バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いを徹底比較!あなたはどっち?

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2025年7月15日
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ビジネスにおけるキャッシュフロー改善や経費管理の効率化を図る手段として、法人カードの導入は今やスタンダードとなりつつあります。中でも、近年注目を集めているのが「バクラクビジネスカード」と「UPSIDER」の2枚の法人カードです。どちらも年会費無料で導入しやすく、スタートアップや中小企業に人気がありますが、そのスペックや使い勝手には明確な違いがあります。「バクラクビジネスカード」と「UPSIDER」どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

お役立ちコラム編集部

本記事では、「バクラクビジネスカード」と「UPSIDER」それぞれの基本スペックから特徴、メリット、デメリットの違いまで徹底的に比較解説していきます。

「バクラクビジネスカード」と「UPSIDER」の単なる表面的な比較ではなく、実際の利用シーンを想定したうえで、どちらの法人カードが自社にフィットするのかを見極められる内容になっています。

「バクラクビジネスカード」と「UPSIDER」のどちらを選べばよいのか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。あなたに最適なビジネスカード選びをサポートします。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違い|概要・スペック

バクラクビジネスカードとUPSIDERは、いずれも法人・個人事業主向けに提供されているビジネスカードで、年会費無料で利用できる点が共通していますが、対象とする企業のフェーズや機能面にはそれぞれ違いがあります。

この章では、バクラクビジネスカードとUPSIDERの概要から、スペックの違いを詳細に解説していきます。あなたにとって、バクラクビジネスカードとUPSIDERどちらが最も適した選択肢であるか見極めていきましょう。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの概要の違い

まず、バクラクビジネスカードとUPSIDERそれぞれの概要から見ていきましょう。

バクラクビジネスカード

出典:バクラクビジネスカード

バクラクビジネスカードは、経費精算業務の自動化を重視する企業に適したカードです。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードでは、AIを活用した明細仕訳や、経費レポートの自動作成といった機能が強化されており、経理の負担を軽減したい企業にとって有力な選択肢となります。

また、カードの利用範囲を取引先単位で細かくコントロールできるため、不正利用や無駄な支出を防ぐ仕組みも備わっています。

バクラクビジネスカードの基本情報

  • 年会費:永年無料

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いに関連する記事:従来の法人カードとは何が違うのか?UPSIDER vs バクラクビジネスカード

  • 追加カード:あり
  • 利用可能枠:一律の上限設定なし(利用実績や審査により変動)
  • ポイント還元率:1.0%もしくは1.5%キャッシュバック
  • 国際ブランド:VISA
  • 付帯保険:海外旅行傷害保険


UPSIDER

画像引用:UPSIDER公式HP

UPSIDERは急成長を目指す企業やスタートアップ向けに開発された法人カードです。

お役立ちコラム編集部

特に資金調達力のある企業にとって魅力的なのが、最大10億円という圧倒的な利用限度額で、規模の大きなプロジェクトや広告出稿などの高額決済にも柔軟に対応できます。

さらに、特定のプランでは審査を必要とせずにカードを発行できる点も、創業間もない企業にとって大きなメリットです。

UPSIDERの基本情報

  • 年会費:永年無料
  • 追加カード:あり
  • 利用可能枠:最大10億円
  • ポイント還元率:1.0%~
  • 国際ブランド:VISA

お役立ちコラム編集部

このように、バクラクビジネスカードとUPSIDERは、同じ法人カードでありながらも用途や強みが異なっており、企業のニーズに応じて選ぶことが重要です。

  • 電子マネー決済:Suica対応

バクラクビジネスカードとUPSIDERの基本スペックの違い

つづいて、バクラクビジネスカードとUPSIDER両者の基本スペック、追加カードの仕様、決済機能などを詳しく見ていきましょう。

まず、バクラクビジネスカードは、AIを活用した経費管理機能や柔軟な利用制限機能を搭載し、企業の経理負担を大幅に軽減するカードです。バクラクビジネスカード申込時には登記簿謄本などの提出が必要となり、審査はやや厳しめです。

