利用を防止
- freeeやマネーフォワードなどの主要会計ソフトと連携
- 最大2,000万円の補償、AWSやクラウドサインの優待特典
- 海外旅行保険(最大3,000万円)付き(リアルカード所持時)
バクラクビジネスカードのここがポイント!

バクラクビジネスカードは、スタートアップや成長企業に最適な1枚です。
以上、「バクラクビジネスカード」の概要について解説しました。バクラクビジネスカードは、単なる法人カードという枠を超え、経費精算業務の効率化を実現する強力なツールです。特に「バクラク」との連携によって、カード利用から経費処理までの流れがスムーズになり、経理担当者の負担を大幅に軽減できます。

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バクラクビジネスカードは年会費無料ながら、キャッシュバック還元やバーチャルカードの無制限発行、会計ソフトとの広範な連携、さらにはスタートアップ支援につながる特典の数々など、コストパフォーマンスの高さは際立っています。
一方で、ETCカードや個人事業主向けの対応がない点には注意が必要です。しかし、法人向けの経費管理を見直したいと考える企業にとって、「バクラクビジネスカード」は導入する価値の高いカードといえるでしょう。
次の章では、バクラクビジネスカードと他のビジネスカードとの違いについて詳しく解説していきます。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い

法人カードを選ぶ際、多くの企業が注目するのが「年会費」「限度額」「還元率」などの基本的なスペックです。しかし、それだけでは自社に本当に合ったカードを選ぶのは難しいのが実情です。近年、スタートアップから中堅企業まで導入が進んでいるのが「バクラクビジネスカード」です。
バクラクビジネスカードに関連する記事:バクラクビジネスカードの審査基準とは?申し込みの流れも解説
このバクラクビジネスカードは、他の一般的な法人カードとは異なる特性や優れた機能を数多く備えています。この章では、バクラクビジネスカードが他のビジネスカードとどう違うのかを、さまざまな観点から詳しく比較していきます。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い1.
利用限度枠の高さと後払い方式
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い1つ目は、利用限度枠と支払い方法の観点です。バクラクビジネスカードの最も大きな特徴の一つが、その圧倒的な利用限度枠の設定です。

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バクラクビジネスカードは、月間最大で1億円までの利用が可能となっており、他の年会費無料カードやゴールド、プラチナクラスの法人カードと比較しても非常に高い上限を誇ります。
例えば、一般的な無料法人カードの上限はおよそ500万円程度、年会費がかかるハイグレードカードでも限度額は1,000万円〜3,000万円ほどにとどまります。これに対し、バクラクビジネスカードはその数倍〜十数倍の利用枠を提供しており、大規模な事業決済を伴う企業には非常に心強い存在です。

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また、バクラクビジネスカードはプリペイド型ではなく、通常のクレジットカード型である点も他との違いです。
バクラクビジネスカードで利用した分は後払いとなり、支払いサイトも柔軟です。資金繰りの調整がしやすく、キャッシュフローを重視する企業にとっては大きなメリットとなります。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い2.
年会費無料かつ追加カードも無料
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い2つ目は、年会費コストの観点です。一般的な法人カードは、年会費や追加カードの発行に費用がかかることが多く、特に従業員が多い企業ではコストがかさみがちです。

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バクラクビジネスカードでは、年会費はもちろんのこと、バーチャルカードの追加発行に関しても完全無料で提供されています。
バクラクビジネスカードのリアルカードについては1枚あたり1,540円(税込)ですが、業界内でも非常に良心的な価格設定といえるでしょう。
しかも、バクラクビジネスカードは追加カードの発行枚数には上限がなく、必要に応じて何枚でも発行できるのが大きな魅力です。これにより、部署ごとやプロジェクト単位での経費管理がしやすくなり、経理業務の効率化にもつながります。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い3.
高還元率のキャッシュバック
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い3つ目の観点は、ポイント還元率です。従来、バクラクビジネスカードにはポイント制度がなく、他の法人カードと比較して還元面では見劣りする面がありました。しかしバクラクビジネスカードは、2023年4月以降、利用額の1%をキャッシュバックするサービスが開始され、法人カード業界の中でも非常に高い還元率を誇るカードへと進化しています。