お役立ちコラム編集部

しかしその分、海外旅行傷害保険や高額な不正利用補償など、手厚い付帯保険が魅力です。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの基本スペックの比較表

項目 バクラクビジネスカード UPSIDER
年会費 永年無料 永年無料
必要書類 登記簿謄本、本人確認書類、委任状(必要な場合) 顔写真付き身分証、委任状(必要な場合)
審査・発行期間 審査完了後、最短当日バーチャル発行、リアルカードは最短3日 審査完了後、最短当日バーチャル発行、リアルカードは最短3日
国際ブランド VISA VISA
付帯保険 不正利用補償:最高2,000万円
海外旅行傷害保険:最高3,000万円(リアルカードのみ)
不正利用補償:最高2,000万円(海外旅行保険なし)

お役立ちコラム編集部

一方、UPSIDERはスピードと利便性を重視した設計で、必要書類は顔写真付きの本人確認書類のみという手軽さが特徴です。発行手数料は無料で、審査も迅速な点が魅力です。

また、UPSIDERの最短当日でバーチャルカードが利用可能になる点は、スピード感を求めるスタートアップ企業にとって大きな魅力といえるでしょう。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの追加カードの違い

追加カードについては、バクラクビジネスカードもUPSIDERも発行枚数に制限はなく、必要に応じて何枚でも発行できます。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードではバーチャルカードの発行は無料ですが、リアルカードについては1枚ごとに1,540円(税込)の発行手数料がかかります。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの追加カードの比較表

項目 バクラクビジネスカード UPSIDER
バーチャルカード 無料 無料
リアルカード 1,540円(税込)/枚 無料
発行枚数制限 無制限 無制限

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いを徹底比較!UPSIDERの追加カードのポイント!

税理士_依頼_おすすめのポイント

UPSIDERでは追加カードの発行自体がすべて無料で、リアルカード・バーチャルカードのいずれもコストがかかりません。

このため、コストをできる限り抑えたい企業にとっては、UPSIDERの方が使いやすいと感じられるケースもあるでしょう。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの決済スペックの違い

バクラクビジネスカードは、利用可能枠が一律に決まっているわけではなく、企業の利用状況や成長フェーズに応じて柔軟に設定されます。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードでは、実際に5億円以上の利用実績もあり、大規模な取引にも対応可能です。

また、用途別にカード利用を制限できる機能が備わっており、部署別や取引先ごとの予算管理を徹底したい企業に向いています。支払い方法は後払い式で、決済締め日と引き落とし日が明確に設定されています。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの決済スペックの比較表

項目 バクラクビジネスカード UPSIDER
利用限度額 柔軟に対応(5億円以上の実績あり) 最大10億円
支払い方式 後払い式 プリペイド式・後払い式
利用制限機能 取引先ごとの利用制限可 用途別に柔軟な制限機能あり
ポイント還元率 最大1.5%(キャッシュバック形式) 1.0%〜(キャッシュバック形式)

UPSIDERは最大10億円という圧倒的な利用枠を提供しており、資金力のある急成長企業にとっては非常に魅力的です。

お役立ちコラム編集部

支払い方式はプリペイド式・後払い式の両方に対応しているため、企業の資金繰りやニーズに応じた使い分けが可能です。

UPSIDERカードの利用に応じて1.0%以上の還元を受けることができ、経費の削減にも貢献します。

以上、バクラクビジネスカードとUPSIDERの概要とスペックの違いを解説しました。バクラクビジネスカードとUPSIDERは、それぞれ異なる強みを持つ法人向けカードです。バクラクビジネスカードは、経費精算の自動化や海外旅行保険の付帯など、管理機能や保障面を重視する企業に最適です。利用制限機能や後払い方式による計画的な資金運用もバクラクビジネスカードの魅力のひとつといえます。

一方、UPSIDERは、迅速な導入と高額な利用枠、発行手数料無料という柔軟性の高さが評価されています。スピード感を求めるスタートアップ企業や、資金需要の多い成長企業にとっては、UPSIDERの仕様が大きな後押しとなるでしょう。

バクラクビジネスカードとUPSIDERそれぞれのカードが提供するスペックは近年のビジネス環境に適応しており、どちらがより適しているかは企業の目的や運用方針によって異なります。バクラクビジネスカード、もしくはUPSIDERの導入を検討する際は、自社のニーズに最もフィットするカードを見極め、ビジネスの加速に役立てましょう。

次の章では、バクラクビジネスカードとUPSIDERの特徴の違いを見ていきましょう。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違い|特徴

バクラクビジネスカードとUPSIDERは、どちらも法人向けに提供されているビジネスカードでありながら、それぞれに独自の特徴を持っています。

お役立ちコラム編集部

企業の規模や目的に応じて適したカードは異なるため、導入を検討する際はバクラクビジネスカードとUPSIDER両者の特徴を十分に比較することが重要です。

この章では、バクラクビジネスカードとUPSIDERそれぞれの代表的な特徴を紹介し、その違いを明確に解説していきます。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの特徴の違い比較表

項目 バクラクビジネスカード UPSIDER
決済制限機能 取引先、金額、期間、通貨で柔軟に制限可能 用途別の柔軟な管理機能あり
領収書管理 専用アプリからアップロード、電子帳簿保存法対応 電子帳簿保存には非対応(2025年7月時点)
自動仕訳機能 AIによる自動仕訳、インボイス対応 会計ソフト連携で明細自動反映
与信枠 柔軟に設定(最大5億円以上の実績あり) 最大10億円の与信が可能
発行スピード バーチャル:最短当日/リアル:最短3日 バーチャル:最短当日/リアル:最短3日
会計連携 一部ソフトと連携 多くのクラウド会計ソフトとリアルタイム連携

バクラクビジネスカードの特徴

バクラクビジネスカードは、主に経費管理や業務効率化を目的として導入されることが多く、企業の経理業務を支援する高度な機能を備えています。

バクラクビジネスカードの特徴1.柔軟な決済制限機能

バクラクビジネスカードの特徴1つ目は、柔軟な決済制限機能です。バクラクビジネスカードでは、カードごとに「決済先」「利用上限額」「使用期間」「通貨」など、複数のパラメータを細かく制限することが可能です。

お役立ちコラム編集部

これにより、部署やプロジェクト単位での予算管理が簡単にでき、無駄な支出や不正使用の防止にもつながります。

利用制限の設定や変更はすべてオンライン上で行えるため、管理者の負担も少なく、スピーディーな対応が可能です。

バクラクビジネスカードの特徴2.専用アプリによる領収書管理

バクラクビジネスカードの特徴2つ目は、専用アプリによる領収書管理です。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードは、専用のスマートフォンアプリを提供しており、経費精算に必要な領収書をその場で撮影・アップロードすることができます。

外出先や移動中でも簡単に処理が可能なため、オフィスに戻る必要がなく、従業員の事務作業を大幅に軽減します。一括で最大100件までのアップロードが可能で、電子帳簿保存法にも対応しており、紙の保管が不要となる点も大きな魅力です。

バクラクビジネスカードの特徴3.AIによる仕訳の自動化

バクラクビジネスカードの特徴3つ目は、AIによる仕訳の自動化です。もうひとつの大きな特徴は、AIによる仕訳自動化機能です。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードでは、過去の仕訳履歴を学習し、各企業のルールに沿った自動仕訳を行うことが可能です。

インボイス制度に対応した機能も備えており、登録番号の自動チェックや税区分の自動判定といったアラート機能も搭載されています。これにより、ミスのリスクを最小限に抑えつつ、正確な帳簿管理を実現します。

UPSIDERの特徴

一方、UPSIDERは、スピード感や資金力を重視する企業向けに設計されており、特にスタートアップや成長フェーズにある企業にとって魅力的な特徴を備えています。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いに関連する記事:法人カードの選び方!比較方法や導入時の注意点も解説

UPSIDERの特徴1.最大10億円の利用限度額

UPSIDERの特徴1つ目は、最大10億円の利用限度額です。UPSIDERは、業界屈指の与信枠を誇り、最大で10億円の利用限度額を設定できます。これは、独自の審査モデルに基づいており、企業の銀行口座の入出金履歴や残高などをもとにスコアリングされる仕組みです。