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一般的な法人カードの還元率は0〜0.5%が多い中、バクラクビジネスカードの1%という水準はそれらを大きく上回っています。
利用額が大きくなりがちな法人取引において、このバクラクビジネスカードの1%の高還元キャッシュバックは非常に有益であり、企業のコスト削減に貢献します。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い4.
申し込みから発行までWEB完結
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い4つ目は、申し込みの観点です。従来型の法人カードは、申し込みから発行までに紙の書類や郵送手続きが必要なケースが多く、手間と時間がかかりがちでした。一方、バクラクビジネスカードでは、申し込みから審査、発行、さらには追加カードの手続きまで、すべてWEB上で完結します。

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書類提出もデータアップロードのみで済むため、忙しい法人担当者でもバクラクビジネスカードいスムーズに申し込みが可能です。
このバクラクビジネスカードのスピード感は、特に急な決済ニーズや短納期の業務が求められるビジネス現場において大きなアドバンテージとなります。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い5.
会計ソフトとの連携で経理業務が効率化
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い5つ目は、経理業務の効率化の観点です。バクラクビジネスカードの開発元である株式会社LayerXは、経費精算や会計処理の自動化に力を入れている企業です。

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そのため、バクラクビジネスカードも各種クラウド会計ソフトとの連携機能が充実しています。
freee、マネーフォワードクラウド、弥生、勘定奉行など、多くの定番会計ソフトとスムーズに連携可能で、明細の自動取得やCSV出力にも対応しています。リアルタイムで経費情報を管理できるため、経理担当者の作業負担を大幅に削減できるのが大きなメリットです。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い6.
バーチャルカード機能と細かなユーザー設定
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い6つ目の観点は、バーチャルカード機能とユーザー設定です。バクラクビジネスカードは、バーチャルカードの即時発行に対応しており、利用者や用途ごとにカードを使い分けることができます。これにより、不正利用や過剰な経費使用のリスクを最小限に抑えることができます。

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またバクラクビジネスカードでは、各カードごとに名前・用途・利用上限などを設定できるため、部署ごとの管理やプロジェクト単位での運用も容易です。
さらに、ユーザー権限も細かく設定可能で、「管理者権限」「経理担当権限」「一般権限」「明細閲覧専用権限」といったロールが準備されており、役職や業務に応じて適切な権限を付与することが可能です。
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い7.
スマホ最適化・セキュリティ対策も万全
バクラクビジネスカードと他のカードとの違い7つ目は、スマホ最適化・セキュリティ対策の観点です。バクラクビジネスカードは、スマートフォンに最適化された画面設計がなされており、出先からでもカード情報や明細を簡単に確認することができます。

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さらに、バクラクビジネスカードのリアルカードもナンバーレス仕様となっており、盗難や紛失時のリスクを低減します。
また、3Dセキュア(本人認証サービス)にも対応しており、オンライン決済時の不正利用を防止する仕組みも導入済みです。Visaのリスクベース認証を採用していることで、セキュリティレベルの高い安心な決済が可能となっています。
以上、バクラクビジネスカードと他のカードとの違いをバクラクビジネスカードは、他の法人カードと比べて非常に多機能でありながら、コストパフォーマンスにも優れています。高額の利用限度枠、還元率の高いキャッシュバック、充実した管理機能や会計ソフト連携、そしてセキュリティ性の高い設計まで、法人カードとしての完成度は非常に高いといえます。
ビジネスの効率化と経費管理のしやすさを重視する法人にとって、バクラクビジネスカードは有力な選択肢となるでしょう。
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次の章では、バクラクビジネスカードのメリットとデメリットについて解説していきます。
バクラクビジネスカードのメリット・デメリット

バクラクビジネスカードは、経費管理の効率化とコスト削減を目的とした法人向けクレジットカードで、スタートアップや中小企業を中心に注目を集めています。この章では、バクラクビジネスカードの具体的なメリットとデメリットを整理し、他の法人カードとの違いを理解する手助けをします。
バクラクビジネスカードの主な3つのメリット
バクラクビジネスカードに関連する記事:「使わない理由がない」 バクラクビジネスカードがやばいという話
まず、バクラクビジネスカードのメリットを解説していきます。バクラクビジネスカードの主なメリットは以下の3つです。
バクラクビジネスカードのメリット1.
バーチャルカードと追加発行が無制限
バクラクビジネスカードのメリット1つ目は、バーチャルカードと追加発行が無制限であることです。