お役立ちコラム編集部

従来のように財務諸表や売上実績だけに依存することなく、将来性を評価した柔軟な与信判断が可能です。

また、利用実績に応じて自動的に与信枠が拡大されるケースもあります。

UPSIDERの特徴2.スピーディーなカード発行

UPSIDERの特徴2つ目は、スピーディーなカード発行です。UPSIDERのもう一つの大きな特長は、Web上ですべての申し込み手続きが完結するという点です。必要書類は顔写真付きの本人確認書類(代表者以外の場合は委任状も必要)のみで、登記簿や決算書の提出は不要です。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違い!UPSIDERのここがポイント!

税理士_依頼_おすすめのポイント

審査完了後、UPSIDERのバーチャルカードは最短当日に利用開始が可能で、リアルカードは最短3日で届きます。

これにより、急ぎでUPSIDERを法人カードとして導入したい場合にも非常に便利です。

UPSIDERの特徴3.会計ソフトとのリアルタイム連携

UPSIDERの特徴3つ目は、会計ソフトとのリアルタイム連携です。UPSIDERは、freeeマネーフォワードなど主要なクラウド会計ソフトとのAPI連携に対応しており、利用明細がリアルタイムで反映される仕組みになっています。

お役立ちコラム編集部

従来の法人カードのように明細確定まで時間がかかることがないため、常に最新の取引状況を把握することができ、月次決算や資金繰りの管理が圧倒的にスムーズになります。

以上、バクラクビジネスカードとUPSIDERの特徴の違いを解説しました。バクラクビジネスカードとUPSIDERは、法人カードとしての基本機能に加え、それぞれ異なる特長を持っています。バクラクビジネスカードは、きめ細かな決済制限機能やAIを活用した仕訳自動化、スマホによる経費精算など、経理業務の効率化と正確性を追求したい企業に向いています。

一方、UPSIDERは、圧倒的な利用限度額や迅速な審査・発行、クラウド会計ソフトとのリアルタイム連携を重視した設計で、特に急成長中の企業やスタートアップにおすすめです。

お役立ちコラム編集部

導入を検討する際には、自社が求める機能や目的に照らし合わせて、バクラクビジネスカードとUPSIDERのどちらがより適しているかを判断することが重要です。

バクラクビジネスカードとUPSIDER両者ともに、現代のビジネス環境にマッチした強力なツールであることに間違いはありません。

次の章では、バクラクビジネスカードとUPSIDERのメリットの違いを詳しく解説していきます。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違い|メリット

バクラクビジネスカードとUPSIDERは、いずれも法人向けに特化したハイスペックなビジネスカードですが、それぞれが提供するメリットには明確な違いがあります。

この章では、バクラクビジネスカードとUPSIDER両者のカードが持つ代表的なメリットを比較し、自社のニーズに合ったカード選びの参考になるよう詳しく解説していきます。

バクラクビジネスカードとUPSIDERのメリットの違い比較表

項目 バクラクビジネスカード UPSIDER
経費処理の効率化 AIで明細と証憑を自動照合 スマホで10秒証憑登録
会計ソフト連携 API/CSVで幅広いソフトと連携可 クラウド会計とリアルタイム連携
権限設定 組織単位で詳細な閲覧設定可 権限管理は一括設定式
追加カード バーチャル無料、リアルは有料 バーチャルもリアルも無料で無制限
経費申請との連携 バクラク申請・精算との一体運用可 証憑管理システムと連携可能
法令対応 インボイス制度・電子帳簿保存法対応 自動判定機能で法令に対応

バクラクビジネスカードの主なメリット

まず、バクラクビジネスカードの主な4つのメリットを見ていきましょう。

バクラクビジネスカードのメリット1.カード明細と証憑をAIで自動照合

バクラクビジネスカードのメリット1つ目は、カード明細と証憑をAIで自動照合できることです。バクラクビジネスカードは、AIを用いてカード利用明細と領収書を自動で照合する機能を提供しています。