お役立ちコラム編集部
バクラクビジネスカードの大きな特徴の一つは、バーチャルカードを即時に発行できる点です。
さらに、部署やプロジェクトごとに用途を分けて、無制限に追加カードを発行できるため、社内での利用管理が柔軟になります。発行手数料や年会費もかからず、管理画面から簡単にカード設定や利用制限ができるため、経理担当者にとっても利便性が高いカードです。
バクラクビジネスカードのメリット2.
年会費無料でキャッシュバック率1%
バクラクビジネスカードのメリット2つ目は、年会費無料でありながらキャッシュバック率1%であることです。バクラクビジネスカードは、年会費・初期費用・発行手数料がすべて無料です。

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それに加え、バクラクビジネスカード利用額の1%が自動的にキャッシュバックされる仕組みも魅力です。
法人カードの還元率は通常0.5%以下であることが多いため、バクラクビジネスカードは高水準といえます。コストを抑えつつ、しっかりと還元を受けたい企業には非常に向いています。
バクラクビジネスカードのメリット3.
会計ソフトとの高い連携性
バクラクビジネスカードのメリット3つ目は、会計ソフトとの高い連携性です。

お役立ちコラム編集部
バクラクビジネスカードは、同社のクラウド経費精算サービス「バクラク」とはもちろん、freee、マネーフォワード、弥生、PCA、勘定奉行クラウドなど、主要な会計ソフトとも連携可能です。
利用明細の自動反映や領収書の紐付けがスムーズに行えるため、経費精算や会計処理の業務負担を大きく削減できます。
バクラクビジネスカードの主な2つのデメリット
つづいて、バクラクビジネスカードのデメリットを以下に解説します。バクラクビジネスカードの主なデメリットは2つあります。
バクラクビジネスカードのデメリット1.
ETCカードが発行できない
バクラクビジネスカードのデメリット1つ目は、ETCカードが発行できないことです。バクラクビジネスカードの弱点の一つとして、ETCカードの発行に対応していない点が挙げられます。

お役立ちコラム編集部
社用車での移動が多い企業にとっては、別のETCカードを別途管理する必要があり、経費精算が煩雑になる可能性があります。
出張や車両を使う機会が多い企業は、バクラクビジネスカードのこのデメリットを考慮しておくべきです。
バクラクビジネスカードのデメリット2.
付帯特典が限定的
バクラクビジネスカードのデメリット2つ目は、付帯特典が限定的であることです。
バクラクビジネスカードで気をつけておきたい注意点

バクラクビジネスカードには、空港ラウンジの利用や高級ホテルの優待、旅行保険といった付帯サービスが限定的であるというデメリットに注意が必要です。
リアルカードを発行すれば海外旅行保険は付帯されますが、それ以外のサービスは充実していません。付帯特典を重視する企業には物足りなさを感じるかもしれません。
以上、バクラクビジネスカードのメリットとデメリットを解説しました。バクラクビジネスカードは、バーチャルカードの無制限発行や高いキャッシュバック率、豊富な会計ソフトとの連携といったメリットがあり、経費処理の効率化とコスト削減に優れています。一方で、ETCカードの非対応やラグジュアリーな特典の少なさなど、利用目的によっては注意すべき点もあります。自社のニーズと照らし合わせて、バクラクビジネスカードの導入を検討するとよいでしょう。
バクラクビジネスカードに関連する記事:「バクラクビジネスカード vs UPSIDER」次世代法人カードを徹底比較!
次の章では、バクラクビジネスカードの申込審査と発行の流れを解説していきます。
バクラクビジネスカードの申込審査と発行の流れ

バクラクビジネスカードは、申し込み手続きが非常にシンプルで、発行までのスピードが早いことから、多くの法人やスタートアップ企業に選ばれています。煩雑な手続きが不要なうえ、オンライン上でほぼすべての申請が完了する点も魅力のひとつです。
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この章では、バクラクビジネスカードの申込方法から審査の流れ、発行にかかる時間までを詳しく解説していきます。
バクラクビジネスカードの申込手順
バクラクビジネスカードの申し込みは、以下のステップに沿ってスムーズに進められます。
バクラクビジネスカードの申込手順1.
Webフォームから申し込み
バクラクビジネスカードは、完全にオンライン上で申し込み手続きが完了します。申請時には、法人の基本情報を入力するWebフォームにアクセスし、以下の項目を入力します。
- 法人名
- 法人番号
- 本社所在地
バクラクビジネスカードの申込ポイント!

この際、提出する登記簿謄本に記載されている情報と入力内容が一致していることが重要です。
- 代表者氏名や連絡先
不一致があると、バクラクビジネスカード審査がスムーズに進まない可能性があるため、事前に確認しておくことが求められます。
バクラクビジネスカードの申込手順2.
必要書類の準備と提出
バクラクビジネスカードの申込手順2つ目は、必要書類の準備と提出です。バクラクビジネスカードの申し込みに必要な書類は次のとおりです。
- 発行から6か月以内の登記簿謄本
- 申し込み担当者の本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- 代表者以外が申請する場合には、委任状

お役立ちコラム編集部
これらバクラクビジネスカードで必要となる書類は、データ形式でアップロードすることが可能です。
書類不備を防ぐために、スキャンや写真は鮮明な状態で提出することをおすすめします。
バクラクビジネスカードの申込手順3.
銀行口座の連携
バクラクビジネスカードの申込手順3つ目は、銀行口座の連携です。バクラクビジネスカードでは、金融情報の確認のために銀行口座との連携が必要です。
この連携は「Moneytree LINK」を利用して行われます。

お役立ちコラム編集部
すでにMoneytree IDを持っている場合は、そのIDで連携可能ですが、持っていない場合でも申し込み画面から簡単に新規登録できます。
この口座連携によって、会社の経済状況の確認がスムーズに行えるようになっており、審査の迅速化にも寄与しています。
バクラクビジネスカードの申込手順4.
審査開始と結果通知
バクラクビジネスカードの申込手順4つ目は、審査開始と結果通知です。書類と口座情報が正しく提出されると、バクラクビジネスカードの審査がスタートします。

お役立ちコラム編集部
バクラクビジネスカードの審査結果は、登録したメールアドレス宛に通知されます。
問題がなければ、バーチャルカードは即時に発行され、オンライン上ですぐに利用可能となります。
バクラクビジネスカードのリアルカードを希望する場合は、審査完了後に改めて発行手続きを行い、最短で3日以内にカードが発送されます。
バクラクビジネスカードの審査基準
バクラクビジネスカードの審査基準は公開されていませんが、一般的な法人カードの審査項目から推測すると、以下のような要素が重要視されていると考えられます。
バクラクビジネスカードの審査ポイント1.法人の経営実績や財務状況
バクラクビジネスカードの審査ポイント1つ目は、法人の経営実績や財務状況です。企業の過去数年分の経営実績や決算状況は、信用判断の基本材料となります。

お役立ちコラム編集部
特に黒字経営を継続している法人は、バクラクビジネスカードの審査においても有利に働くとされています。
また、バクラクビジネスカード申込時に提出する登記簿謄本や決算書を通じて、企業の財務基盤や収益性なども確認されます。こうした情報をもとに、バクラクビジネスカードの利用限度額や与信枠が判断されます。
バクラクビジネスカードの審査ポイント2.代表者の信用情報
バクラクビジネスカードの審査ポイント2つ目は、代表者の信用情報です。バクラクビジネスカードでは、法人だけでなく代表者個人の信用情報も審査対象になることがあります。過去のクレジットカード利用歴、ローンの返済履歴、滞納や債務整理の有無などがチェックされる可能性があります。

お役立ちコラム編集部
法人としての実績があっても、代表者に信用リスクがあると、バクラクビジネスカード審査に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
バクラクビジネスカード発行にかかる時間
バクラクビジネスカードの審査は、非常に迅速に進められるのが特徴です。以下のようなスケジュール感で進行します。
バクラクビジネスカード審査にかかる時間の目安
- 最短:即日
- 通常:1~3営業日以内
バクラクビジネスカードの審査のここがポイント!