お役立ちコラム編集部

領収書のアップロードはスマートフォンから簡単に行え、最大100件まで一括で処理できるため、出張や会食などの経費申請にかかる手間を大幅に削減できます。


これにより、手作業による確認作業が不要になり、人為的ミスのリスクを軽減しながら処理スピードの向上にも寄与します。特に経理部門にとっては、膨大な照合作業から解放される大きなメリットです。

バクラクビジネスカードのメリット2.幅広い会計ソフトとの連携

バクラクビジネスカードのメリット2つ目は、幅広い会計ソフトとの連携です。

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バクラクビジネスカードは、freeeやマネーフォワードをはじめとしたさまざまなクラウド会計ソフトとAPI連携が可能です。

CSV形式での出力にも対応しており、ソフトウェアとのデータ連携が非常にスムーズに行えます。
これにより、会計データの手入力や転記作業が不要になり、業務効率の向上とデータの正確性向上が両立できます。特に仕訳形式での連携に対応している点が経理担当者に好評です。

バクラクビジネスカードのメリット3.組織単位での柔軟な権限設定

バクラクビジネスカードのメリット3つ目は、組織単位での柔軟な権限設定ができることです。バクラクビジネスカードでは、各カードの所有者と明細閲覧者を個別に設定することが可能です。

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これにより、組織内の役職や業務範囲に応じて閲覧権限を制限し、情報の機密性を保ちながら適切な管理が行えます。


また、各カードに対して利用制限や一時停止を設定できるため、セキュリティ面でも安心です。利用状況や管理履歴はすべてオンラインで可視化されており、管理者の業務効率化に大きく貢献します。

バクラクビジネスカードのメリット4.経費申請の一元管理が可能

バクラクビジネスカードのメリット4つ目は、経費申請の一元管理ができることです。バクラクビジネスカードは、関連サービスである「バクラク申請」「バクラク経費精算」とのシームレスな連携により、経費申請を一元管理できます。これにより、立替金や仮払金、購買申請といったあらゆる経費処理をワンストップで管理可能になります。

お役立ちコラム編集部

特に、バクラクビジネスカードの利用明細と事前の稟議申請を紐づけて管理できるため、予算消化率の可視化や予算オーバーの予防に役立ちます。

バクラクビジネスカードにより、経費の透明性と内部統制の強化を図ることができます。

UPSIDERの主なメリット

つづいて、UPSIDERの主な3つのメリットを見ていきましょう。

UPSIDERのメリット1.無料でカードを何枚でも発行可能

UPSIDERのメリット1つ目は、無料でカードを何枚でも発行できることです。UPSIDERは、リアルカード・バーチャルカードともに追加発行がすべて無料という点が大きな特徴です。社員の数だけ必要なカードを配布できるだけでなく、プロジェクトや取引先ごとに専用カードを発行して運用することも可能です。

お役立ちコラム編集部

UPSIDERでは、カード発行に費用がかからないため、コストを抑えつつ柔軟なカード運用が実現できます。

また、発行枚数に制限がないため、今後の組織拡大にも対応しやすい仕様となっています。

UPSIDERのメリット2.電子帳簿保存法・インボイス制度に対応

UPSIDERのメリット2つ目は、電子帳簿保存法・インボイス制度に対応していることです。UPSIDERは、法令対応面においても高いレベルの機能を備えています。アップロードされた証憑はAIが自動的に内容を解析し、電子帳簿保存法の要件を満たしているかを自動で判定します。

お役立ちコラム編集部

さらに、インボイス制度に対応しており、国税庁のデータベースと照合して適格請求書発行事業者かどうかを即座に確認できます。


これにより、帳簿保存や税区分の適正管理を簡単に行うことができ、法令遵守の負担が軽減されます。

UPSIDERのメリット3.証憑登録がスマホで最短10秒

UPSIDERのメリット3つ目は、スマホアプリから証憑を10秒で登録できることです。UPSIDERのスマホアプリでは、領収書の撮影から登録までを最短10秒で完了できます。