バクラクビジネスカードの審査スピードが早い背景には、オンライン完結型の申請フローと、銀行口座との連携によって迅速に信用情報を取得できる仕組みがあります。
ただし、提出書類に不備があった場合や、情報の整合性に問題があった場合は、確認に時間がかかり、バクラクビジネスカードの審査の時間が延びる可能性があります。
バーチャルカードとリアルカードの発行タイミング
- バーチャルカード:審査完了後に即時発行され、オンラインで利用開始可能
- リアルカード:審査通過後、別途申し込みが必要。最短3営業日で発送
ビジネスにスピードが求められる現代において、申請から利用開始までを最短で完結できる点は、バクラクビジネスカードの大きな魅力といえるでしょう。
以上、バクラクビジネスカードの申込審査と発行の流れを解説しました。バクラクビジネスカードは、オンライン完結の申込フローと、スピーディーな審査・発行体制を備えた法人向けカードです。申し込みには法人情報の入力と必要書類の提出、銀行口座の連携が求められますが、これらを正確に済ませれば、最短即日でバーチャルカードの利用が可能になります。
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審査においては、法人の経営実績や財務状況、代表者の信用情報がチェックされます。リアルカードも最短3日で発行されるため、オフラインでの決済が必要な場合にも対応可能です。
バクラクビジネスカードを検討している企業は、事前に必要書類を揃え、銀行口座の準備も整えておくことで、スムーズに審査・発行まで進めることができます。スピードと手軽さを求める法人にとって、バクラクビジネスカードは非常に優れた選択肢といえるでしょう。
次の章では、バクラクビジネスカードの審査落ち要因と対策について解説していきます。
バクラクビジネスカードの審査落ち要因と対策

バクラクビジネスカードは、スピーディーな発行とオンライン完結型の申し込みフローで、多くの法人や個人事業主に支持されています。

お役立ちコラム編集部
しかし、すべての申込者がバクラクビジネスカード審査を通過できるわけではなく、条件によっては審査に落ちてしまうケースもあります。
この章では、バクラクビジネスカードの審査に落ちる可能性がある要因と、その審査対策、さらに審査が不安な方向けの保証金プランについて詳しく紹介していきます。
バクラクビジネスカードの審査落ち3つの要因
まず、バクラクビジネスカードの審査に落ちてしまう主な具体的要因を3つ紹介していきます。
バクラクビジネスカードの審査落ち要因1:赤字経営・収益の不安定さ
バクラクビジネスカードの審査落ち要因1つ目は、赤字経営・収益の不安定さです。

お役立ちコラム編集部
法人の財務状況は、バクラクビジネスカードの審査において重要な評価ポイントとなります。
以下のようなケースは、バクラクビジネスカード審査においてマイナスに作用する可能性があります。
- 連続した赤字決算がある
- 売上の大幅な変動がある
- 多額の借入がある
こうした場合、企業の経営が安定していないと判断され、バクラクビジネスカードの利用によるリスクが高いと見なされることがあります。
バクラクビジネスカードの審査落ち要因2:事業主の信用情報に問題がある
バクラクビジネスカードの審査落ち要因2つ目は、事業主の信用情報に問題があることです。

お役立ちコラム編集部
法人向けのビジネスカードであっても、代表者の個人信用情報が審査に影響を与える場合があります。
特に以下のような履歴があると、バクラクビジネスカードの審査に不利になることがあります。
- 過去の債務整理(任意整理・自己破産など)
- クレジットカードやローンの支払い遅延歴
- 携帯電話料金の未納履歴
主な信用情報機関
指定信用情報機関のCIC
日本信用情報機構(JICC)指定信用情報機関
全国銀行個人信用情報センター
信用情報機関に記録された情報は、一定期間消えないため、過去の履歴がバクラクビジネスカード審査に影響を及ぼす可能性は十分にあります。
バクラクビジネスカードの審査落ち要因3:設立間もない法人や事業実態が不明確な場合
バクラクビジネスカードの審査落ち要因3つ目は、設立間もない法人や事業実態が不明確な場合です。

お役立ちコラム編集部
バクラクビジネスカードはスタートアップや個人事業主にも対応していますが、設立直後で事業実績が少ない場合は、信用判断が難しく審査が通らないこともあります。
特に、次のような状況はバクラクビジネスカードで審査落ちしてしまう要因となる可能性があります。
- 設立1年未満で決算実績がない
- 実店舗やオフィスがなく、事業実態が不明確
- 法人名義の銀行口座を持っていない
バクラクビジネスカードでは、こうした企業にも配慮した柔軟な対応があるものの、ある程度の事業基盤があるほうが審査を通過しやすいのは事実です。
バクラクビジネスカードの審査対策
つづいて以下に、バクラクビジネスカードの審査を通過するための具体的な対策を解説していきます。
バクラクビジネスカードに関連する記事:バクラクビジネスカードの料金・評判・口コミについて
バクラクビジネスカードの審査対策1:経営の安定性を示す工夫をする
バクラクビジネスカードの審査対策1つ目は、経営の安定性を示す工夫をすることです。バクラクビジネスカードの審査に通過しやすくするためには、法人としての信頼性を高める対策が重要です。以下のようなポイントに注意して準備を進めましょう。
- 法人名義の銀行口座を用意する
- 継続的な収益実績を積み重ねる
- 決算書を整備しておく
- オフィスを自宅以外に構える