お役立ちコラム編集部

これにより、従業員がスキマ時間にサッと証憑を提出できるようになり、登録漏れの防止や証憑管理の簡略化につながります。

リアルタイムで経理側にデータが届くことで、月次処理のスピードアップや経理負担の軽減にも直結します。証憑の正確性と即時性を両立する、現場にも経理にも嬉しいUPSIDERの機能です。

以上、バクラクビジネスカードとUPSIDERのメリットの違いを解説しました。バクラクビジネスカードとUPSIDERは、いずれも高機能な法人カードですが、それぞれが提供するメリットの方向性には明確な違いがあります。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードは、AIによる経費処理の自動化、会計ソフトとの高精度な連携、そして申請システムとの統合による一元管理など、経理部門全体の業務効率化を目的とする企業に非常に適しています。

また、細やかな権限設定やセキュリティ対策も充実しており、組織的な統制を重視する企業にもおすすめです。

一方のUPSIDERは、カード発行の自由度やコストパフォーマンス、法令対応やモバイル活用による現場の使いやすさに重点を置いた設計が特徴です。

お役立ちコラム編集部

特にスピード感を重視したい成長企業や、柔軟な経費運用を求めるスタートアップにとっては、非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

バクラクビジネスカードとUPSIDERどちらのカードも、法人経費のデジタル化・効率化に向けた有力なツールであり、企業の体制や業務フローに応じて最適な1枚を選ぶことが成功への第一歩となります。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いに関連する記事:おすすめの法人・ビジネスカード17選比較|種類や選び方などを紹介

次の章では、バクラクビジネスカードとUPSIDERのデメリットの違いも詳しく解説していきます。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違い|デメリット

バクラクビジネスカードとUPSIDERはいずれも高機能な法人カードですが、利用に際してはいくつかの注意点も存在します。

お役立ちコラム編集部

この章では、バクラクビジネスカードとUPSIDER両カードのデメリットについて、比較表とあわせてわかりやすく整理し、それぞれの弱点を明確にしていきます。

バクラクビジネスカードとUPSIDERどちらを選ぶにしても、自社の課題と照らし合わせて、あらかじめ把握しておくことが重要です。

バクラクビジネスカードとUPSIDERのデメリットの違い比較表

項目 バクラクビジネスカード UPSIDER
リアルカードの発行手数料 有料(1枚1,540円) 無料
追加サービス 一部有料(経費精算等) 基本無料
申込時の提出書類 登記簿謄本などが必要 身分証明書のみで申請可能
海外旅行保険 付帯(リアルカードのみ) 非対応
プリペイド式の資金拘束 なし(後払い型) チャージが必要な場合あり
サポート体制 法人向け窓口あり プランによって差あり

バクラクビジネスカードの主なデメリット

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いに関連する記事:バクラクビジネスカードを検証レビュー!法人カード・ビジネスカードの選び方も紹介

まず、バクラクビジネスカードのデメリットを見ていきましょう。

バクラクビジネスカードのデメリット1.リアルカード発行にコストがかかる

バクラクビジネスカードのデメリット1つ目は、リアルカード発行にコストがかかることです。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードは、バーチャルカードの発行は無料ですが、リアルカードの発行には1枚あたり1,540円(税込)の手数料がかかります。

従業員が多く、バクラクビジネスカードのリアルカードを複数枚発行する必要がある企業では、コストが積み上がる点に注意が必要です。

バクラクビジネスカードのデメリット2.追加サービスの利用には別料金が必要な場合も

バクラクビジネスカードのデメリット2つ目は、追加サービスの利用には別料金が必要な場合もあることです。

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードの真価は「バクラク申請」「バクラク経費精算」などの追加ツールとの連携によって発揮されますが、これらのサービスはすべて無料で使えるわけではありません。

一部は別契約・別料金となるため、バクラクビジネスカードの利用の幅を広げるにはコスト増となる可能性があります。

バクラクビジネスカードのデメリット3.申込時の提出書類がやや多め

バクラクビジネスカードのデメリット3つ目は、申込時の提出書類がやや多めなことです。バクラクビジネスカードの申し込みには、登記簿謄本や本人確認書類、場合によっては委任状の提出が必要となります。導入を急ぎたい企業にとっては、準備にやや時間と手間がかかる点がネックとなるかもしれません。