お役立ちコラム編集部
特に、法人名義の銀行口座はバクラクビジネスカードの引き落としに必要となるため、早めに開設しておくことが望ましいです。
- 開業届を提出し、事業の公的な証明を得る
バクラクビジネスカードの審査対策2:代表者の信用情報を整える
バクラクビジネスカードの審査対策2つ目は、代表者の信用情報を整えることです。
- クレジットカードやローンの支払いを滞納しない
- 支払い履歴を継続的に積み上げる
- 他の借入がある場合は早めに返済する

お役立ちコラム編集部
バクラクビジネスカードでは、代表者の信用情報も評価対象となるため、個人としての信用を整えておくことも重要です。
こうした対応を続けていくことで、信用スコアを改善し、バクラクビジネスカードの審査通過率を高めることができます。
バクラクビジネスカードの保証金プラン
審査に自信がない場合でも、バクラクビジネスカードには「保証金プラン」という柔軟な選択肢があります。
バクラクビジネスカードの保証金プランとは

バクラクビジネスカードの利用枠に相当する金額を事前に預け入れることで、財務情報の提出や信用情報の審査を受けずにカードを発行することが可能です。
保証金プランのメリット
- 審査不要でバクラクビジネスカードを利用できる
- 起業直後の法人や個人事業主でも利用可能
- 従業員1人の法人でも問題なく申し込み可能
- 保証金額に応じて利用限度額を設定できる
保証金プランの注意点
- 保証金はバクラクビジネスカード利用中、返還されない
- 利用限度額は保証金額が上限となる
- 将来的に限度額を引き上げるには別途審査が必要
事業が成長していけば、財務書類を提出することで限度額の増枠も可能です。バクラクビジネスカードは、こうした柔軟な仕組みにより、審査に不安を感じる事業者でも使いやすい環境が整っています。
以上、バクラクビジネスカードの審査落ち要因と対策を解説しました。バクラクビジネスカードの審査では、法人の財務状況や代表者の信用情報、事業の実態などが評価されます。赤字経営や設立間もない法人、信用情報に不安がある事業主は、審査に落ちる可能性がありますが、法人名義の銀行口座の開設やオフィス設置、開業届の提出といった対策を取ることで、審査通過の可能性を高めることができます。
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バクラクビジネスカードに関連する記事:バクラクビジネスカードとは?機能、特徴やメリット
また、バクラクビジネスカードには保証金プランが用意されており、審査なしでバクラクビジネスカードを使い始めることも可能です。このバクラクビジネスカードの保証金プランは、起業直後の企業や個人事業主にとって非常に有用であり、柔軟な資金管理を実現するうえで心強い選択肢となるでしょう。
まとめ

バクラクビジネスカードは、法人や個人事業主に向けた利便性の高いビジネスカードで、経理業務の効率化を実現したい方にとって非常に有用な選択肢です。バクラクビジネスカードは、他のビジネスカードと比較してもオンラインで申し込みが完結し、最短即日での発行が可能な点が大きな特徴です。また、利用明細と経費精算システムとの連携がスムーズで、経費管理の手間を大幅に削減できる点も評価されています。
バクラクビジネスカードに関連する記事:バクラクビジネスカードのメリット・デメリット|審査基準や申し込みの流れも解説
一方で、バクラクビジネスカードには審査があるため、赤字経営や信用情報に問題がある場合は審査に落ちる可能性があります。
バクラクビジネスカードのここがポイント!

ただし、バクラクビジネスカードには保証金プランという柔軟な仕組みがあり、審査に不安がある方でも利用を開始できるようにもなっています。
バクラクビジネスカードは、スタートアップ企業や小規模法人、個人事業主まで幅広い事業者のニーズに応えるカードです。今後の事業拡大に向けて、バクラクビジネスカードを活用し、効率的な経費管理とスムーズな資金運用を目指しましょう。