UPSIDERの主なデメリット

つづいて、UPSIDERの3つのデメリットを解説していきます。

UPSIDERのデメリット1.海外旅行保険が付帯していない

UPSIDERのデメリット1つ目は、海外旅行保険が付帯していないことです。

お役立ちコラム編集部

UPSIDERは、不正利用補償はあるものの、海外旅行傷害保険が付帯していない点がデメリットとして挙げられます。

海外出張や海外取引が多い企業では、万が一に備えた保険が必要となる場合があるため、他の保険との併用を検討する必要があります。

UPSIDERのデメリット2.プリペイド式の資金拘束が発生する場合がある

UPSIDERのデメリット2つ目は、プリペイド式の資金拘束が発生する場合があることです。

お役立ちコラム編集部

UPSIDERは、プリペイド式と後払い式の両方に対応していますが、プリペイド式を選んだ場合は事前に資金をチャージする必要があります。

資金を固定化する形になるため、キャッシュフローの柔軟性を重視する企業にとっては使いづらさを感じる可能性があります。

UPSIDERのデメリット3.プランによってはサポート体制が限定的

UPSIDERのデメリット3つ目は、プランによってはサポート体制が限定的であることです。UPSIDERでは、すべての企業に専任の担当者がつくわけではありません。

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違い!UPSIDERのサポート体制で気をつけておきたい注意点

税理士_依頼_おすすめの注意点

UPSIDERのサポートの手厚さはプラン内容によって異なるため、トラブル時や設定時などサポートを必要とするケースにおいて、期待するサポートが受けられない可能性に注意が必要です。

以上、バクラクビジネスカードとUPSIDERのデメリットを解説しました。バクラクビジネスカードとUPSIDERは、いずれも優れた法人カードですが、それぞれに注意すべきポイントがあります。バクラクビジネスカードは、リアルカードの発行コストや申込時の手続きがやや手間に感じられる点、連携機能の一部が有料である点が主なデメリットです。

一方、UPSIDERは、海外旅行保険の非対応や、プリペイド式の制約、プランによってサポートの質が異なる点が課題といえます。

バクラクビジネスカードとUPSIDERどちらのカードも、自社のニーズに対して過不足がないかを見極めたうえで導入を検討することで、より満足度の高い経費管理体制を構築できるでしょう。

まとめ

バクラクビジネスカードとUPSIDERは、どちらも法人の経費管理を効率化するための高機能なビジネスカードですが、特徴やメリットには明確な違いがあります。

バクラクビジネスカードは、AIを活用した仕訳自動化や経費精算機能の一元管理など、日々の経理業務を効率化したい企業に向いています。

バクラクビジネスカードがおすすめの企業

  • 経費精算業務を効率化したい企業
  • 会計ソフトとの連携を重視する企業
  • 部門別にカードを管理したい企業

バクラクビジネスカードとUPSIDERの違いに関連する記事:バクラクビジネスカードを競合・類似製品と比較

  • AIによる自動仕訳機能を導入したい企業

一方、UPSIDERは、最大10億円の利用限度額やスピーディーなカード発行、無料で何枚でも発行できる点が強みで、成長スピードの速いスタートアップや、柔軟な資金運用を求める企業に適しています。

UPSIDERがおすすめの企業

  • 資金調達や事業拡大を急ぎたいスタートアップ
  • 高額な利用枠を必要とする企業
  • リアルカードもバーチャルカードも無料で多数発行したい企業
  • 電子帳簿保存法・インボイス制度対応を重視する企業

お役立ちコラム編集部

バクラクビジネスカードや、UPSIDERの導入を検討する際は、自社の規模や事業フェーズ、必要な機能に応じて最適なカードを選ぶことが重要です。

それぞれの強みを活かせる環境で使うことで、バクラクビジネスカードもUPSIDERも、経営の効率化や業務のスピードアップに大きく貢献するでしょう。